最近話題のマレーシア留学にかかる費用はどのぐらいだろう?マレーシア留学経験者が解説
初めまして。苦手な英語を克服し、TOEIC900点を突破!今はゲストハウス支配人として英語を毎日使っているとくじん。と申します。
本日から1週間、私の経験を存分に活かしながら、「マレーシア留学」や「TOEIC勉強法」について紹介していきます。
まず、「マレーシア留学」と聞いて、どのような生活を送るか想像できますか?特に人気のアメリカやイギリスと比べると情報量が少なく、なかなか生活を想像できない人も多いでしょう。
今回の記事では、実際にマレーシアに1年間留学した筆者がマレーシア留学の費用面に関して解説していきます。
とくじん。って何者?
はじめまして。今回、英語学習や資格関連の記事を執筆させていただくこととなりましたとくじん。です。とくじん。の「。」も忘れずに覚えてくださいね!まずは簡単に過去の経歴を紹介させていただきます。
英語嫌いな中学時代
今では、仕事でも毎日英語を使う生活を送っていますが、実は中学生の頃は英語が大の苦手でした。3年生までbe動詞すら理解できず、毎回赤点ギリギリでしたが、恩師との出会いで英語に興味を持つようになりました。
そこからは毎日英語を勉強する日々。英語をより深く勉強するために、外国語学部のある大学に進学しました。
英語にハマりマレーシア留学へ
大学でも引き続き英語を勉強していたものの、海外経験がなかったので、留学に興味を持つようになり、交換留学制度を活用してマレーシアに10ヶ月間滞在しました。この記事では、まだ主流ではないマレーシア留学について詳しくお伝えしたいと思います。
現在も年1回はTOEICを受験
大学を卒業して5年以上経ちますが、今でも毎年TOEICを受験しており、大学時代からこれまで右肩上がりにスコアアップしています。大学1年次のスコアは535点、最新のスコアが915点です。TOEIC含む英語資格試験の勉強方法に関しても、お役に立てる記事を書いていきます!
マレーシアってどんな国?
それでは早速、マレーシア留学についてみていきましょう。マレーシアと聞いて、どのようなイメージが浮かぶでしょうか?マーライオン?それはシンガポールの観光地です。マレーシアは知名度こそあれど、国に関して詳しく知っている人は実は少ないのではないかと思います。
多民族国家
マレーシアは多民族国家です。 国土は日本とほぼ同じですが、人口は3,000万人ほどと日本の4分の1ほどでマレー系が約7割、中国系が約2割、インド系が1割弱の人口比となっています。他にも原住民族も生活しており、それぞれ異なる宗教を信仰しています。 国教はイスラム教ですが、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教、儒教など様々な宗教が共存している点が最大の特徴です。
親日国
マレーシアは世界的に見てもかなりの親日国と言われています。過去には、 マレーシアの首相が日本や韓国をお手本にして経済発展を試みる政策 を打ち出しました。これが 「ルックイースト政策」 です。
この政策は継続しており、2022年で40周年を数え、それと同時に2022年はマレーシアと日本の国交樹立65年にあたります。この政策で経済成長に成功したこともあって、マレーシア人の多くが日本に好印象をもつようになりました。
熱帯雨林気候
気候は日本とは大きく異なります。日本は温暖湿潤気候に属し、四季がはっきりしていますよね。一方でマレーシアは熱帯雨林気候です。赤道に近いこともあり、年中30度近い気温で四季はありません。さらに湿度も高いので、年中梅雨時の気候と想像するとよいでしょう。
ずっと梅雨と聞くと生活しづらく感じるかもしれませんが、寒暖差が少なく年中暖かいので比較的生活しやすいです。
マレーシア留学にかかる費用
次はマレーシア留学の費用について確認していきます。私の場合は、交換留学でマレーシアに滞在していたので、授業料は日本の大学に納めていました。授業料に関しては、私費留学の場合のものを紹介します。事前情報として、マレーシアの通貨はリンギット(RM)です。1RM=30円前後が平均ですが、私の滞在中には28円〜32円の変動があったので、常に一定のレートとは限りません。
授業料
授業料は 私立大学であれば、60万〜100万円 が相場です。安いところであれば、日本の国公立大学と同じぐらいの費用となります。マレーシアの 国立大学の相場は30万円 とかなり破格の授業料です。日本の国公立大学の半期分の費用で1年間授業を受けることができ、さらに大学によっては履修授業が少なくなった場合は、授業料の減額を行ってくれるところもあります。
また、 マレーシアの大学は3年制がほとんどなので、国立大学であれば100万円の授業料で学位を取得することが可能です。 (*学部によっては4年制以上のところもあります。)
生活費
マレーシアの物価は日本の物価の 約3分の1 です。これだけでも安く生活できそうなのが想像できますね。留学中は多くの方が寮に滞在するかと思います。私立大学であれば、寮費は個室で3万円〜が相場です。
私が交換留学で通っていた大学は、州立大学(国立大学の1つ)だったので、寮費も格安で光熱費込みで約1万円で生活することができました。食費も1食あたりRM5〜RM10(150円〜300円)です。レストランで食べると高くなってしまいますが、屋台ではRM10以下で食事ができます。 1日3食で計算すると、寮費と食費で月5万円ほどで生活ができてしまいます。 私の場合は、寮費が1万円だったので、月3万円ほどの生活費でした。写真の料理はコロミーという料理で、150円ほどで食べることができます。
通信費
海外で生活する上で、スマホやパソコンは必要不可欠ですよね。最後にこれらの費用についてみておきましょう。まず重要なのが携帯代です。マレーシアでは、携帯会社との直接契約の他にプリペイド式のSIM契約があり、後者の方がより一般的。プリペイド式のSIMでも「トップアップ(チャージ)」をすることで、継続して同じSIMカードを使うことができます。
パソコンの利用にはWi-Fiが必要です。Wi--Fiに関してはほとんどの寮で完備されているので、Wi-Fiの費用はかからないと考えてよいでしょう。
留学前にかかる費用
ここまでは留学中の費用をお伝えしてきました。最後に、留学前にかかる費用を解説します。 留学前にかかる費用は、渡航費、海外保険料、パスポート発行料(更新料)、仲介手数料(留学エージェント利用の場合)等です。 渡航費は格安航空を使えば片道2万〜、海外保険料は期間にもよりますが、1年間で20万円ほどが相場となっています。この2つの費用は必ず発生するものなので、事前に資金を用意しておきましょう。
パスポート発行は、すでにパスポートをお持ちであれば不要ですが、新規もしくは期限切れの場合、11,000円(5年有効)または16,000円(10年有効)がかかります。また留学エージェントを利用する場合、5万円〜30万の仲介手数料が発生することがあるので、留学エージェント選びも重要ですね。
マレーシア留学で費用を抑えて英語を身につけよう!
今回はマレーシア留学の費用について解説してきました。非常に安価で留学に行けることがお分かりいただけたかと思います。私が行った国立大学であれば、寮費含めて月3万円で生活でき、私立大学であっても寮費込みで6万円ほどで生活できると考えるとかなり破格ですよね。
ぜひ、格安で生活できるマレーシアを、留学先の候補地として検討してみてください。
明日からの記事も、「英語の勉強を頑張りたい!」と思っている読者の皆さまのお役に立てるように願っています。ぜひ、引き続きお読みくださいね!
やってみよっか?