日本が弥生時代であった西暦200年頃、中国では魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)の3つの国が熾烈な勢力争いを行っていました。劉備玄徳、曹操、孫権の3人の君主をはじめ、関羽、張飛、諸葛孔明など、現代にも語り継がれる人物たちが歴史を刻んだ三国志は、全60巻の漫画で見た人も多いのではないでしょうか。
三国志の舞台は中国全土にありますが、四川省の成都、湖北省の武漢、陝西省の西安に比較的集中しています。武漢の郊外にある「赤壁の戦い」の場所、重慶の郊外にある「張飛廟」、西安郊外の「五丈原」など、三国志のファンなら一度は訪れたいものです。