ワイメアの滝は、ワイメア渓谷公園の中にあり、アメリカのテレビシリーズ「LOST」が撮影された場所でもあります。
ワイメアの滝までは、ワイメア渓谷公園の入口から歩いて30分程度で、滝壺で泳ぐことも可能です。
ワイメア渓谷公園の園内には、5,000種類ほどの熱帯植物や遺跡があり、ワイメアの滝までの30分を、
大きな木々に囲まれて、熱帯植物を見ながら歩いていくことができます。
歴史
ワイメアの滝のあたりには、昔はハワイアンの集落が広がっていました。
ワイメアの滝があるワイメア渓谷は、11世紀頃に当時のオアフ島の首長が高位の神官に与えたものです。
その後神官の子孫がこの地を継いで統治し、1873年にカメハメハの神官が亡くなるまで、8世紀以上も神官が統治しきた土地になります。
そのため、ワイメア渓谷は、「神官たちの渓谷」とも呼ばれています。
また、カメハメハ大王が亡くなるときに、その傍に付き添ったスピリチュアルアドバイザーが住んでいるところでもあります。
見どころ
自然・歴史公園「ワイメア・ヴァレー・オーダボン・センター」は、ワイメアの自然を利用して、鳥や熱帯植物を見ることができる公園です。
公園の周辺には、古代神殿の「ハレ・オ・ロノ」跡があり、現在は当時の姿を再現してあります。
また、公園の中にも「アフ・ポハク」と呼ばれる「路傍の祭壇」が見つかっています。
公園には、古代を想起できるさまざまな遺跡が残されていますので、ワイメアの滝だけでなく、公園内の遺跡もぜひ見て回ってはいかがでしょうか。