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御舟と一村、珠玉の日本画

※ 参加・おでかけの前に必ず公式情報をご確認ください。
主催: okada_museum
公開日: 2022年3月3日10:49

速水御舟(1894~1935)は、東京で活躍し、近代日本画に大きな足跡を残しました。その優れた作品と清廉で求道的な制作態度に、当時の画家たちが尊崇の念を寄せ、14歳年下の田中一村(1908~77)もまた、御舟を尊敬した一人でした。
当館に所蔵される御舟の「木蓮(春園麗華)」と一村の「白花と赤翡翠」は、それぞれの代表作品に位置付けられます。自然の姿が格調高く描き表され、時代や環境、素材や技法の違いを超えて、ともに高い絵の境地を目ざしていたことを伝えています。
2025年、御舟の没後90年の節目を迎えることを記念し、この2点を中心に、御舟の作品4件と一村の作品7件を一堂に会して展示します(うち一村の2件は個人蔵、他は当館蔵)。併せて、横山大観・菱田春草・川合玉堂・上村松園・鏑木清方・東山魁夷・加山又造など著名な画家の作品を展観し、明治初期から大正を経て昭和後期に至る(19世紀後半~20世紀後半)、約50件の珠玉の日本画をお楽しみいただきます。

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