アリゾナ記念館は、1941年に日本海軍(大日本帝国海軍)の真珠湾(パールハーバー)襲撃により、沈没した戦艦アリゾナとその乗組員を慰霊する施設で、オアフ島にあります。
アリゾナ記念館は、水没した戦艦アリゾナの上に建っているため、記念館の上から沈んだ戦艦アリゾナが見えます。
戦艦アリゾナからは、今でもオイルが漏れていて、アリゾナの涙と呼ばれています。
アリゾナ記念館には毎年100万人以上の人が訪れていますが、アリゾナ記念館ビジターセンターとアリゾナ記念館のアクセスは、アメリカ海軍が運行するボートのみとなっていて、このボートの数にあわせてアリゾナ記念館への入場は毎日4,500人までと制限されています。
歴史
戦艦アリゾナには、1,177人の乗組員がいて、そのうち1,102人が戦艦アリゾナとともに海に沈み、今も眠っています。
アリゾナ記念館の開設は1962年で、1966年にアメリカの国家歴史登録財に登録されました。
1980年にはアリゾナ記念館ビジターセンターが開設され、アリゾナ記念館と陸上との行き来や真珠湾(パールハーバー)攻撃の資料を展示しています。
戦艦アリゾナは、1989年に国定歴史建造物に指定されました。
見どころ
アリゾナ記念館の一番奥には、真珠湾(パールハーバー)攻撃で戦死した戦艦アリゾナの乗組員全員の名前を大理石の壁に刻んだ慰霊スペースがあります。
アリゾナ記念館ビジターセンターの入口には、戦艦アリゾナの錨がひとつと、鐘がひとつ展示されています。
アリゾナ記念館に入るには、アメリカ海軍のボートに乗る整理券をアリゾナ記念館ビジターセンターで入手する必要があります。
混在する日は、午前中で整理券が無くなる場合もありますので、早めに入手できるように出かけましょう。