【2023年】まるで絵本の世界！人気の白川郷ライトアップ 見どころ解説＆発着地別ベストルート

冬の一大イベント【ライトアップ】

世界遺産として、世界中から人が訪れる人気の観光地・白川郷。ライトアップは 2時間で8,000人～10,000人の人が訪れる冬の一大イベント です。今回で第37回目となる歴史の長い催しですが、コロナウィルスの影響で2021年は初めての開催中止、2022年も6回の開催日程中5回が中止となってしまいました。2023年は昨年同様、 6回開催予定 です！1年のうち、 たった6日間しか出会うことのできない特別な景色を見に、是非足を運んでみてくださいね！

完全予約制＆マイカー規制があるので気を付けて

冬の閑散期に人を呼び込むことを目的に始まったイベントですが、ここ数年は特に人が押し寄せ、う回路もないため渋滞が起こり駐車場にもたどり着けないなどの問題が発生してしまっていました。地域文化と観光の共存を目指す白川郷観光協会は、 2019年からライトアップイベントを事前予約制 とすることを発表。 2023年も事前予約制とし、コロナウィルス感染対策のため、展望台への入場者数の制限 などが決まっています。事前予約や入場者数制限などによって、以前に比べると混雑も少なめなのではないかと予想され、ライトアップのイベントを満喫できそうです！

この記事ではライトアップイベントに絞って解説します。白川郷の基本的な情報は こちら から確認できます！

イベントの概要

荻町エリアを中心に合掌造りの建物がライトで照らされます。釘を一本も使わずに過酷な天候に耐え忍ぶ構造をもった合掌造りの建物に、厚くまっしろな雪が覆いかぶさって、異世界のような雰囲気に包まれます！

ライトアップの見どころ

• 合掌造りの家々がライトアップされ、まるでおとぎ話の世界
• ライトアップイベントならでは！逆さ合掌造りがフォトジェニック
• めったにないフェスティバルムードに包まれた合掌造り集落は必見
• 分厚い雪に耐える建築構造、厳しい自然を生き抜く人々の知恵など他ではなかなか見られません

合掌造りの家がスポットライトに照らされ、まっしろな雪の光の反射でぼんやりと浮かび上がる姿は必見です。集落はフェスティバルムードに包まれ、雪をくり貫いたかまくら灯りやゆきだるまも登場！温かい飲み物や食べ歩きグルメを楽しむのもオツですよ。また、 明善寺から見える「逆さ合掌造り」は特にフォトジェニック！ 田んぼの水面に反射する合掌造りは、まさに白川郷ならではの幻想的な光のアートといえます。

開催日と点灯時間

1月15日（日）、1月22日（日）、1月29日（日）、2月 5日（日）、2月12日（日）、2月19日（日）

ライトアップ時間　17：30～19：30

大事なポイント

• 完全予約制です。予約した人以外は入場できません。
• 2023年は全体の人数や展望台への人数などが例年より制限されることが発表されています。
• 滞在中はマスクのご着用を求められます。
• 夜は氷点下になることも予測されますので、防寒対策はしっかりと！

事前予約の種類

ライトアップイベントに参加するには、 駐車場予約・バスツアー予約・村内の宿泊予約 のいづれかが必要です。

ライトアップ以外の時間帯（日中）の観光では、予約を行う必要はありません。白川郷は車でしかアクセスできませんが、日中観光で使用できるせせらぎ公園駐車場は13時までの受け入れで、15時までしか使用ができません。その後は退出することとなるので気を付けましょう。

• 自家用車で行く場合、白川郷観光協会から駐車場の事前予約をしましょう！
• 山ひだに挟まれた白川郷は標高496mで、1m以上の積雪もありえます。 必ずスタッドレスタイヤをつけましょう 。
• 当日は渋滞が予想されます 。時間帯や日程によっては駐車場に入るまでに1時間ほどかかる可能性があります。渋滞に対応できる状態で臨みましょう！

当日の混雑状況は？

展望台

荻町展望台は白川郷（荻町エリア）全景を見渡せる人気のフォトスポットです。例年、展望台へ行くルートは長い行列ができます。展望台行きのシャトルは一般客でも乗車可能でしたが、2023年は混雑を防ぐため、 展望台に行けるのは村内の展望台見学付プラン 宿泊客もしくはバスツアー予約客のみとなりました 。バスツアーは展望台チケット付きとそうでないものがあるので気を付けましょう。

※展望台では、カメラ周辺機器（三脚・一脚・ドローン・はしご）の使用は禁止されています。

お食事

白川郷（荻町エリア）には食事がとれる施設がいくつもありますが、とはいえ2時間で8,000人もの人を受け入れられるほどのキャパシティーはありません。イベント時は団体予約も入っているため、もし現地で食事をとりたい場合は 事前に食事処の予約を取っていくか、食事付きのバスツアーを選ぶのが正解 です。

おすすめのアクセス方法

白川郷には車でしかアクセスができません。

公共交通機関は高速バスがありますが、特に2023年はコロナウィルスの影響で、各社例年とは異なる対応をとっていますのでご注意ください。

自家用車で行くのか、バスで行くのか、泊まるのか、日帰りか…ライトアップイベントの楽しみ方は人それぞれ！！目的にあったルートを選んでいきましょう！

白川郷に泊まりたい

白川郷の民宿に泊まりたい場合、白川郷観光協会のページから予約をしましょう！展望台チケット付きの宿泊プランもあります。メインとなる荻町エリアはすでに満室のお宿が多いので急いで！
※2022年12月9日現在満室（キャンセル等により空室が出る場合もあります。その都度ご確認ください。）

【関東・関西方面から】白川郷で食事も楽しみたい（ついでに金沢で海鮮も！）

関東方面・関西方面から電車で向かう場合は、金沢発着のバスツアーが便利 です。意外にも 金沢から白川郷までは１時間強 。山の幸をふんだんに使用した朴葉みそ定食の温まる夕食付き。金沢で寿司やかになどの海鮮を楽しんだあとは、山の幸も楽しんじゃいましょう！

【富山県高岡から】ライトアップだけをさっと見に行きたい！

富山県の高岡駅、新高岡駅からライトアップバスが運行されます。 金沢駅から向かうよりも少し早くなります ので、 ライトアップだけをサクッとみたい 方はこちらがおすすめです！

【名古屋方面から】日帰りで展望台からの風景を見たい

高山発着のライトアップバスツアーが運行予定です！人気のツアーなので即完売が予測されます。
※2022年12月9日現在　満席（増発及びキャンセル等で空席が出る場合がございます。こまめに確認されることを推奨します。）

今しか見られない『日本の原風景』をこの目に焼き付けよう！

例年であれば大混雑のライトアップイベント。コロナ感染症対策もあり、例年通りではないことも多いので、事前にリサーチをしっかりして、今しか見られない日本の原風景を見に行ってくださいね！