【タジキスタン】目的別!首都ドゥシャンベのおすすめ現地レストラン9選
旅行の際には、美味しい現地のグルメを堪能したいですよね。
今回はタジキスタンの首都ドゥシャンベの、おすすめ現地料理レストランをタジキスタン在住筆者が紹介します。
目的別に幅広く紹介するので、それぞれの好みや気分に合わせて参考にしてみてくださいね。
こんにちは!タジキスタンの首都ドゥシャンベ在住のライターMiruです。
旅行をしたら、やはり試さずにはいられないのが現地の料理。日本では知名度が低いですが、実は中央アジアのタジキスタンには伝統料理や郷土料理がたくさんあります。しかしどこで食べたらいいのかわからない!という方も多いですよね。
そこで今回はタジキスタンの首都ドゥシャンベのおすすめ現地料理レストランをご紹介します。ロケーションは基本的に観光地周辺のアクセスしやすいところに限定しています。
観光客向け王道タジキスタン料理ならここ
Курутобхонаи Наврузи(クルトブ料理店・ナブルーズ)
市内中心地にあり、タジキスタンの伝統的な座敷スタイルで食事がいただける半地下にあるレストランです。タジクフードが一通りそろっており、観光客が利用しやすくありながら市民にも愛され、ローカルプライスであるのが有難い。夜は混みあいますので早めの訪問がゆっくりできておすすめです。
Зирбак(タジク料理店・ジルバック)
2023年に新しくできた綺麗なタジク料理屋さんです。タジキスタンの国民食が全て揃っており、観光客向けにエキゾチックな店内装飾がされています。
一つの料理量がなかなかボリューミーなタジク料理ですが、こちらには、メインのご飯もの・サラダなど野菜類・汁物がセットになったまるで定食のようなおひとり様セットメニューもあるので、メニュー選びに困ることなく一人でも色々な料理を味わうことが可能です。筆者の来店時には、「また来てください!」と日本語で書かれたレシートが渡されるなど、観光客へのサービス精神も魅力的です。
Тарабхонаи Oшхонаи Роҳат(ファミリーレストラン・ロハット)
こちらも王道のタジク料理が一通りそろっている、ファミリー向けレストランです。店内席は勿論、雰囲気よく風通しの良いテラス席もあり、お手頃価格で料理が楽しめます。一押し人気メニューは中央アジア全般で食べられる肉の串焼き 「シャシュリク」 です。牛肉や鶏肉、羊肉、ミックスされたミンチなど、さまざまな種類の串焼きが味わえます。在留邦人にも人気で、観光客の訪れやすいお店です。
より地元のレストランで味わいたい
Қурутобхонаи "Олим"(クルトブ料理店・オリム)
タジキスタンの代表的な国民食に「クルトブ」というものがありますが、こちらはクルトブ専門店です。観光地周辺からは少し離れていてローカル感漂うエリアにありますが、 ドゥシャンベで一番本格的なクルトブ が食べられると噂のレストランです。店員さんも親切であたたかく、値段も良心的で、地元の人たちに囲まれながら食事を楽しむことができます。 あえてローカルな体験をしたい!という方にぴったり です。
Duston(ダストン)
こちらは中央アジアの伝統ご飯の一つである、「オシュ」の専門店です。こちらも市内中心地からは少し離れますが、とっても大きな窯で作られる大量のオシュを見ることができ、驚き間違いなし!
タジクの歌や踊りのショーを楽しめるレストラン
Анзур(アンズール)
2024年にリニューアルされたばかりで綺麗な店内のショーレストランです。店内にはステージがあり、タジクの伝統的な音楽演奏やダンスが披露されます。料理は見た目が凝っていてお洒落で、アルコールメニューも充実しているので、お酒が飲みたい方やナイトライフを楽しみたい方におすすめです。
景色や店内装飾を楽しむ
Rohat Teahouse(ロハット・ティーハウス)
タジキスタンでは昔ながらの伝統レストランをティーハウスと呼ぶことが多く、こちらのロハットは、 ドゥシャンベ市内で最も古い歴史あるティーハウス と言われています。建築が美しく、数少ないソビエト時代から残る店内の装飾を楽しむことができます。
メニューはとても豊富で迷いがちですが、おすすめはタジキスタン郷土料理の一つで、日本でのうどんに似た 「ラグマン」 で、ボリューム満点です。英語メニューも用意されているので、ロシア語がわからなくても安心です。
Зафар(ザファル)
こちらは、ドゥシャンベの大きな公園内の丘近くに位置する高級タジク料理レストランです。 ドゥシャンベの街並みが一望できるのが最大の魅力 で、夏には屋外席も利用可能です。またさまざまなエンターテイメントも行っており、 DJによる音楽や民族ダンスショー なども楽しめます。特に夜景が美しく、ビールとシャシュリク(郷土料理の串焼き肉)、シーシャ(水タバコ)を注文するのが人気です。
人気店につき、 事前予約や早めの時間帯の来店がおすすめ です。
Сим-сим(シムシム・パブ)
こちらは、ビール工場に併設されたおしゃれなパブで、 タジキスタンブランドの代表ビール「シムシム」の生ビールが1杯わずか約100円で飲める ことが売りです。目の前にはドゥシャンベの夜景が広がり、外を眺められる広々としたオープンスペースと、ビールにぴったりのおつまみやチップス、肉料理も用意されています。パブをお探しの方は是非ふらりと寄ってみてください。
タジキスタン料理の予算
たくさんのレストランを紹介しましたが、どれくらい食費は必要?と思う方も多いでしょう。
タジク料理店は高級店もローカル店もさほど値段の大差はなく、 一人当たり100TJS(約1,400円/2024年5月1日現在)ほどあればお腹いっぱい食べられます 。ローカル店であれば半額の50TJS(約700円/2024年5月1日現在)ほどあれば食べられます。
タジキスタンのレストランで気を付けること
- 慣れない食事であるため、万一に備えて 胃腸薬 を持っておくようにしましょう。
- お腹を下しやすい方は、 生野菜や乳製品を避けるとベター です。
- お会計は席で行うこともレジで行うことも可能です。クレジットカードが対応していないレストランもあるので、多少の現金は持っておくようにし、オーダーする前に確認しておくと安心です。
- 料理のサイズが大きいことがあります。小食の方は尋ねても良いでしょう。 半量にしてほしい場合は「ニンプタ」 と言ってみましょう。
- お茶など飲み物は、 はじめから甘い場合も多い です。無糖が欲しい方は甘いかどうか確認しましょう。また、同様に辛いものもあるので、気になる場合は尋ねてみてください。
ドゥシャンベの食事はこれで決定!
今回はタジキスタンの首都ドゥシャンベのおすすめレストランやカフェを紹介しました。タジキスタン旅行の際に参考にしてくださいね。
やってみよっか?