「天空の城ラピュタ」のモチーフになったという噂のある熱帯雨林の庭園パロネラパーク。クイーンズランド州の重要文化財で、ケアンズから南へ約100kmの場所に位置する神秘的な古城です。1930年代にスペインからの移民、ホゼ・パロネラが長年思い描いてきた「夢のお城」を自らの手によって実現させたもので、建設当時はテーマパークとして栄えましたが、その後は度重なる自然災害により廃墟同然に。1993年、3代目のオーナーにより復旧作業が施され観光施設として蘇り、今ではケアンズでも人気の観光地です。
うっそうと木々の茂る庭園内には、食堂、博物館、劇場や城などが作られ社交場として栄えた当時の様子が伺えます。