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【ガーデニング】プレゼントにおすすめ!育てやすいカーネーションの種類を紹介

鉢植えでカーネーションを購入するときは、品種選びが大事です。たくさんの種類があり、どれも同じように見えるかもしれませんが、品種によっては花付きが良いもの・花が定期的によく咲くもの・株が弱くならないものとあります。

母の日のプレゼントなどで鉢植えのカーネーションを選ぶときには、品質の良いものを購入できるといいでしょう。プレゼントをもらった方に喜ばれ、長く花の観賞を楽しんでもらえます。

この記事では、ガーデニング初心者でも育てやすくて、プレゼントにおすすめのカーネーションを紹介します。

教えて!鉢植えのカーネーションにはどんな種類があるの?

ナデシコ科ナデシコ属に分類するカーネーションは、日本にも自生するナデシコの仲間です。オランダナデシコの別名をもち、原種は南ヨーロッパや地中海沿岸部諸国で見られます。

現在では3,000種類以上の品種が世界中で誕生し、日本でも1,000種類以上が出回っています。

たくさんの種類があるカーネーションですが、花の付き方や咲き方はさまざまです。

花の付き方

  • スタンダード
  • スプレー咲き

カーネーションの花の付き方は、主にスタンダートタイプとスプレー咲きタイプの2種類。

スタンダードタイプは1本で大輪の花が1つ付き、スプレー咲きタイプは1本で複数の小さな花が付きます。

花の咲き方

  • 剣弁咲き
  • 極剣弁咲き
  • 丸弁咲き
  • 一重咲き

バラのような八重咲きで咲くことが多いカーネーションですが、実際には4種類ほどの咲き方があり、それぞれ見た目が違います。

剣弁咲き

花びらの縁(ふち)がギザギザになるものを剣弁咲きと呼びます。

極剣弁咲き

花びらが細く、縁がギザギザのタイプを極剣弁咲きと呼びます。

丸弁咲き

花びらの縁に切れ込みがないもの・小さな切れ込みしかはいらないものを丸弁咲きと呼びます。

一重咲き

花びらが5枚のものを一重咲きよ呼びます。

ガーデニング初心者でも育てやすいカーネーションの種類

鉢植えのカーネーションは、品種によっては購入してからすぐに花が咲かなくなったり、葉が枯れてしまったりすることもあります。

環境の変化によって枯れてしまうこともありますが、栽培者・品種・個体によって強さが違うこともあるので、それが原因で枯れることも。

ここでは、筆者が市場で買い付けて管理していた中で、 比較的枯れにくくて長く楽しめるカーネーション を紹介します。

カーネーション・グランルージュ

真っ赤な花びらに薄い白いかすりが入るカーネーション・グランルージュ。丸弁咲きの花びらで、全体的に丸みのある花が特徴的です。銀葉が真っ直ぐとしゅっと伸び、庭のグラウンドカバーにもなります。

カーネーション・フォセットレッド

グランルージュとは違い、真っ赤な花びらの縁がギザギザの剣弁咲きが特徴のカーネーション・フォセットレッド。茎を切っても新しい芽がすぐに伸び、次から次へと赤い花が咲きます。蕾と花びらの数のバランスが良く、色が主張し過ぎません。

カーネーション・クレア

ピンク色の花が咲くカーネーション・クレアは、フリルのような花びらの縁に浅い切れ込みが細かく入ります。咲き始めは濃いピンク色で、古くなると徐々に淡いピンク色に変色する特徴がポイント。1鉢でツートーンカラーを楽しめる魅力があります。

カーネーション・ハニーフラッシュ

赤味がかった濃いピンクの花が咲くカーネーション・ハニーフラッシュは、丸弁咲きタイプです。あでやかで大人感の強いカーネーションでもありますが、かわいさもぎゅっと詰まった印象があります。

カーネーション・プラムタルト

カーネーション・プラムタルトは、ピンク色の花の中心が赤紫色のツートンカラーのカーネーションです。花付きが良く、摘芯を行ってあげることでさらに次々と新しい大きな花を咲かせられます。

カーネーション・パープルビアンフェ

ベージュ味がかったピンク色と濃い赤紫色が混ざったカーネーション・パープルビアフェ。くすんだ色味がモダンですが、どことなくノスタルジックな雰囲気もあるカーネーションです。赤紫色が花びらにまばらに入るので、ユニークで物珍しさがあり、個性を感じる贈り物になります。

カーネーション・オスカー

背が小さくて、コンパクトなカーネーション・オスカー。一般的なカーネーションよりも小さいため、3号ポットで販売しているところも多く、寄せ植え向きな品種です。個体によって、赤・ピンク・赤紫などあり、模様の張り方もそれぞれ、バリエーションのあるカーネーションです。

鉢植えのカーネーションの選び方

プレゼント用でカーネーションを購入するときは、下記3つのポイントを押さえてから選びましょう。

  • 蕾と花の数のバランスが良いもの
  • 蕾が大きくて硬いもの
  • 株の内側が枯れていないもの

また、カーネーションにはクロウリハムシやハダニなどの害虫がつくこともあります。選ぶときは、 害虫がついていないかも確認すると良い です。

蕾と花の数のバランスが良いもの

鉢植えで販売されているカーネーションをよく見てみると、蕾がなくて花が全て満開のものもあれば、蕾がところどころ付いてて、花がちらほら咲いているものなどがあります。

贈り物としてカーネーションを購入するなら、 蕾と花がちょうど同じくらいの数になっているような鉢 を選びましょう。花付きの良いものだけを選んでしまうと、プレゼントする日には花がしおれていたり、花が咲いていなかったりすることもあります。

蕾が付いていればまだまだ開花を楽しめ、長く鑑賞ができます。

蕾が大きくて硬いもの

蕾が付いてても花が咲かないこともあるカーネーション。比較的、大きくて硬い蕾が花が咲きやすく、十分に光に当てることで良く咲きます。

蕾を指で触ってふかふかと潰れるようなやわらかいものは、中身が詰まっていないため花が咲きません 。また、1本の茎の先に蕾が3つ以上付いているものも咲きにくいです。

できるだけ、花が咲きやすい蕾が多く付いているものを選んで、贈り物としてプレゼントしてください。

株の内側が枯れていないもの

高温多湿な環境が苦手なカーネーションは、お店の管理によっては、株の内側が枯れてスカスカになっているものもあります。蒸れによって葉が枯れたり、病気にかかったりすることもあり、見た目が悪くなりやすいです。

鉢を手に取ったときは、 株の内側が枯れていないかしっかりと確認 しましょう。

カーネーションを大切な人にプレゼントしよう!

母の日に定番のカーネーションは、4月下旬ごろになると園芸店でよく出回り、5月下旬ごろまで購入ができます。3〜5号鉢で仕立てられたものが多いので、手軽なサイズでプレゼントとして渡しやすいです。

品種によって花の色・形が違い、バリエーションが豊富なので、受け取る方の雰囲気にあわせてプレゼントができます。

また、カーネーションの質の良さや育てやすさも違うので、できれば品種名もチェックして、大切な方にプレゼントしてみてください。

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