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【スーツケース】元海外旅行添乗員がおすすめ!使いやすいのはどのタイプ?スーツケース選びのポイントを紹介!

海外旅行の必需品スーツケース。しかし、スーツケースによっても大きさや素材、車輪部分などが異なり、たくさんの種類があるためどのようなスーツケースが良いのか迷うこともあるかと思います。

この記事では、実際にいくつもの様々なタイプのスーツケースを使用して世界中に渡航した経験から、それぞれの良し悪し、購入前にしっかりと見ておくべきポイントをまとめて紹介します。

ぜひ、スーツケース選びの際の参考にしてみて下さい。

使いやすいスーツケースを選ぶのに気にしておきたいポイント

容量・大きさ

まず、1番気になるのがスーツケースの大きさではないでしょうか。

受託手荷物として預ける場合には航空会社により規定は異なりますが、一般的に預け荷物1つにおける制限は重さ23kg、3辺の合計は158cm以下となります。規定を越える場合には超過料金を払えば受け入れしてくれますが、大きさや重さをかなりオーバーする場合は預入れ自体が不可になる場合もありますので、規定も考慮した上で使いやすいサイズのスーツケースを選ぶようにしましょう。

1週間程度の海外旅行であれば、ちょうど制限内に収まる70ℓ位の容量のスーツケースが使いやすくおすすめ です!荷物を詰め込んでも23kg以下に収まりやすいです。

近年は軽量化したスーツケースが増えてきて、軽いものでは3kgから4kg位の重さのスーツケースが多くなってきています。重さに関してはあまり大差がなくなってきましたが、預ける際にはスーツケース自体の重さも含めての重量となることを覚えておきましょう。

航空会社によって預けられる荷物の個数も異なりますが、複数預けられる場合で、帰りに荷物が増えそうな場合には折り畳みができる布やポリエステル製のボストンバックなどを予備でいれておくと便利です。

スーツケースの素材

スーツケースのタイプは ハードケースとソフトケースの2つのタイプ があります。

ハードケース

主に ポリカーボネート、ABS樹脂、アルミニウムなどの素材 が用いられているのがハードケース。

海外では荷物を投げられたり雑に扱われたりすることが多いですが、そのような時でも衝撃を吸収しやすく耐久性があり、防犯上にも優れているのがポイント。

多少の汚れであれば簡単にきれいにできること、少し位の雨であれば、多少濡れても中の荷物に影響しにくいのが魅力です。

ソフトケース

主に ナイロンやポリエステルを利用した布性の素材 で作られているのがソフトケース。

スーツケースのサイドにちょっとした小物や本などをしまえるポケットなどの収納が付いているものが多く、荷物の出し入れがスムーズに行いやすいのがポイント。

雨天時には濡れてしまう場合もありますが、スーツケースにひびが入ったり、凹んだりというダメージは受けにくいのが魅了です。

特にナイロン製のものが摩擦などに強く、耐久性があるのでおすすめです。

スーツケースの開き方

スーツケース選びにおいて意外と気にしておきたいのがスーツケースの開き方。

スーツケースは開くと結構スペースが必要となりますので、 開いた状態でどれくらいのスペースを取るのかを確認 しておくことをおすすめします。

ハードケース

ハードケースの多くは 両開きタイプ のため、荷造りの際にぱかっと大きく広げる必要があり、1人ならまだしも、複数人数で宿泊する際などには荷物を広げられるスペースが結構重要になってきます。

また、スーツケースを閉めた際に両サイドにできるだけ均等に詰めておかないと、特にパンパンに詰め込んだ際にはスーツケースの重さのバランスがとれず横転しやすくなってしまいます。

ソフトケース

片開きタイプ のソフトケースは、ふたになる側を壁に立てかけられるので、スーツケースを広げた時にスペースを取り過ぎないのが魅力。荷物も上に積み重ねることができるので荷造りが簡単です。

スーツケースのサイドにポケットなどの収納が付いているものが多く、さっと小物や本などをしまえるのもとても便利です。

好みにもよりますが、 荷造りをする点で言えば、ソフトケースの方が楽 に行えるのでおすすめです。

スーツケースの開閉方法

スーツケースの開閉方法も、 ファスナータイプ のものと フレームタイプ のものがあります。

ハードケースにはフレームタイプのものが多く、ソフトケースにはファスナータイプのものが多いですが、最近ではハードケースにファスナーが付けられているものもでてきてバリエーションが増えてきています。

ファスナータイプ

ファスナータイプはファスナーで開閉を行えるので、中の荷物を調整しながら開閉ができるのが楽です。

最近は ダブルファスナー タイプのスーツケースも多くあり、荷物が多い時には拡張することが可能!荷物の量によってファスナーの使い分けができるのでとてもおすすめです。

フレームタイプ

フレームタイプはフレームをはめてロックするだけなのでとても簡単に開閉が可能です。荷物がパンパンになっていると金具をしっかりと合わせるのに苦労しますが、カチッとしっかりとロックができるので防犯性にも優れています。

経験上、耐久性で言うとファスナータイプの方が壊れにくいです。

TSAロック

ファスナータイプ、フレームタイプどちらのスーツケースにしても、 防犯上TSAロックが付いているスーツケースが安心 です。

TSAロックとはアメリカ合衆国国土安全保障省の運輸保安庁(TSA)から認定を受けた施錠のことで、「赤い菱形(TravelSentry社製)」または「赤い松明(SafeSkies社製)」のマークが付いています。

アメリカに渡航の場合は規定で「スーツケースにロックをかけてはいけない」ことになっていますが、このTSAロックだけは例外として使用することが認められています。

ちなみにロック部分はスーツケースの外に出っ張ってしまっているものではなく、 内側に埋め込まれていているタイプのものがダメージを受けにくく壊れにくい です!

車輪のタイプ

スーツケースの中でもっとも消耗が激しい部分、それは車輪です !スーツケース自体はまだまだ使えるのにタイヤが消耗して使えなくなってしまったというのが1番良くあるケースです。

だからこそ、車輪部分は特に重要視しておくことをおすすめします。スーツケースを持って移動することがあまりない方はそれほど気にならないかもしれませんが、長時間スーツケースを引きずって歩くことが多い場合や、舗装されていない道路、ヨーロッパの石畳の道などを通る時には車輪部分に結構ダメージを受けやすい部分です。

2輪タイプ

2輪タイプのものは直立してスーツケースを立てておけるのが特徴で、多少の揺れでは動きにくく 安定性が良い のが特徴。

しかし、2輪だと 車輪が一方向に固定 されているため、基本的に体の後ろで引く形になるので重いスーツケースを持っている際には少々移動が大変かもしれません。一方、車輪がむき出しになりすぎていないので 4輪に比べるとダメージは受けにくい です。

4輪タイプ

4輪タイプのものは、動きがスムーズで特に重くなったスーツケースの場合に楽に動かせるのが特徴。 車輪は360°回転 するものが多く、縦横どちらにしても動かせるので重いスーツケースの時でも 移動が楽 です。ただし、動きやすい分、電車やバスなどに乗車中はあちこちに転がりがちなので気を付ける必要があります。

車輪も1重のものと「Wキャスター」と呼ばれる2重構造のものがありますが、どちらにしても車輪のゴム部分が太めでしっかりとした安定感のあるものを選ぶのがおすすめ!車輪に安定感のあるものを選ぶと良いです。

自分にあったスーツケース選びを

色々とポイントを紹介しましたが、スーツケースは機能性が重要!

デザインや色合いで選ぶのも良いですが、長期期間利用する海外旅行では耐久性があり、使い勝手が良いスーツケースを選ぶことをおすすめします。

個人的には経験上、ソフトケースの4輪タイプのものが使いやすく愛用していますが、上記に紹介したポイントを踏まえご自身にあったスーツケースを選んでみて下さい♪

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