ヤオワラート通りはチャイナタウンの中心を貫いていて、チャイナタウンの代名詞にもなっている通りです。地下鉄フアランポーン駅から徒歩10分の場所にあるこの通りは昼夜問わずいつでも人の通りが絶えません。昼間でも賑やかですが、夜になると交通量も多くなり、周辺には屋台も多く現れます。特に週末の夜は歩くのも困難な程の大賑わいとなります。バンコクの中でも特に中国文化の香りが強く、ショッピング、グルメなど町歩きが好きな人にとっては一日中いても飽きない場所です。
歴史
バンコクのチャイナタウンの歴史は1700年代後半まで遡ります。1782年にチャオプラヤ川対岸のトンブリーから現在のバンコクに首都が移転しました。それに伴って、この場所に中華系の人々が移り住んできたのがチャイナタウンの始まりでした。当時はバンコク経済の中心でした。その後、経済の中心は東に移ってしまいましたが、ヤオワラートには現在でも中国寺院や中国式のお店が数多く残っています。
見どころ
【グルメ】中華レストランや屋台など、食に関するお店が密集しています。特にフカヒレを扱うお店が多く、フカヒレスープは1人200バーツ位でいただけます。また、屋台がたくさん出ているので、食べ歩きをするのにもってこいの場所です。【ワット・トライミット】元々は普通のお寺でしたが、略奪から逃れるために漆喰で覆われていた仏像の中から黄金の仏像が現れたことで一躍有名になりました。【金行】タイでは金を財産として持つのが一般的です。特にヤオワラートにはたくさんの金行が軒を連ねています。アクセサリーとして金製品を身につけるのもオススメです。