サンドバーはハワイのオアフ島の北東に位置しているカネオヘ湾沖で見ることができます。サンドバーとは、日本では砂州と言われ、潮の満ち干きによって、くるぶしくらいまで水位が下がってできる浅瀬のことを言います。干潮時のわずかな時間のにだけぽっかりと現れることから、「幻の島」と呼ばれています。時期や季節によって異なりますが、潮が引いて浅瀬が完全に海面から出て真っ白な砂浜だけが残ることもあります。島までは、自分の船やカヤックで行くか、あるいはツアーに参加して上陸します。日本人にも評価の高い観光地なので様々なツアーが企画されています。
見どころ
サンドバーの正体は、およそ1億年ほど前に地震によって噴火口が隆起し、長い年月の間、サンゴの細かい砂が堆積してできたものです。サンドバーが真っ白なのは、サンゴ礁でできた島だからです。ここは、フラの女神であるラカが火の神ペレにフラを捧げたと言われる場所で、フラの聖地でありヒーリングスポットとしても知られています。日本でも、有名なCMにこの場所が使われるなど、エメラルドグリーンの海に囲まれたこの島の美しさは、世界中の人々から愛されています。サンドバーでは、シュノーケリングやダイビングが楽しめます。ダイビングでは、野生のウミガメが生息しているタートル・リーフまで潜ることができます。日本人インストラクターが案内してくれるので、ダイビングに慣れていない人でも安心してウミガメの観察ができます。