自宅で簡単に作れる!Vin Chaud(ホットワイン)のすすめ
朝晩は少しずつ涼しくなってきましたね!秋の夜長のお供に、Vin Chaud (フランス語でホットワイン)はいかがでしょうか。この記事ではVin Chaudの作り方をご紹介しています。
ヨーロッパ各地では、クリスマスが近くなるとクリスマス市場が開かれます。なかでもフランスのアルザス地方は有名で、カラフルな建物とクリスマスの装飾が相俟って、 おとぎ話の中に入ったような、幻想的な雰囲気 を楽しむことができます。
Vin Chaud(ヴァン・ショー=ホットワイン、VinがワインでChaudがホットの意味)を片手に街の風景を楽しみながら、出店(でみせ)でアルザス風シュークルートを食べる というのがおすすめの観光コースなのですが、残念ながらまだまだ気軽に旅行できないのが現状...というわけで気分だけでも現地のクリスマス気分を味わうために、今回はVin Chaudの作り方をご紹介していきたいと思います。
Vin Chaudの作り方3ステップ
用意する材料は以下のとおりです。
- 赤ワイン 1リットル
- 砂糖 100~200g(お好みで調整してみてください)
- オレンジ 1個(皮は粉にして使用、中身は絞ってジュース状にして使用)
- カルダモンシード 2粒
- クローブ 2個
- シナモンスティック 1本
装飾用(お好みで!)
- オレンジスライス 2枚
- シナモンスティック 2本
- スターアニス 1個
以上が揃ったら、作っていきます。
下準備
まずは下準備、といってもやることは少なく、オレンジを絞ることと、オレンジの皮をおろし器で粉状にすることの2点のみです。
すべての材料を鍋にいれる
ワイン、砂糖、オレンジの皮、絞ったオレンジジュース、カルダモンシード、クローブ、シナモンスティックをすべて鍋の中に入れます。
弱火で煮込む 沸騰させないように注意!
弱火で煮込みます。砂糖がすべて溶けるように、かき混ぜながら完全に沸騰する手前までまで煮込み続けます。この際に、 沸騰させないように注意してください 。沸騰してしまうとアルコールが蒸発してしまい、Vin Chaud本来の 風味が飛んでしまいます 。
沸騰しないように注意しながら、砂糖がすべて溶けるまで温め続けます。 煮込む時間と風味は比例する ので、風味を強くしたい場合は温度調整を細かくしながらじっくり煮込む、スパイスの風味は抑えめでという場合は煮込む時間を短めに、という具合で調整することもできます。
ザルを使ってスパイス以外を別の容器にうつす
砂糖が全て溶けきったら、別の容器に移します。このときにスパイスが入らないよう細かいメッシュのザルを使うようにします。別容器にうつして蓋をし5〜10分粗熱を取ります。
Vin Chaud自体はこれで出来上がりです!あとは装飾用として用意したオレンジスライスやシナモンスティック、スターアニスをお好みで添えて完成です!
材料を用意して煮込むだけなので、 20分もあればご自宅でも簡単に作ることができます 。 スパイスの量、ワインの種類、煮込む時間を変えてみても味は変化するので、味・風味のバリエーションは無限 です。自分だけのVin Chaudを探してみるのも面白いと思います。
材料も多くないので、キャンプで作ってみるのも良いかもしれませんね。体もポカポカするのでおすすめです。
今年のクリスマスはご自宅でVin Chaudを作ってみませんか
簡単にできて、味のアレンジもしやすいVin Chaudのご紹介いかがでしたでしょうか。今年のクリスマスはご自宅でVin Chaudをつくってヨーロッパに思いを馳せる、というのもいいかもしれませんね。
それでは、最後までお読みいいただきありがとうございました!
出典・参考
やってみよっか?