1882年に、ハワイ王国7代目の王で、最後の君主となったカラカウア王が建設し、8代目の女王である妹のリリウオカラニ女王の王位が剥奪され、王国が崩壊する1893年まで公邸として使用されていました。 1898年にハワイ諸島はアメリカの領土として併合され、1959年に、ハワイがアメリカの50番目の州となった後、イオラニ宮殿は1968年まで議事堂として使用されていました。 その後大規模な修復を行い、現在は、歴史的建造物として一般公開されています。
イオラニ宮殿の内部に入ることができるのは、ガイドと回るグランドツアーと個人で回るオーディオツアーのみとなっています。 グランドツアーは、英語と日本語のツアーがありますが、日本語のツアーは1日1回のみで人数も20人定員となっているため、イオラニ宮殿内部をご覧になりたい人は、早めに予約を入れることをお勧めします。 地下のギャラリーでは、王冠や宝石、勲章などが展示されていたり、宮殿で働く人々の部屋が再現されています。ハワイで初めてつくられた水洗トイレも展示されています。地下ギャラリーの見学は自由にできます。
日立の樹や出雲大社といった日本とゆかりのある名所をめぐり、カメハメハ大王像や宮殿など、ハワイの歴史を感じることができました。
ガイドさんも、長年ハワイに住んでらっしゃる方で、ハワイの文化や歴史について詳しく教えてくださりました。