13世紀から14世紀にかけて、リスボンの人口が増加すると、ロシヲ広場は重要な場所となりました。1450年には、広場の北側に迎賓館としてエスタウス宮殿が建てられました。1492年には、東側にレアル・デ・トードス・オス・サントス病院の建設が始まり、1504年に完成しました。1755年のリスボン地震では、修道院や教会が破壊されましたが、18世紀半ば、エウジェニオ・ドス・サントスとカルルシュ・マルデルによって、再建が始まりました。
ロシオ広場の見どころは、ポンバル様式の建物や、ポルトガル風のモザイクの石畳、ブロンズ製の噴水などがあります。また、1886年から1887年に建てられたロシオ駅は、ネオ・真縫えリン様式の美しい建物で、広場のランドマークとなっています。また、1840年代に建てられたマリア2世国立劇場は、ネオクラシカル様式の目を引く建築で、切妻にあるポルトガル・ルネサンス期の劇作家のジル・ヴィンセンテの像も見ものです。