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楽安邑城民俗村

楽安邑城民俗村は全羅南道順天市にある韓国の3大邑城の一つです。高さ3~4m、全長1,410mの城壁で囲まれた集落で現存している朝鮮時代の邑城の中で原形が最も良く保存されており、城壁の中の伝統家屋には現在も住民が暮らしています。世界遺産にもなっている慶尚北道安東市にある安東河回村のように瓦葺の両班作りの家ではなく、藁葺きの家が多い庶民の村となっています。
歴史
1397年倭寇による侵入が頻繁だったためにこの地出身の金贇吉将軍が土城を築きました。1626年に林慶業将軍が楽安郡守として赴任し、現在の石城を築きました。長方形の城壁は、全長1,410mで、東西南の3ヶ所には、城壁の内部と繋がる門があり、敵の攻撃を効率よく防御するための施設が備えてあります。1983年に城と村が一緒に国内最初の史跡第302号に指定され、1987年に一部崩壊された城壁など修理・復元補修工事を終え、現在まで至ります。

見どころ
楽安邑城民俗村では週末や旧正月などの名節時にパンソリやカヤグムなどの伝統公演や民俗行事が行われています。毎年5月には楽安民俗文化祝祭が開かれ、伝統民俗の香りをたっぷり味わうことが出来ます。また村内には素朴な昔ながらの韓国料理が食べられる食堂や藁葺き屋根の伝統家屋に宿泊できるなどの体験を行うことができます。朝鮮時代に来たのかと錯覚に陥るほど、昔の庶民たちの生活の様子がそのままの姿で残されている、美しく静かな村です。

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楽安邑城民俗村は全羅南道順天市にある韓国の3大邑城の一つです。高さ3~4m、全長1,410mの城壁で囲まれた集落で現存している朝鮮時代の邑城の中で原形が最も良く保存されており、城壁の中の伝統家屋には現在も住民が暮らしています。世界遺産にもなっている慶尚北道安東市にある安東河回村のように瓦葺の両班作りの家ではなく、藁葺きの家が多い庶民の村となっています。