【タジキスタン旅行】首都ドゥシャンベの王道観光スポット12選
タジキスタンの首都ドゥシャンベは、現在絶賛発展中の小さな都市です。高層ビルが立ち並んでいる背景には山脈が連なっているのが見え、自然豊かです。
今回はドゥシャンベを初めて訪れる方に向けて、ドゥシャンベに行ったらまず訪れたい、王道観光スポットを13選ご紹介します。
こんにちは!ライターMiruです。
皆さんはタジキスタンの首都をご存じでしょうか?
タジキスタンの首都はドゥシャンベと呼ばれ、タジキスタン西部のウズベキスタン国境近くに位置します。都市名はペルシア語に由来し、月曜日に市場が開かれたので「月曜日」という意味だそうです。ドゥシャンベは現在絶賛発展中の小さな都市です。高層ビルが立ち並んでいる背景には山脈が連なっているのが見え、都市と自然のコントラストが美しいです。
今回はドゥシャンベを初めて訪れる方に向けて、ドゥシャンベに行ったらまず訪れたい、王道観光スポットを13選ご紹介します。まだまだマイナーな観光先で情報が少ないため、訪れる方は是非参考にしてみてください。エリアごとにわけて紹介するので、上手く回ってみてくださいね。
観光中心部のスポット
ルダキ公園(Rudaki Park)
外せない観光代表スポットに周囲を囲まれているのがこちらの公園です。緑豊かで四季の植物を楽しみながら散歩できます。入場無料なので、観光途中に立ち寄るのが良いでしょう。
タジキスタン国立博物館(National Museum of Tajikistan)
タジキスタンについて知るならこちら。地下1階から3階までの4フロアに分けて展示されています。タジキスタンは1991年ソ連崩壊後に独立しましたが、独立後や独立前の原始時代からソ連時代までの歴史や文化を知ることができます。
入場料は、一般大人一人30ソモニ(約400円/2024年4月1日現在)で、1時間ほどで回ることが可能です。展示物にはほとんど説明がない、またはロシア語表記であることが多いので、 ガイドをお願いすることをおすすめ します。
イスマイル・ソモニ像(Monument of Ismail Samani)
タジキスタンにイスラム教を布教したと言われる、歴史的重要人物であるソモニさんの巨大像です。かなり上を見上げる必要があるこの大きさと存在感に圧倒されます。ドゥシャンベで1番有名な写真撮影スポットであり、記念撮影にいかがでしょうか。※観光客に目を付けてカメラマンが寄ってきますが、撮ってもらうと撮影料を請求されるのでご注意ください。
タジキスタン国立図書館(Tajikistan National Library)
まるで政府機関の建物かと思うほど荘厳で豪華なこちらの建物は、中央アジア最大級の国立図書館です。中はなんと9階建てで多ジャンルの書物が揃っており、蔵書数は約1,000万冊なのだそう。入場無料なだけでなく 内部無料ツアー が存在し、こちらも予約なしで利用可能ですので、是非立ち寄ってみてください。
フラグ公園(flagpole park)
ドゥシャンベの街中至る所で国旗を見かけますが、こちらの公園には一番大きな巨大フラグがあります。国立図書館前にあるので、通ってみてください。
北部のスポット
イスティクロル像(Istiklol monument)
観光中心地を北に少し行ったところにあるのが、ドゥシャンベのシンボルのひとつであるこちらのタワーです。残念ながら観光用ではなく入ったり登ったりはできず、記念に建てられたモニュメントという位置づけですが、背後に写る山々も美しく景色が楽しめます。
ホジ・ヤクバ・モスク(Haji Yaqub Mosque)
タジキスタンはイスラム教徒が人口のほとんどを占めており、モスクも観光にぴったり。こちらはドゥシャンベで最も古いモスクのひとつで、美しい装飾の建築にも注目です。※ 2024年現在は修復工事も行っているため 、一部入れない場合や開いていない可能性もあります。事前に現在状況を確認することをおすすめします。
メフルゴン市場(Mehrgon Market)
旅行にかかせないのが現地のお買い物ですよね。ドゥシャンベで観光客に人気の市場がこちらです。食べ物や衣類、雑貨、日用品などあらゆるものが揃っています。お土産選びに持ってこいなスポットです。
※人が多く、ローカルマーケットなので ひったくりなど合わないよう貴重品には気を付けて 訪れてください。また、基本的に値札のついてない商品も多いため、ぼったくりに合わないよう、 割に合わない値段だと思ったら断る ようにしましょう。
ビクトリー公園(Victory Park)
タジキスタンは高原で有名ですが、はるか遠いパミール高原までは行けない!という方は、ドゥシャンベ市内の高台はいかがですか?こちらの公園は、ドゥシャンベの市内とタジキスタンの山々を眺めることができます。また、公園内には観光客にピッタリなタジキスタン料理レストランも存在しています。ドゥシャンベの景色を見ながら現地の郷土料理を食べられる贅沢なスポットです。
西部のスポット
ナブルーズ宮殿(Navruz Palace)
面積は4万㎡、高さ50mある大きなこちらの宮殿は、古い歴史の面影ある装飾でありながら新しく建築された豪華な宮殿です。ホール入り口には東洋の「クンダル」模様が装飾されており、このホールはタジキスタン産の29種類の半貴石が使用されていることから「ストーンホール」とも呼ばれています。壁には6,000㎡を超える木彫りのモザイク画が施されています。 見どころの「黄金ホール」は柱や壁の模様は純金で装飾され、天井からは重さ6トンある巨大なシャンデリアが吊り下げられています。
ただの宮殿ではなく、中には映画館や飲食店もあり複合施設となっています。内部ツアーはガイド付きで 入場料50ソモニ(約700円/2024年4月1日現在) で、価値のあるツアーと評判です。
南部のスポット
国立民族学博物館(National Museum of Antiquities of Tajikistan)
古代の土器や石器、仏教時代の展示物が多く保管されているので古代歴史に興味のある方は必見です。涅槃の中で眠っている巨大な仏陀の像が見どころです。
入場料は50ソモニ(約700円/2024年4月1日現在)で、所要時間は約1時間です。展示案内はほとんどがロシア語であるため、よく知りたい方は 館内のガイドを付けることをおすすめ します。
アイニ・オペラ・バレエ劇場(Ayni opera ballet theater)
ドゥシャンベの中心部に位置し、国民に愛されている国立劇場です。ソ連時代に建てられ、ソ連スタイルの面影があり美しく、オペラやオーケストラを上演しており、日本人バレリーナも多数所属しています。公演はわずか30ソモニ(約400円/2024年4月1日現在)からと、日本では考えられない金額で芸術鑑賞が可能です。
ドゥシャンベを回ろう!
いかがでしたか?今回はドゥシャンベに行ったらまず訪れたい、王道観光スポットを12選ご紹介しました。これでドゥシャンベ観光情報はバッチリ!参考にしながら、ドゥシャンベを探検してみてくださいね。
やってみよっか?