【子連れお散歩スポット】世田谷沿線を春先に歩いていたら素敵な寺社を見つけました。 image

【子連れお散歩スポット】世田谷沿線を春先に歩いていたら素敵な寺社を見つけました。

アニメ「サザエさん」でも知られる世田谷区には、閑静な住宅街が多いことで知られています。ただ、住宅街から一歩踏み込むと、いろいろな公園や神社、仏閣などがたくさんあります。

先日、子どもを連れて世田谷公園を訪れたのですが、ふと思いついて帰り道、世田谷線沿いを終点から始発駅まで歩いてみました。思いがけない発見があり、楽しかったのでご紹介します。

世田谷公園には遊ぶ場所がいっぱい

東京都世田谷区世田谷にある世田谷公園(世田谷だらけ)は、国有地に作られた大きな公園で、軟式野球場やテニスコート、スケートボード広場、洋弓場などたくさんの施設があり、スポーツを楽しむ方のメッカとなっています。

また、公園内外にはジョギングコースもあり、土日だけでなく平日も多くのランナーでにぎわっています。小さな子どもが遊べる場所もたくさんあり、親子で半日過ごしても飽きることがありません。

まずは交通広場へ

世田谷公園は、世田谷線および田園都市線の「三軒茶屋」駅、もしくは田園都市線の「池尻大橋」駅からいずれも歩いて18分の距離にあります。

池尻大橋から歩いて言った場合、公園についてしばらくすると軟式野球場、テニス場がみえてきます。さらに歩くと、SLの姿が目に入りますが、交通広場はSLに隣接した場所に作られています。

交通広場では交通ルールが学べます

交通広場には横断歩道やミニチュアの信号機があり、遊びながら交通ルールを学べるようになっています。とはいうものの、大半の子どもの目当ては足こぎようのゴーカート。

3年生以下の児童が対象となっており、何回でも無料で乗ることができます。土日などは行列ができることもあるので、「10分したら待っている子と交代しようね」と言っています。

この日は平日だったこともあり、それほど待つこともなくゴーカートに乗ることができました。「一体何週するんだ」というくらい、何度も並んでは乗っていました。

公園の南端には遊具もあります

交通広場にはブランコくらいしか遊具がありませんが、公園の南端まで足を運ぶと、鉄棒や雲梯などの遊具もあります。また、広い芝生広場もあるので、自宅からボールやフリスビーなどを持っていくこともおすすめです。

ミニSLやプレーパークもあります

世田谷公園の南側には、ミニSLやプレーパークがあり、いつでも子供たちでにぎわっています。また、公園中央にある噴水の周りにはベンチがあり、お弁当を食べたり休憩したりするスペースとなっています。

ミニSLは小学生未満無料です!

世田谷公園ミニSL、通称「ちびくろ号」は、園内を1周3分で走り抜けます。子供向けなのでスピード感はありませんが、大人が乗っても新緑や紅葉など、季節の移り変わりを楽しむことができます。

嬉しいことに、ミニSLは未就学児童の場合無料となっています(ただし保護者の同乗が必要)。小学生以上は50円、中学生以上でも100円と、とてもリーズナブルに楽しめますよ。

ミニSLは基本的に土日、祝日および水曜日に運航していますが、学校が大型連休になる期間(夏休みや春休み、ゴールデンウイークなど)も運航しています。

プレーパークで自由に遊ぼう

世田谷区内には、世田谷公園にある世田谷プレーパークをはじめ、羽根木公園にある羽根木プレーパーク、駒沢緑泉公園にある駒沢プレーパーク、北烏山もぐら公園内にある烏山プレーパークの、4つのプレーパークがあります。

最近の公園は「あれやっちゃダメ、これやっちゃダメ」というところも少なくありませんが、世田谷区にある4つのプレーパークでは、そのような制約がほとんどありません。

原則として「自分の責任で自由に遊ぶ」ことをモットーとしており、都内の公園では禁止されている焚き火を経験することもできます。

とはいうものの、完全に子どもを放置しているわけではなく、プレーワーカーと呼ばれる常駐の指導員が見守ってくれているので安心です。

筆者はプレーパーク内でベーゴマを見つけたので、懐かしく思いやってみたのですが、なかなかうまく回すことができません。子どもよりも熱中してしまいました。

噴水を眺めながらお弁当

世田谷公園には噴水広場があり、ぐるっと囲むようにベンチが置かれています。天気の良い日は地元の方もたくさん訪れ、ひと時の休息を楽しまれています。この日はホットドッグを作っていったので、ベンチに腰かけてお昼ご飯にしました。

世田谷線10駅をウォーキング

この日は病院の予約があったので、ちょっと早めに帰らなければなりませんでした。ただ、時間が中途半端だったので、思いついて世田谷線沿いを歩いてみることにしました。

久しぶりの松陰神社

世田谷線の終点である三軒茶屋駅から出発し、線路と付かず離れずの距離を保ち、20分ほど歩くと松陰神社に着きました。松陰神社はその名の通り、かの有名な吉田松陰がご祭神として祀られています。

江戸幕府の命によって死罪にされた吉田松陰を、松下村塾の弟子である高杉晋作や伊藤博文などが、千寿小塚原回向院より、こちらの神社に改葬したという歴史があります。神社の敷地内には松下村塾を模した建物もあり、幕末の往時をしのぶことができます。

線路がない!

世田谷線沿いを歩くのは初めてですが、「線路沿いを歩いていけば何とかなるだろう」と軽い気持ちでいたら、いつの間にか線路がなくなってしまいました。

それもそのはずで、後から確認したら松陰神社駅から4つ先の山下駅まで、線路が大きく湾曲していたのです。何とか地図を見つけ軌道修正。無事に3つ先の宮の坂駅へたどり着きました。

大量の招き猫が!

宮の坂駅からしばらく歩いていると、何やら立派なお寺が見えてきました。どうやらこのお寺がかの有名な豪徳寺だということです。

豪徳寺は世田谷区の地名にもなっているのですが、お寺を訪れたのは初めてでした。このお寺は招き猫の発祥の地として知られており、何度もテレビや雑誌で取り上げられています。

残念ながら今回は病院の予約があるので、お参りはせずにスルーしました。今度は時間の余裕がある時に寄りたいと思います。

寺社や商店街など楽しい散歩道です

今回初めて世田谷線沿いを歩いてみましたが、終点から始発駅まで子供を連れていても1時間ちょっとで歩くことができました。

途中、歴史のある神社やお寺があったり、昔ながらの商店街があったり、飽きることなくウォーキングが楽しめました。次の機会には今回寄れなかった豪徳寺にお参りしたいと思います。

やってみよっか?

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