屋久島旅行を制する3つのポイント!失敗しないホテル・宿選び
屋久島って結構広いけど、どこに宿泊すればいいんだろう?
初めて屋久島を訪れる方なら、きっとそんな不安があるはず。屋久島の宿は遊びの計画に合わせて選ぶのがポイント!絶対に迷わない・失敗しない、宿の選び方をご紹介します。
INDEX
宿泊エリアは屋久島観光における超重要ポイント!
エリア選びに必須な確認事項とは?
屋久島の観光拠点は大きく分けて4つ 。
- 宮之浦エリア
- 安房エリア
- 尾之間エリア
- 小瀬田エリア
それぞれどのエリアに滞在するかは、屋久島への移動手段や観光目的によって大きく左右されます。
屋久島観光で外せない 縄文杉や白谷雲水峡ツアーに参加される方は、滞在先のホテル・宿が送迎対象になっているかを事前に確認することが最重要ポイント !1日がかりのトレッキングツアーは朝の5時前など早朝出発になるので、ホテルでピックアップしてもらえると楽ですよね。滞在先が送迎可能なエリアかどうか事前にしっかり確認しましょう。
その他にも、 目的の観光スポットに近いか 、 周辺にどんな施設があるか 、 交通手段となるバス停からのアクセスはいいか など、気になるポイントはたくさん!ここからは各エリアの特色をご紹介していきます。
屋久島の観光拠点にピッタリな市街地「宮之浦・安房」
◆宮之浦エリア
飲食店や民宿が多い宮之浦は、屋久島観光の拠点となる場所 。
とびうおなど地魚を使った料理やジビエ料理など、地元ならではのおいしい食を楽しめるレストランや居酒屋もあります。映画「もののけ姫」の舞台としても知られる 「白谷雲水峡」の登山口までは車で30分程の距離なので、トレッキングを計画している方にはおすすめのエリア です。
屋久島の玄関口でもある宮之浦港からは高速船やフェリーが発着しているため、翌日に船で鹿児島本土へ戻るという方にも適しています。
◆安房エリア
宮之浦に次ぐ屋久島第2の港町。
安房港は高速船のみの入港ですが、 縄文杉登山のスタート地点である荒川登山口の最寄りエリア となっているなど、観光地へアクセスしやすいのが特徴。3月〜11月の間は屋久杉自然館から荒川登山口までシャトルバスが運行しており、35分程度で行くことができます。また、ヤクスギランド、紀元杉、淀川登山口に行きたい方にとっても安房はエリアが便利です。
周辺はスーパーも充実しているため滞在中に買い物が必要な際も困ることはありません !
特色を押さえてステイを楽しむ「尾之間・小瀬田」
◆尾之間エリア
屋久島の観光拠点の中でも一番自然豊かなエリア 。
屋久島いわさきホテルなど、大型リゾートホテルが複数ありながら、地元でも人気のある尾之間温泉の大浴場でリラックスすることもできます。登山帰りに立ち寄る観光客も多く、 静かで南国らしいゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめ 。
尾之間へ向かうにはいくつかの交通手段がありますが、バスを利用した場合は安房から30分ほど。観光アクセスのためにもバス乗り放題チケットを購入しておくといいかもしれません。
◆小瀬田エリア
屋久島空港がある地区で、安房・宮之浦エリアの中間に位置しています 。鹿児島空港経由で飛行機を利用をされる方なら便利なエリアとも言えるでしょう。
宮之浦や安房へは、車で15分~20分程度でアクセス可能。 レンタカーショップも多くあるので、空港到着後もすぐに車に乗り換えられて安心 です。そのままドライブを堪能するのもいいですね。
飲食店は少ないですが、 ドラッグストアがあるので現地での買い出しに便利なエリア です。
屋久島ならでは!宿の予約前に知っておきたいサービス
トレッキングを楽しむならお弁当のご用意を!
宿選びの際に、 お弁当手配が可能かどうか チェックすべきなのは屋久島ならでは。というのも、往復9~10時間ほどかかる縄文杉トレッキングには朝と昼、白谷雲水峡(太鼓岩)トレッキングにも昼のお弁当の準備が必須となります。
泊まっている宿にお弁当の手配をお願いできる場合もあるので、宿の予約前に確認をしておいた方が安心です 。宿によっては朝食を昼のお弁当に変えてもらうこともできるので、こちらも合わせて事前に相談しましょう!
雨の多い屋久島ではランドリーサービスが必須
屋久島は本当によく雨が降ります 。年間降雨量はなんと日本一と言われることも。島の美しい緑の景色を引き立てる雨こそ魅力とも言えます。
そんな屋久島だからこそ、 雨に濡れた後の装備のメンテナンスが必要になる場面 もあります。ランドリー施設や乾燥室、シューズドライヤーなどがあらかじめ宿に完備されていれば、レンタカーを借りてコインランドリーまで行く手間も省けますよ。
準備が大変な登山用品もレンタルならラクラク♪
縄文杉や白谷雲水峡でのトレッキングには、ザック・レインウェア・シューズといった登山用品が必須 。でも旅行前に自分で揃えるのは大変、と感じる方も多いのでは?
そんな方には、 宿や参加するトレッキングツアーによっては登山用品レンタルサービスがあるので大丈夫 !準備が楽なだけでなく、購入するより費用を抑えられる場合も!
宿泊先の徒歩圏内など近くにレンタルショップがあるか、または宿でレンタル可能かを事前にチェックしておけば、心配なくトレッキングアクティビティに参加することができます。
自分のスタイルに合った宿タイプを選ぼう!
人との出会いと交流を楽しめる「民宿タイプ」
民宿の魅力と言えば、アットホームなおもてなし 。オーナーや他の旅行客との出会いがあるので、積極的に人と交流したい方にはうってつけ。
大自然の中にある宿、魚介や山菜などの屋久島食材を使った食事付きの宿、観光で疲れた体を癒やせる風呂付き宿まで。 屋久島には個性豊かで人気の民宿が豊富にある ので、口コミで雰囲気やサービスをチェックしながら好みの宿を探してみてくださいね!
また、観光スポットへのアクセスの良さや送迎付きかなど、滞在プランに合わせて確認事項をまとめておきましょう。
プライベート空間でくつろげる「コテージタイプ」
貸切宿やコテージであれば、自分だけの空間でゆったりできるだけでなく、多少賑やかにしても問題ないのが安心。 特に子連れの家族旅行や友人同士のグループ旅行にもってこいの宿タイプ です。
中には屋久杉を利用したお部屋があったり、露天風呂が付いているちょっと贅沢なコテージもあったりと、どの宿に泊まるか選ぶのも楽しみになるほど!
またコテージタイプは客室間の距離が離れているので、他の滞在客がトレッキングなどで早朝からバタバタして眠れなかった...というトラブルも回避できるのが嬉しいポイントです。
ひとり旅におすすめの安心・安全な「ビジネスホテルタイプ」
ひとりで滞在するならば、シングルルームも選択できるビジネスホテルへの宿泊も検討してみてはいかが ?
トイレ・バス完備に加えてアメニティが揃っているホテルも多く、さらには朝食・夕食付きやホテル内で軽食販売を行っているところも。もちろん素泊まりプランを用意しているホテルもあります。
滞在にかかる料金もリーズナブルに抑えられる場合が多いので、 ふらっと気ままなひとり旅にはぴったり です。
宿選びを制して、屋久島ステイを最高の思い出に
今回の記事では、屋久島滞在を快適にするための宿泊施設の選び方を厳選してご紹介しました。立地やサービス、宿タイプなど、それぞれ自分のスタイルやプランに合わせてポイントを押さえた宿選びをしましょう。世界遺産・屋久島の雄大な自然を100%満喫するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
やってみよっか?