【京都】身体が資本！疫病退散・無病息災・病気平癒・健康長寿の神社仏閣 Part2
疫病退散・無病息災・病気平癒・健康長寿の神社仏閣を巡る記事、本日はその第2弾をお送りします。
婦人科系の病気や歯痛に効くと言われるものなど、ユニークな神社仏閣もたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてください。
3,000円以下
事前準備(難度) ■
経験(難度) ■疫病退散・無病息災・病気平癒・健康長寿の神社仏閣
神泉苑～疫病退散祇園祭の元祖
真言宗のお寺である神泉苑は、二条城のすぐ南側、御池通り沿いにあります。地下鉄東西線「二条城前駅」からは徒歩2分という立地ですが、駐車場はありません。
平安時代にここで弘法大師空海が雨乞いを成功させました。さらに疫病退散の御霊会が行われ、それが今の 八坂神社の祇園祭へ 繋がっていったと伝わります。
有名なのは境内全体に広がる法成池と、そこにかかる朱塗りの太鼓橋・法成橋です。この橋はさほど大きな橋ではありませんが、非常に 強い力を持つパワースポット と言われています。 東側にある本堂の方丈に参拝して、ひとつだけ願い事をしながらこの橋を渡り、その先にある善女龍王社へお参りすると願いが叶うと言われています。
境内には八剱社や稲荷社などの摂社があり、法成池にはあひるの家族が住んでいます。
所在地、拝観料などの情報は公式ウェブサイトをご確認ください。
石像寺～痛みの釘を抜くお地蔵様
釘ぬき地蔵の名前で知られている石像寺は、千本今出川の交差点から北へ5分ほど行くと小さな門が開いています。
弘法大師空海が819年に開き、本尊は空海が唐から持ち帰った石を、 苦しみや病気から人々を助けよう と祈りながら自ら削って作ったという地蔵菩薩です。
地蔵堂の壁は釘と釘ぬきの絵馬が一面に貼られています。釘抜はもともと苦痛を抜く苦抜き地蔵からそう呼ばれるようになりました。
ここのおさすり地蔵は、小さなお地蔵さん体の悪い部分と同じところを擦って祈願すれば治るといわれています。
所在地、拝観料などの情報は公式ウェブサイトをご確認ください。
宗徳寺～婦人病専門の粟嶋堂
宗徳寺は京都駅から東へ行って堀川通を過ぎた市街地にあります。
粟嶋大明神を祀ることから粟嶋堂としてしられています。粟嶋大明神とは、和歌山県の淡島神社に由来する神様です。天照大御神の娘、住吉大神のお妃です。しかし、婦人病にかかり和歌山に流されました。そこで、「 病気に苦しむご婦人たちを救う 」という誓いを立てたといいます。
また、歌人の与謝蕪村もここを訪れていて、その時に娘さんの病気が治るように雨の中を裸足で必死に祈る母親の姿に心を打たれて詠んだ歌碑があります。
所在地、拝観料などの情報は公式ウェブサイトをご確認ください。
白山神社～歯の神様
白山神社は京都市役所のすぐ東側、町家が並ぶ静かな住宅街にあります。
由来によると、1180年ごろ、加賀の国、現在の石川県南部の白山の天台宗系の僧兵が神輿を担いで朝廷へ直訴したが聞き入れられず、怒った彼らがここへ捨てていった神輿を祀ったことがはじまりといいます。
そして時代が下り江戸時代に、当時の天皇が歯痛で悩んでいたところ、白山神社の神箸と神塩を持ち帰った侍女が献上すると天皇の歯痛が治ったところから 歯痛平癒のご利益 が知られるようになったといいます。
赤ちゃんがここ白山神社の神箸（長寿箸）で神塩を口に含ませると無病息災になるといわれています。歯科医さんもお参りに訪れるといいます。
所在地、拝観料などの情報は公式ウェブサイトをご確認ください。
因幡堂平等寺～本尊薬師如来とガン封じ
因幡堂と呼ばれる平等寺は地下鉄烏丸線の「四条」駅か「五条」駅、もしくは阪急の「烏丸」駅からいずれも5分、烏丸通りの1本西側にあります。
平安時代997年、勅命を受けた橘行平は京都へ戻る途中に病気になりましたが、海に浮かんでいた木造の 薬師如来像を近くで祀ると平癒 し、さらに数年後にはその仏像が橘行平を追って京都へ飛んできたといいます。しかたなく行平は祖父の家にその薬師如来像を祀りましたが、また自宅へ戻ってきてしまったといいます。
そのまま自宅をお寺にして、天皇から一般庶民まで広く信仰されたといいます。
この薬師如来像は、嵯峨の釈迦堂・清涼寺の釈迦如来、長野の善光寺の阿弥陀如来と共に 日本3如来 のひとつになっています。
因幡堂平等寺には、真ん中に穴が空いた石のお守りがあります。これは、目や耳に不具合がある人が石へ記名して奉納します。ガン封じにも効くお守りも人気です。
所在地、拝観料などの情報は公式ウェブサイトをご確認ください。
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