【2022年】まさに田んぼの宝石箱！ギネス認定の輪島・白米千枚田イルミネーションイベント「あぜのきらめき」とは？

「あぜのきらめき」イベント概要

その名の通り、棚田のあぜ道をLED電球の光が照らす秋から冬にかけての一大イベントで、輪島市を盛り上げようと2011年からスタートしました。ライトアップは通称「 ペットボタル 」と呼ばれる 太陽光を利用したイルミネーション で、 太陽光で自動充電と蓄電をくり返し、暗くなると自動的に発光する仕組み となっています。 自然エネルギーのみを利用した環境にやさしいエコなイベント でもあるのです。

例年、イベント期間中は約10万人の人出を数えていますが、スタートから10年が経った今でも 予約不要＆入場無料 となっており、どなたでも気軽にライトアップ鑑賞を楽しむことができます。

見どころ

• 約25,000個のLEDを使った壮大なイルミネーション
• 15分ごとにピンク→グリーン→ゴールド→ブルーの4色に変化、能登の四季をイメージ
• 遊歩道を歩けば「 ロマンティックな光の海 」に包まれた幻想的な雰囲気が楽しめる
• クリスマスやバレンタインには特別なデコレーションも
• 2012年には 「太陽光発電LEDの最大ディスプレイ」 として ギネス世界記録 に認定

開催日時

開催期間：2021年10月23日（土）～2022年3月13日（日）
開催時間：日没から約4時間
点灯開始時間の目安　12月 16：55、1月 17：15、2月 17：50、3月 18：15

※ピンポイントでの点灯情報（翌日の点灯開始時間）は輪島市の公式ページをご参照ください。
※当日の天候により前後する場合があります。

金沢からのアクセス方法

車（マイカー、レンタカー）を利用

①金沢から「のと里山海道（無料）」に乗り、終点「のと里山空港IC」で下車
②終点の交差点を右折し、コンビニを左折し輪島方面へ
③茅葺庵三井の里（突き当り）を右折し、しばらく道なり
④市街地まで直進したら「河井中央」交差点を右折し国道249号線へ
⑤10kmほど道なりに進むと白米千枚田に到着
（金沢から白米千枚田までの所要時間：約2時間20分）

＜駐車場＞
観光バス　5台
一般車　51台（内1台EV普通充電器含む）
身障者用　2台

公共交通機関（バス）を利用

①金沢駅から輪島特急バスで乗車約2時間30分「輪島駅前」下車（乗り換え）
②「輪島駅前」から路線バス（町野線）乗車「白米千枚田」下車
※「あぜのきらめき」開催期間中の土日祝は、輪島駅前～白米千枚田間の往復臨時便も運行します。

観光バスツアーを利用

毎年多くの観光客が訪れるイベントのため、場合によっては マイカーを駐車場に停めるのに時間がかかることもあります が、金沢発の観光バスツアーなら、駐車場や乗り換えの心配をすることなく気軽に白米千枚田まで向かうことができます。 輪島名物「輪島ふぐ」 のフルコース夕食付きで冬の味覚も楽しめますよ。ツアーバスは観光や移動に便利な金沢駅を午後1時すぎに出発するので、他県から電車で金沢へやって来る場合にも便利です。

おすすめ立ち寄りスポット

「道の駅 千枚田ポケットパーク」

道の駅・千枚田ポケットパークは白米千枚田に隣接し、棚田を見学する際の駐車場を完備しています。店内の食事スペースでは、千枚田のお米を使った「 棚田米おにぎり 」を購入することができます。一夜干しのイカを焼いた「イカのゴロ」や「きゃらぶき」などのオリジナル具材やスタンダードの「塩むすび」など5種類のおにぎりが味わえます。輪島名物の「えがらまんじゅう」がトッピングされたソフトクリームやハート型のコロッケの他、うどんやそばなど温かい食べ物もあり、小腹を満たすのにおすすめですよ。

住所：石川県輪島市白米町ハ部99-5

＜千枚田レストハウス＞
営業時間：8:30～17:30
※あぜのきらめき開催期間中は、売店 8:30～19:00、軽食 9:00～18:30

千枚田が一望できるカフェ「SENMAIDA COFFEE」

2021年7月にオープンしたばかりのカフェ「SENMAIDA COFFEE」は空き家をリノベーションしたカフェで、自家焙煎のコーヒーやとっておきのスイーツを味わうことができます。店内2階のカフェフロアからは千枚田と日本海の雄大な景観を望むことができるとあってSNSでも話題となりました。美味しいコーヒーとパティシエ自慢のスイーツを堪能しながら絶景を一望できるのは何とも贅沢ですね。

住所：石川県輪島市白米町ホ50
営業時間：10:00～20:00
定休日：水、木
※営業時間、定休日はお店の公式インスタグラムで最新情報をご確認ください。

幻想的な雰囲気の「あぜのきらめき」を訪れてみませんか？

地元住民 と ボランティア の人達の手によって設置されたイルミネーションは、どこか 素朴な能登の里山とマッチ し、 優しい光を灯しながら観光客を温かく迎えてくれている ようです。
棚田の遊歩道は斜面になっているところもあるので、散策を楽しみたい方は歩きやすい靴でお出かけしましょう。また、日本海から吹く海風はとても冷たいので、防寒対策もお忘れなく。

あぜのきらめき開催期間中は、イルミネーションの様子を撮影したフォトコンテストも実施されています。インスタグラムから投稿またはデジカメで撮影した写真を送付して応募ができ、輪島市内の宿泊券や千枚田米、輪島ふぐ食事券などの豪華賞品が用意されています。素敵な一枚が撮れたら記念応募してみてもいいですね！

出典

• 輪島市交流政策部観光課　白米千枚田 公式サイト