タイの伝統的国技といえばムエタイ。ルンピニースタジアムはバンコクのラーマ4世通り沿いにあるムエタイの最高峰といわれるスタジアムで、収容人数は約1万人といわれています。ムエタイの殿堂といわれる競技場ですが、同時にボクシングのスタジアムとしても使用されています。ラジャダムナン・スタジアムと同様、ムエタイの2大聖地と呼ばれる競技会場では、選手達の真剣勝負が繰り広げられ、熱気と興奮を味わう事が出来ること間違い無しです。
歴史
1956年12月に開設されたルンピニー・スタジアムは、タイ王国陸軍の所有地に建てられ、57年という歴史を持っており、タイ国民のみならず外国人も含め、多くの観客を魅了し続けて来ました。2000年代の半ばに施設の老朽化を理由に移転が計画され、今年2014年の2月に一旦旧スタジアムを閉鎖し、大規模開発計画の為、ラムイントラ通りのロイヤルアーミースポーツセンター敷地内に移転して2/28にグランドオープンしています。
見どころ
2014年の2月に移転し、グランドオープンしたルンピニースタジアムの見どころは、以前の約2倍の広さを誇る敷地や最新の音響設備、照明システムなどを採用した近代的な施設に生まれ変わっている点で、スタジアムの他、オフィスビルやパーキングの3棟から成っています。サウナやタイ式マッサージなどを備えたパーキングビルやムエタイミュージアムなどの他、ムエタイのトレーニングスクールも近くに備えており、観光客向けのさまざまな配慮がなされています。