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【スペイン】首都マドリードの魅力とは?活気あふれる観光スポット5選&グルメ4選

スペインはヨーロッパのイベリア半島にある国で、首都マドリードはスペイン中央部に位置します。

歴史的な建築物や美術館、公園に恵まれ、観光客にも人気の都市です。

この記事では、スペイン旅行経験のある筆者が、マドリード観光が更に楽しくなるスポットやグルメ情報を紹介します!

マドリードを満喫できる観光スポット5選

かつてアラブ系の都市だったマドリードは、キリスト教とイスラム教の文化が交わる美しい街です。建築物の美しさはもちろん、美術館や博物館も多くあり、芸術的に発展している様子が分かります。

マドリードの美しい芸術や文化を五感で感じられるスポットを紹介します!

マドリード王宮

マドリード王宮は、かつてスペイン国王一族が住んでいた王宮で、 現在は公式行事で迎賓館として使われています 。前身はフェリペ2世の息子・サンチョ王子の住むサンチョ宮殿でしたが、1738年から1755年にかけてフランスのヴェルサイユ宮殿を参考に再建され、現在の形になりました。

約3000室の部屋があり、その内20室前後は一般公開されているので、見学することができます。豪華な内装が特徴的で、バロック式の王の間、天井画で有名な大階段、王妃の間は特に必見です!美術館や武器庫、図書館や礼拝堂、薬局もあり、 王族の暮らしが垣間見えます

毎月第1水曜日の12時からは衛兵交代のパレードが行われ 、騎馬隊の迫力満点なパフォーマンスを見られるので、旅行計画の際に考慮してみてくださいね!

マヨール広場

マヨール広場は、マドリードの中心部にあり、 スペインで最も美しい広場 のひとつです。

赤いレンガとバロック様式が特徴的な3階建ての建物と青空のコントラストは、しばらく眺めてしまうほど美しかったです!かつての闘牛の会場や自由思想家たちの火刑の場であったこともあり、歴史の深さを感じられます。

筆者が訪ねた時は、現地の子どもたちが先生に連れられていたので、現地民にとっても重要な場所であることがわかりました。現在はイベントの会場として使われることが多く、クリスマスの時期は クリスマスマーケット が開かれ、大きなクリスマスツリーが飾られます。

美しいファサードと時計塔を持つマドリード市役所では、 マドリードの歴史や文化について展示があり 、学ぶことができます。

サン・ミゲル市場

サン・ミゲル市場は、1916年に建設された鉄骨造りの建物を利用した 屋内市場 です。1日あたり平均約1万人の観光客が訪れる人気スポットで活気があり、歩いてみているだけでも楽しいです!

市場は 歴史的建造物として保護されていて 、地元の生産者や食品店、レストランなどが集まり、地元の食材やお酒、軽食などの購入ができます!ワインやオリーブオイル、お菓子も販売されていて、 おみやげにも困りません!

お店によってはイーティングスペースもあり、筆者はレモン汁をかけた生牡蠣と現地の白ワインで、スペインの味を楽しみました。

アルムデナ大聖堂

アルムデナ大聖堂は、19世紀末から20世紀初期にかけて建設された、 マドリード王宮の隣に建つ大聖堂 です。実は建設当初、王宮の礼拝堂として建設されましたが、後に大聖堂として改装されました。

外観は白い石灰岩で作られ、シンプルながらも堂々としたファサードとクロスが飾られた中央のペディメントの美しさに感動し、筆者を含め思わずカメラを構える観光客が多かったです!

大きな二つの柱が建つ入り口から入ると、豪華な内装が広がり、 イエス・キリストが描かれたステンドグラスが印象的 でした。高さのある天井には金色のフレスコ画が描かれ、聖壇の後ろには白い大理石でできた彫刻があります。

大聖堂や教会が好きな方 ステンドグラスをゆったり眺めたい方 にピッタリの観光スポットです!

ソフィア王妃芸術センター

ソフィア王妃芸術センターは、現代美術に特化した美術館です。

かつて病院として使用されていた歴史深い建物でしたが、1992年に開館以来、20世紀のスペイン美術を中心に展示されています。

パブロ・ピカソの「ゲルニカ」 をはじめ、サルバドール・ダリ、ホアン・ミロ、などのスペインを代表するアーティストたちの作品を見ることができます!また、スペイン内戦やフランコ独裁政権など、スペインの歴史に関する展示も行っており、 美術と歴史が紐づいた展示 が行われています。

美術館内は広いですが、カフェやレストランもあるので、 休憩しながら回れる のは嬉しいですね!

マドリードを味わえるグルメ4選

マドリードでは、スペイン全体の食文化を代表するタパス(小皿料理)が一人でもシェアしても楽しめるため、人気があります。

小さなバケットに具材を乗せるスタイルで、オリーブや生ハム、チーズやパテなど多彩なメニューがあり、食べ比べもできます!

チュロス発祥の地でもありますが、日本のチュロスとはスタイルが異なるので新しい世界が広がります!おいしいのにフォトジェニックな料理が多い、マドリードのグルメ情報を紹介します。

Restaurante Botin

1725年に誕生したRestaurante Botinは、 「現存する世界最古のレストラン」としてギネスブックに認定されています!

子豚の丸焼きやラムのロースト など、伝統的なスペイン料理を中心に提供していますよ。伝統的なスペインのパン「Pan de Horno」は、外側はカリカリ、中はふんわりとした食感で料理との相性も抜群です!

世界中から文化人や著名人も訪れていますが、 常連だった小説家・ヘミングウェイ が自身の小説「日はまた昇る」でRestaurante Botinを登場させ、一段と有名になりました!

スペインの画家・ゴヤが1765年にマドリードに上京した際に、皿洗いのアルバイトをしていたという、興味深い逸話もあります。内装や雰囲気からも時代の流れを感じられ、スペインの歴史と文化を五感で味わうことができるでしょう!

Malacatin

Malacatinは、下町情緒あふれるラ・ラティーナ地区にあり、 地元民からも愛されているレストラン です。伝統的なスペイン料理やタパス、ドリンクのワインやビールも種類豊富に揃っているのは観光しているとありがたく感じますよね!

その中でも、 マドリードの食文化を感じられるコシード は、特におすすめなメニューです!シチューに似ている料理で、人参やじゃがいも、キャベツやヒヨコ豆、生ハムやチョリソなどの具材を煮込んで作られています。

コシードがおいしいお店を決めるグルメ企画「ルータ・デル・コシード・マドリレーニョ」で、 ベスト・コシード賞を受賞 した実績があります!

スペイン料理の中でも、特に マドリード料理に特化 して楽しみたい方にはピッタリでしょう。

San Gines Chocolateria

San Gines Chocolateriaは、 1894年に開業してから姿を変えず に営業しています。
店内に足を踏み入れると白の美しい大理石のカウンターがあり、深緑色の壁には歴代の著名人のモノクロ写真が飾られ、歴史を感じられるでしょう!
チュロスだけでも種類が多くて迷いそうですが、筆者は一人で訪ねたのでホットチョコレートとチュロスのセットを注文しました!マドリードは水道水も飲料可能で、 無料の水道水も一緒に注文するのが地元流 だと店員さんから教わり、追加してもらいました。
どうしても水道水に抵抗がある方は、 有料のミネラルウォーターもある ので安心できますね。
ホットチョコレートは日本のチョコレートと比べると甘いですが、チュロス自体が甘さがなく相性の良い組み合わせでした。 24時間営業 していて、いつでもチュロスとチョコレートを楽しめるのは、旅行計画も柔軟に組めるので嬉しいですよ!

Chocolat Madrid

Chocolat Madridは、 朝7時半からオープン するので、朝食で訪ねる観光客や地元民が多いです。

チョコレートをそのまま溶かしたように濃厚なホットチョコレートは、チョコレート好きにはたまりません!スイス製やウィーン製、キューバ製などと チョコレートの種類が豊富 で、ダークチョコレートからミルクチョコレートまで自分の好みで選べます。

チュロスは塩気があるので、ホットチョコレートの甘さと中和し、日本人の味覚に合うと思いました。

看板メニューは 可愛らしいハート型のチュロス 迫力ある大きなポラス で、SNS映えすること間違いないでしょう。ホットチョコレートは口の中が甘くなりやすいですが、 コーヒーや中国茶などと甘味に合うドリンクが充実している のも嬉しいですよね!

魅力いっぱいのマドリード観光を楽しもう!

いかがでしたでしょうか。
筆者の体験談を盛り込んで、家族や友達におすすめしたい観光スポット・グルメ情報を紹介しました。
アラブとヨーロッパの歴史や文化が交差する スペイン・マドリードは、 フォトジェニックで魅力的 ですよね!
この記事を参考に、是非マドリード旅行を楽しんでくださいね!

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