午前中の比較的涼しい内にマラッカを観光し、午後は別な観光をしたいと考えている方にはベストな観光コースです。私達は、マラッカから帰った午後は、ブキッビンタンのショッピングモール・パビリオン内と空中遊歩道ウォークウエイを通りKLCC付近を散策... 続きを読むしてお土産を購入しました。
このコースは朝6時半にガイドさんとドライバーさんがホテルまで迎えに来てくれ、高速道路を使いマラッカまでの1時間半のドライブです。ドライブ中はガイドさんがマレーシアの歴史・文化・イスラム教や産業を良く説明してくれ、高速道路から見えるパームヤシ林やゴム園の様子などを和やかに教えてくれました。朝食を食べていない場合は途中のサービスエリアでのトイレタイム時に食事する事も出来ます。マラッカでは歴史遺跡の案内(街並み全体が歴史的遺産)と説明を聴き、夫婦の写真を沢山撮ってもらい感謝しています。マラッカの歴史遺産をコンパクトに観光した後、クアランプールには13時頃に戻りました。
マラッカには8時頃に到着し、物流を支える運河として活用したマラッカ川の両岸辺の中世時代の風景を見て、マラッカのイメージ風景となっているオランダ広場、ポルトガルがオランダとの戦に備えて築城し実際に使った大砲が置いてあるサンチャゴ砦、マラッカ海峡を良く見渡せるセントポールの丘にポルトガルが築いたセントポール教会を見ました。イエズス会宣教師ザビエルの遺骨が貿易風の向きが変わる間の9か月間この教会の地下で安置された後に、帆船でインドのゴアに移されたとの事で、マラッカ海峡を見守るようにザビエル像が立っていました。死後の右腕はローマ法王に届けられ聖腕と呼ばれています。
地球の裏側から営々と築き上げてきた人々の思いが続いている事に感銘を受けました。
その後、海の中の可愛いマラッカ海峡モスク(水上モスク)を訪問し、左側の護岸から撮るモスクの写真は可愛く有名です。モスク内を観光するには女性は髪を隠し、男性は短パンの場合は脚を隠す衣装を借りる必要がありますが、可愛い形をしたモスクは美しいです。
その後、自由時間にはチャイナタウンを散策し、マラッカのソウルフードやお菓子を購入し、チャイナタウンの鶏場街世界遺公園の椅子で美味しく頂きました。チャイナタウンでは可愛く派手な人力車が大音量で音楽を流し観光客を乗せ、歴史的遺産とのギャップに驚き、面白く異国情緒たっぷりでした。
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