ウルン・ダヌ・ブラタン寺院は、1634年にこの地の領主であるメングイ王によって建立され、湖の女神デヴィ・ダヌなど10の神霊が祭られています。寺院境内の外には、仏陀を祀ったストゥーパ(仏塔)もあります。現在のバリ島は人口300万人の93%がバリ・ヒンドゥー教徒ですが、バリ島にはヒンドゥーとともに仏教も伝わり、バリ土着のアミニズムと合わさってバリ島独特のバリ・ヒンドゥーという宗教に発展しました。そのため、この寺院のようにヒンドゥー教の寺院境内にヒンドゥーと仏教を共に祀ってある寺院もあります。
【ウルン・ダヌ・ブラタン寺院】 ウルン・ダヌ・ブラタン寺院は、バリ島南部リゾートエリアから、バリ島北部の都市シガラジャ方面へ向かう途中にあり、高い山が連なる美しい山並みやライステラス(棚田)など、雄大な自然の光景が楽しめ、ドライブにも人気のエリアです。ウルン・ダヌ・ブラタン寺院は雨季にはよく霧が発生し、霧の中に浮かぶメルがとても神秘的ですので、雨季の観光をおすすめします。 【ブラタン湖】 標高1500mの涼しい高原は、キンタマーニと並ぶバリ島有数の避暑地として知られ、バリ島やインドネシア国内からのローカルの観光客も多く訪れる人気のスポットです。バリ島のリゾート地は南部が中心ですが、南部のリゾートに飽きたら、中部のブドゥグルや北部シガラジャ、ロビナビーチにも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
アグン山方面のオプショナルツアーを検討していましたが、噴火リスクを避け当ツアーに参加。あまり期待していなかっただけに棚田、寺院に大満足。