マジックアイランドは島ではなく、アラモアナビーチパーク内に人工的に作られた公園で、エリアの先端にはビーチと穏やかな海が広がっています。公園内は芝生になっていて舗装された小路が敷地内を通っているので、海を見ながら散歩やジョギングをするのに最適な場所です。ワイキキからのアクセスも便利でアラモアナショッピングセンターからも近く、公共の駐車場があるためレンタカーを利用して訪れるのにも適しています。のんびりとした雰囲気が漂っているので静かに景色を眺められるスポットです。
歴史
このあたりは1920年代ごろまでは、やしの木が育ち葦が生い茂っている湿地帯でした。その後1931年に開発が始まり、1934年には当時の大統領フランクリン・ルーズベルトが出席する中でモアナ・パークの開園式が行われました。その後名称はアラモアナ・パークに変わり、1960年代にはリゾートエリアとして東側のエリアが整備され、これが現在のマジックアイランドとなっています。当初はホテルを建てる計画もあったのですが、計画は中止になり公的な公園として利用されています。
見どころ
マジックアイランドは人も少なく、穏やかなビーチで水遊びを楽しむファミリーやのんびり釣りや昼寝をする人など、それぞれの過ごし方ができます。ここから眺める美しいサンセットは絶景で、見事な風景が撮影できる場所でもあります。静かな時間が過ごせる公園ですが、独立記念日には花火が打ち上げられるので、たくさんの見物客でにぎわいます。1年の中でこの日だけはマジックアイランド内でキャンプができるので、敷地内には多くのテントが張られてバーベキューをする姿などが見られます。