【北京発・2泊3日ツアー】頤和園＋故宮博物院＋万里の長城＜日本語ガイド /専用車 / 食事付き＞*1名様より出発可

1998年世界遺産（文化遺産）に登録。
明代より「皇室園林」として利用されていましたが、1860年（咸豊10年）、第二次アヘン戦争で英仏の軍隊により破壊されてしまいます。1884年から西太后の隠居所とすべく改築が進められ、頤和園と改称。
総面積は 290ヘクタール、その3/4を占める人工湖「昆明湖」と湖を掘った土を積み上げた山「万寿山」。
万寿山の上には頤和園のシンボル「仏香閣」がそびえ立っています。

昆明湖に沿って造られた「長廊」は長さ728ｍに及び、梁には 14,000枚の花鳥風月、歴史、古典の絵画が描かれています。

頤和園の唯一の西洋風建築。
石船は長さ36メートルで、大理石彫刻で積み上げられています。
船体は2階建てで、窓はステンドグラス、上部はレンガ彫刻で飾られています。
雨が降ったとき、屋根に落ちた雨水は四角い中空の柱を通り、船体の4つの蛇口から湖に流れ込んでいきます。

羊肉や牛肉がメンで、ゴマタレは北方火鍋の特徴です。

俗に金鑾殿といい、故宮の中心部にあります。
故宮の「三大殿」のなかでも最も重要な建物。
皇帝の即位や誕生、春節（旧暦の元旦）や冬至などの祭日、出兵征討など、明・清両代の皇帝の重要な儀式はすべてここ太和殿で行われた。
建物は高さ29m、幅約63m、建坪2,377平方m。
建物の内部には、楠の大木柱が立ち並び、巨大な屋根を支えます。その柱に囲まれるように、薄暗がりのなか皇帝権の象徴である玉座が置かれています。
黄色瓦に紅色の壁、故宮で最も壮観な建物です。
中国における現存する最大の木造建築でもあります。

重要建物の傍に置いてあった、古代の消防施設です。

郊外から水を引いて故宮の中を流れている川。

北京市中心から北東約73km。
はるか春秋・戦国時代から諸侯の国が互いに防御するために城壁を築いたのが起源で、中国を統一した秦がその城壁を基礎に万里も連なる長城を築き、今日の長城の規模が定まりました。
その後も代々、改修して利用され、明代にいたって、西は嘉峪関（甘粛省）から東は山海関（河北省）まで１万余里（6,400km）になりました。
八達嶺付近の長城は高さ7.5ｍ、厚さ約4ｍで、上部は騎馬が五列、兵士が十列で進むことができる幅をもちます。
八達嶺では、入り口を入ると左右どちらにでも登れます。左右それぞれ「男坂」「女坂」と呼び習わされ、坂の角度に違いがあります。

2008年北京オリンピックのメインスタジアム、今は色々な盛大なイベントもここで行います。

1988年に世界遺産に登録された。
1420年完成した、明清時代の皇帝が天を祭った祭壇でした。
北側が半円形、南側が方形（四角形）となっており、古代中国の天は丸く、地は四角いという宇宙観を現したものです。
皇帝が春節に五穀豊穣を祈った「祈年殿」、夏至に雨乞い、冬至に豊作を祈る儀式を行った「圜丘壇」など、美しく神秘的な世界をお楽しみください。

天壇の南部にあり、皇帝が冬至の日に天を祭ったところです。
円形で三層をなし、もともと建物はありません。各層の手すり・腰羽目板・階段の数はいずれも陽数（天数ともいい、9とその倍数）になっています。
頂部の敷石は中心のものが円形であるほかはいずれも扇形で、その数も陽数です。
最上壇の中心点で話すと、本人にはその声が反響して聞こえます。もちろん、皇帝が天への報告をする際の効果を考えての仕掛けです。