「裏話ガイド」がご案内するトレド1日観光＜貸切／約9時間／日本語／プラド美術館＆バル巡りオプションあり／マドリード発＞

数十年にわたり、書籍に載っていない話も混ぜてご案内している「裏話ガイド」。1978年に本物のフラメンコを追求し、ギターの修行にスペインにやって来ました。フラメンコ発祥のアンダルシアの村々でのフェスティバルを巡り、そこで生きる人々と出会い、はじめて本場のフラメンコを身体で感じました。
お客様のために、絶景を望める場所、心躍るレストランやホテルをいつも探し求めています。そして、スペインの人々の優しい心が発する光を観ることのできる「旅・観光」をご案内したいと思っています。

スペインを代表する画家エル・グレコが愛した古都トレド。
16世紀のマドリード遷都まで政治・文化の中心地として繁栄し、タホ川に囲まれた趣のある旧市街は世界遺産に登録されています。展望台から見るトレドの全景は素晴らしく街全体が博物館といわれるほど。その歴史的経緯からイスラム教、キリスト教、ユダヤ教の共存・融合による豊かな魅力が随所に散りばめられており、街のいたるところから歴史を感じ取ることができます。

歴史のあるトレドには、街のいたるところに地下遺跡が眠っています。
そんな遺跡の1つ、ローマ帝国時代の公衆浴場跡を見学します。

※スペイン全土やカスティージャ・ラマンチャ州政府の祭日はご案内ができません。
その他、急なクローズの場合も地下へ下りることができないことを予めご了承ください。

トレド繁栄の象徴であるトレド大聖堂。270年の歳月をかけ1493年に完成しました。フランス・ゴシック様式の影響を大きく受けつつムデハル様式（イスラム建築とキリスト建築の様式が融合した様式）も見られ、芸術性の高さも評価されています。高さ90ｍの鐘楼は圧巻です。

12世紀に創建されましたが後に荒廃し、14世紀にオルガス伯により再建されたサント・トメ教会。
ムデハル様式の見事な「モサラベの塔」は教会のシンボルです。

この教会には、トレドを語る際に忘れてはならない、スペインを代表する画家のエル・グレコの最高傑作の1つ『オルガス伯の埋葬』が展示されています。
当作品は門外不出であり、この地へ足を運ばなければ見ることができません。
絵の中にはグレコ本人と息子の肖像も描かれていると言われています。ぜひ探してみてくださいね。