ロイヤル・ミューズのあるバッキンガム宮殿は、1703年にバッキンガム公ジョン・フィールドが私邸として建てたバッキンガムハウスが始まりとされています。1837年にビクトリア女王の即位の時にセント・ジェームズ宮殿から移り住み、以降イギリス王室の公式の宮殿となりました。女王の公務や儀式的任務の実施に重要な役割を持つ馬たちは、1年間のほとんどをバッキンガム宮殿にあるロイヤル・ミューズで過ごします。
展示されているのは現役で使用されている馬車です。良く見ると1台1台個性あるつくりになっていて、色づかいや装飾も全く違っています。なかでも黄金に輝く馬車は圧巻です。この馬車は2002年6月、エリザベス女王在位50周年祝賀行事で大活躍したものです。先導する騎馬隊(模型)のあとに馬車がつながれている状態で展示されています。また、ダイアナ妃の結婚式に使われた馬車も展示されています。
普段は入ることのできないバッキンガム宮殿ですが、夏の間だけ入れます。
中は素晴らしく豪華です。お庭も素敵でした。
ロイヤル・ミューズも実際に使われていた歴代の馬車が展示してあって、見れて良かったです。
70年振りのコロニアルの後の印象が残っている中でのミューズ訪問は興味深く、今まで以上に英国王室が身近な存在になり、貴重な時間を過ごすことができました。
普段は入れないところですので、見学することができて良かったです。日本語のオーディオガイド付きでしたので、各所の説明をじっくり聞くことができました。宮殿内部見学で約1時間、ロイヤル・ミューズの見学でも約1時間かかりました。