宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋は金沢市より車で一時間ほどの場所に位置し、UFOを思わせるドーム状の外観やロケットを配置した外観に特色があります。施設内部は宇宙に関するさまざまな資料が展示されている宇宙科学展示室と、宇宙に関する映像が常時上映されているコスモシアター、そしてオリジナルグッズが販売されているショップとで構成されています。宇宙関係において国内では他に例を見ないほど充実し、知的好奇心を十分に満足させてくれる、展示内容で遠方からも多くの人々が訪れています。
歴史
宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋が開館した経緯として、羽咋市がUFOの町として知られていた点があります。昔から「そうはちぼん」と呼ばれる仏具が空から降ってきたという伝説が伝えられ、宇宙に対する市民の関心も高い事実がありました。このような中で広く人々に宇宙に関する知識を深めてもらいたいと、宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋は1996年に開館しました。NASAの特別協力のもと膨大な宇宙に関する資料が集まり、実際に飛行したものが数多く展示され本格的な博物館となっています。
見どころ
宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋の最大の見どころは、旧ソ連時代実際に飛行したヴォストーク帰還用宇宙カプセルといえます。詳細に見てみると宇宙から大気圏へと入る際にできた焦げ付きの跡が残っており、本物であることを感じさせてくれます。さらには珍しいUFOのデータベースが閲覧できたり、本物の隕石も展示されており、こちらも見どころの一つです。コスモシアターで上映されている壮大な映像も迫力があり、宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋は1日中楽しめる見どころ満載のスポットといえます。