レトロな街並みが女子に人気!1日たっぷり楽しめる おしゃれでかわいい倉敷を散策
白壁の町家が建ち並ぶ「倉敷美観地区」は実は女子旅にの町歩きにピッタリ!
このエリアでは古い商家をリノベーションした雑貨店やカフェが多く、フルーツ王国岡山産の果物をたっぷり使ったスイーツのお店、デニムや帆布製品を扱うお店など、女子の心をくすぐるお店が多く並びます。雑貨用途のマスキングテープを生み出した「カモ井加工紙」の本拠地でもあるんですよ。
ぜひ着物や浴衣を着て、情緒あふれる倉敷の街歩きを楽しんでみませんか?
倉敷美観地区とは?
歴史
倉敷は昔は遠浅の海でした。干拓による田地の開発が進められ、その地に植えた綿花によって徐々に発展していきます。
「倉敷」という町が一躍有名になるのは江戸時代、幕府の直轄領「天領」となったことがきっかけです。幕府が直々に収める土地となり、多くの人や物資がこの倉敷に集まってくるようになりました。当時の倉敷川は潮の干潮を利用して多くの船が航行しました。そしてその川沿いに商人が集まり、漆屋造りの町家や白壁土蔵造りを中心とする町並みが形成されていきました。現在の美観地区の景観が出来上がったのは、この頃と言われています。
そしてその後の戦争の空襲も受けずに、いまなおその姿を残しています。
昭和43年には倉敷市独自の「倉敷市伝統美観保存条例」が制定。
その後、昭和54年に「重要伝統的建造物群保存地区」として国からの選定を受けています。
アクセス
【公共交通機関の利用】
最寄り駅は
JR山陽本線「倉敷駅」
です。そこから徒歩約15分、またはタクシーにて約5分ほどとなります。
【お車の利用】
美観地区の周辺には7カ所の市営・民営の駐車場があります。
各駐車場においては収容車両数が多くない為、早めのお時間に入庫することをおすすめします。また地区内は道路が狭く、歩行者も多いため、できるだけ車の乗り入れはご遠慮ください。なお、美観地区の倉敷川沿いの道路は時間帯により車両進入禁止になるので注意が必要です。
駐車場情報マップは倉敷市公式観光サイトよりご確認ください。
倉敷のみどころ
日本初!私立西洋美術館「大原美術館」
1930(昭和5)年に設立された日本初の私立西洋美術館です。 倉敷美観地区の入り口付近に位置する、ギリシア神殿風の外観をしており、この地の発展に大きく貢献した実業家の大原孫三郎氏によって建設されました。クロード・モネの「睡蓮」、エル・グレコの「受胎告知」そして名匠ルノワールやゴーギャンなどの有名な西洋の絵画が展示されています。 エジプト古代美術、西洋現代美術、日本近代・現代美術など様々なセクションに分かれており、約3,000点の美術品を収蔵しています。
倉敷美観地区の中心を流れる「倉敷川」
倉敷美観地区の中心部を悠然と流れる倉敷川の両岸には柳並木が続き、風情ある町屋建物との景色は江戸時代にタイムスリップしたような気持ちにさせてくれます。
江戸時代には、この川を物資を運ぶ船が行き交っていましたが、現在では観光川舟が運行されています。船頭がゆっくりと進めるその舟からの景色は地上を散策するのと異なる風情を楽しむことができるのでおすすめです!
また世界的な照明デザイナー石井幹子さんがプロデュースした
「倉敷美観地区夜間景観照明」
もおすすめです。暗闇の中から浮かび上がるように照らされた建物は、倉敷川の川面に反射し、とても幻想的な雰囲気となります。
昼間とは違った表情を見せる夜の美観地区の美しさをお楽しみいただけます。
洋食も和食も楽しめるクラシカルなレストラン「レストラン蔦」
美観地区内にある複合観光施設「倉敷アイビースクエア」内にあるレストランです。
洋食も和食も楽しめるクラシカルなレストランとして、観光客だけでなく地元の人達にも人気があり、お料理も地産地消を意識したメニューが揃います。そして
なんといってもこちらは建物の雰囲気がとても素敵!
この施設は元々は1889年(明治22年)に建設された倉敷紡績所の本社工場でした。
1960年代に再開発され、2007年(平成19年)には経済産業省により
「近代化産業遺産」
として認定され、2017年(平成29年)に文化庁より「日本遺産」構成文化財の一つとして認定されました。施設内は昔の面影を随所に感じる事ができ、
特にこの施設の名前にもなっている蔦=アイビーが赤レンガの壁面を覆っているのが印象的です。
フルーツ王国岡山の果物を堪能できる「くらしき桃子」
くらしき桃子は旬のフルーツを使った豪華なパフェから、街歩きにピッタリのクレープやジェラートなどを販売している、甘いもの好きにはたまらないお店です。
美観地区に3店舗があり、店舗によって少しメニューも異なります。店内はお土産の販売、テイクアウト、カフェと3通りの利用が出来るようになっています。
こちらのカフェでは季節ごとの旬のフルーツを使用したパフェの美味しさと見た目の美しさもあり、インスタ映えするご当地グルメとして高い支持を得ています。看板メニューは、お店の名前にもなっている「ももこパフェ」。散策の足休めにぜひ立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。
おすすめの楽しみ方 3選
白壁の屋敷にはえる「着物・浴衣レンタル」
レンタルであれば1,000着以上の着物から、帯や帯留めまでアレンジが自由自在です! また夏には数十種類以上もの浴衣をご用意しています。レトロな柄やモダンな柄まで気分やシーンに合わせて楽しめる豊富なプランからお好きなものをお選びいただけます。また手荷物はお店で預かってくれるので、着物または浴衣のみで倉敷を散策できるのも嬉しいポイントですね。倉敷川に並び立つ柳並木と白壁の土蔵には、和装がとってもマッチします。ぜひ旅の思い出に素敵な1枚を収めてみてください。
名所から穴場まで~町の魅力を俥夫と巡る「人力車」
地元の魅力を熟知した俥夫(しゃふ)が引く人力車で、倉敷の街中をめぐってみるのはいかがでしょうか? 俥夫が観光名所でお写真を撮影しながら、名所をご案内いたします。 プランは10分のお手軽コースから、人気の30分・60分コース、そしてじっくりと楽しむ120分コースからお選びいただけます。人波を避けて、ゆっくりと観光をされたい方や、穴場スポットを巡りたい方にもピッタリです。また人力車に乗るといつもより少し高い目線となり、いままでとは少し違う倉敷の魅力を見つけることができるかもしれません 。倉敷訪問リピーターの方にもおすすめのアクティビティです。
デニム発祥の地で作る世界でたったひとつの「オリジナルジーンズ」
岡山県倉敷市は国産ジーンズ発祥の地であり「デニムの聖地」とも呼ばれています。 岡山ジーンズの無力はなんといっても濃紺を基調とする「藍染め」の発色が美しさです。履き続けることで出来るシワや色落ちも味わい深く、長く楽しむ事ができます。そんな倉敷市で誕生した老舗ジーンズメーカー「Betty Smith(ベティスミス)」では、オリジナルのシーズンづくりを体験することができます。ジーンズのデザインから生地、ボタン、リベットに至るまで、好きなものを組合わせることが可能です。世界にひとつだけのジーンズを思い出と共に持ち帰ってみるのはいかがでしょうか。
歴史から最新グルメまで、遊び尽くす「倉敷」
倉敷には今回ご紹介した以外にも巡りたいお店や魅力ある場所がいっぱいあります。
ぜひ気になるお店やアクティビティをチェックして、旅の計画を立ててみてくださいね。
やってみよっか?