カルロス5世宮殿の神聖ローマ皇帝は、ハプスブルク家出身でスペイン国王です。ハプスブルク帝国の絶頂期に君臨していたように、近世における重要な人物の一人だと言われています。ヨーロッパ統合を果たしたカール大帝以来の歴史的なヨーロッパ概念の創造者、体現者だとも言われているようです。フランス王国との戦いや宗教改革などで目的を果たせなかったですが、理想は気宇壮大だったことからも現代にいたるまで偉大な皇帝として敬愛されていると言われています。
16世紀のカルロス1世の時代に建造された、カルロス5世宮殿は正方形の建物の内部に円形の中庭があります。1階はドーリス式で、2階部分はイオニア式になっていると言われています。これは、イタリアのミケランジェロに師事したペドロ・マチューカが担当したとされています。古代ギリシア建築における建築様式で、主要なオーダーに位置づけられているのがカルロス5世宮殿にも用いられている、ドーリス式、イオニア式、コリント式の3つになります。
細部に隠された彫刻やヘネラリフェの植物など、音声ガイドでは聞かないであろうガイドを体験できた。
途中休憩はあるものの歩行量は多いので、足の悪い方は参加しない方が良い。
スペイン語と英語の混在グループでした。
ガイドさんは若いお兄さんでした。
きちんとガイドはしてくれましたが、突然の雨で中断したまま、終了してしまいました。