SNSで話題!日本最大級のサンゴ礁「八重干瀬」を楽しむ3つの方法
宮古島で今話題のスポット「八重干瀬」をご存知ですか?大小さまざまなサンゴが100以上もあり、潮位が下がってそのサンゴ礁が海面にでることもあり”幻の大陸”とも言われています。宮古島内でも上位を争う透明度で写真映えすることから、最近ではSNSでも多く投稿されています。
この記事ではそもそも八重干瀬って?という基本的なことから、こんなことが楽しめる!というおすすめのマリンアクティビティをご紹介します。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
※2022年10月31日に公開済みの記事を更新しました
『八重干瀬(やびじ)』ってどういう意味?どこにあるの?
8つの干瀬(ひし)が合わさった日本最大級のサンゴ礁群
沖縄県池間島の北東沖に100以上のサンゴ礁群で大きく8つの干瀬があることから八重干瀬(やびじ)と呼ばれています。 八重干瀬の由来はいくつもの説があり、先述した通り8つの干瀬からなるから、干瀬が何重にも重なっているから、など様々な説があります。
また八重干瀬にある礁は、人体の各部分や動物な現地にゆかりのある名前がついています。総面積は宮古島の3/1に匹敵するほどの大きさで、2013年は天然記念物に認定されました。春から夏にかけて潮位が下がり、旧暦の3月3日は干潮の満ち引きが1番大きく、陸地のようにサンゴ礁が現れることから 「幻の大陸」 とも呼ばれています。
アクセス
- 池間島⇔八重干瀬:船で約30分
- 宮古島平良港⇔八重干瀬:船で40分~1時間
※定期船は運航していないため、オプショナルツアーなどに申込する必要があります。
写真映えスポットとしても人気に
その透明度抜群の海の青さと、周りに遮るものが何もなく地平線まで青空が広がっている光景はまるで別世界のようです。 船上に座ったり、船上から海に向かったバックショットなどは家族やグループで思い出の1ページとしてもばっちり決まります。もしドローンがあればサンゴ礁群の全貌も写真に収められます。
おすすめの楽しみ方 3選
クルージング
泳ぎに自信がない方や小さな子ども連れファミリー、濡れたくないけど綺麗な海は満喫したい、いろんな方の願いを叶えるのがクルージング! 優雅にクルーズしながら八重干瀬の絶景をお楽しみいただけます。アクテビティは3時間弱で終わるので、前後のスケジュールが立てやすく、濡れないのでそのまますぐに次の観光に行けるのも時間を有効活用できますね。
シュノーケリング
実際に八重干瀬の海の中を見てみたい!サンゴをより近くで観察したい!そんな方にはシュノーケリングがおすすめです。 当日の海のコンディションを考え、いくつかのスポットにご案内します。場所によって見える景色が違うのもおもしろさの1つです。クマノミなどの熱帯魚はもちろん、運が良ければウミガメやマンタなどにも遭遇するかもしれませんよ。
体験ダイビング
せっかくなら体験ダイビングでより深い場所で八重干瀬を楽しみたい方に! シュノーケリングは水面ですが、ダイビングならもう少し深いところで水中世界をお散歩できます。また八重干瀬は透明度抜群のため、より空中浮遊感を感じられる方もいるとか。体験ダイビングは料金に器材フルレンタルが含まれているツアーが多いので気軽に参加可能です。
ここに注意!安心して楽しむためには
サンゴの上を歩かない
貴重なこの八重干瀬を残していくにはきちんとサンゴ礁を守ることが大切です。 以前は数百人規模の上陸ツアーなども行っていましたが廃止され、サンゴを好んで食べるオニヒトデの駆除活動をしたりと自然を残す取り組みが行われています。その努力を無駄にしないためにもツアー参加時には サンゴの上を歩かない、日焼け止めは環境に配慮したものを使用する など、ちょっとした気遣いでできるマナーを守りましょう。
暑さ対策を十分に
宮古島は季節を問わず、午前中から日差しが強くなります。特に遮るものが何もない船上は熱中症や日焼けなどに注意が必要です。 水分補給を忘れずに、ラッシュガードや環境に優しい日焼け止めなどを使用してご自身に合った方法で暑さ対策をしましょう。
日本最大級のサンゴ礁で、大自然の神秘に触れる
宮古島で人気上昇中の観光スポット八重干瀬。海に入るだけが楽しさの全てではなく、クルージングや写真撮影など船上からでも十分に満喫できるのでどの世代・どんなプランでもきっとあなたに合う遊び方が見つかるはずです。綺麗な八重干瀬を残していくためにも参加する際は環境に配慮したマナーを守った上で楽しみましょう!
やってみよっか?