【新千歳空港編】広大な北海道でも無理なく楽しめる2泊3日の旅
北海道旅行での定番は2泊3日の旅。2泊3日と聞くと時間があるような気がしますが、広い北海道を満喫しようとすると時間が足りなることが多々あります。
この記事では、北海道出身で旅行会社勤務者が「新千歳空港スタート」2泊3日で無理なく行けるモデルコースをご紹介します!
北海道の旅行プランを立てるコツ
北海道旅行を計画するときに 、広大な北海道の距離感をつかめずかなりハードなスケジュールを立てる方がちらほら 。2泊3日という限られた時間の中で、余裕を持って観光を楽しむ4つのコツをお伝えします!
- 狙いを定めて「 1日1つの地区 」が鉄則
- 色々なスポットを回りたい or 家族連れ なら「 レンタカー 」利用
- じっくり楽しむ観光なら「 JR等の交通機関 」を利用
- 新千歳空港を利用する場合は、観光エリアは 道央地区 にとどめておく
新千歳空港から主要都市への移動時間
まずは、旅行計画を立てる第一歩として新千歳空港からの主要都市への移動時間を知っておくと便利です。車で高速道路を利用した場合の目安時間です。ただし、 冬は雪で高速道路が閉鎖されたり、雪道で渋滞になりやすいので注意しましょう。
- 新千歳空港〜札幌:1時間
- 新千歳空港〜小樽:1時間半
- 新千歳空港〜旭川:2時間半
- 新千歳空港〜帯広:2時間半
- 新千歳空港〜ニセコ町:2時間半弱
- 新千歳空港〜函館:4時間弱
- 新千歳空港〜稚内:5時間半
- 新千歳空港〜知床:4時間半
新千歳空港スタート!2泊3日のモデルコース
北海道で最も利用者数が多い空港が新千歳空港。王道・新千歳空港を利用したケースの2泊3日モデルコースをご紹介します。
【札幌 → 美瑛・旭川 → 長沼】コース
1日目
新千歳空港からまずは札幌駅へ。 初日は、次の日に備えてゆるめのスケジュールを組んでおくのがいいでしょう。 札幌駅周辺ならコンパクトな観光を楽しめますよ! 中心地・札幌駅周辺で、ラーメンにスイーツ、海鮮まで北海道のグルメの食べ歩きができます。 ラーメン好きな方は駅近くにある、地元で話題のラーメン屋さん「ラーメンQ」や「雨は、やさしくNO,2」がおすすめ。
2日目
少し早めですが 7時半すぎに札幌の宿を出発すれば、日帰りでも十分、旭川や美瑛の王道観光コースを楽しめます。 お昼過ぎまで有名な旭山動物園で過ごたあとは、1時間ほど車を走らせ美瑛にある絶景・青い池へ。帰り際に富良野にある冨田ファームによって、お花畑をみながら名物のラベンダーソフトを食べてみてはいかがでしょうか。
3日目
帰る日は、 穴場の札幌の隣町・長沼町 へ。実は、長沼町は道民の中で最近アツい町として人気があります。街はコンパクトでありながら、こだわりのカフェやレストランがたくさんあるのでふらっと立ち寄って楽しむことができます。新千歳空港へ向かう途中にすこし寄り道して最後の最後まで北海道を満喫してくださいね。
【札幌 → 小樽・積丹 → 札幌】コース
1日目
次の日の札幌〜小樽間の移動距離が比較的近めなため、 1日目は札幌中心街を外れた観光地まで足を伸ばしてみるといいですよ。 北海道定番のお土産・白い恋人の工場見学などができる「白い恋人パーク」や、アートパーク「モエレ沼公園」がおすすめです!
2日目
まずは、車を1時間半ほど走らせ積丹半島へ。北海道の人気スポット「 神威岬 」では積丹ブルーと言われる海の絶景を望めます。積丹半島にきたら積丹産のうに丼を食べるのを忘れなく!積丹半島を満喫したあとは、趣のある建物が立ち並ぶ美しい街並みが魅力の小樽運河。 運河の中心部である中央橋から町散策をスタート するといいですよ♪小樽に宿泊すれば、夜までゆっくり観光することができます。
3日目
最終日は、札幌に戻ります。中心街札幌駅周辺を散策すれば、帰りの便の時間に慌てることなく最後まで観光を楽しめます。札幌駅から新千歳空港行きのシャトルバスがでているの安心です!
【ニセコ】コース
1日目
ニセコでは1泊ではなく、連泊するのが無難です。 新千歳空港からニセコ町へ向かう道中に、綺麗な湧き水がある京極町や、晴天の日には綺麗な羊蹄山をみえる中山峠があります。ニセコ町の手前にある「ニセコビュープラザ・直売所」では、現地で取れた新鮮な野菜を購入できます。初日は、 休憩を兼ねて道中の旅をゆるく楽しむ といいですよ。
2日目
旅のメインとなる ニセコのアクティビティを満喫する1日 にしましょう!早起きをして気球体験を体験をするもよし、大人気のラフティングをするのもよし。NACニセコアドベンチャーセンターでは日本最大級のロッククライミングをすることができます。お昼ご飯には、ニセコの味覚を堪能してくださいね。なかでもニセコの美味しい水を使って作られた「手打蕎麦いちむら」のお蕎麦は絶品です!
3日目
ニセコに別れをつげ、最後に新千歳空港にいく途中に少し寄り道するのはいかがでしょうか。透明度の高い美しい湖が旅の疲れを吹き飛ばしてくれます。最後まで存分に北海道の自然を満喫できます。
【洞爺 → 小樽 → 札幌】コース
1日目
新千歳空港から1時間半ほどで行ける洞爺は、 自然・温泉・グルメにアクティビティも楽しめる穴場エリア です。洞爺湖の絶景がみられる「洞爺湖サイロ展望台」は必須!早めに洞爺湖にいけば、SUPやカヌーなどのアクティビティーを楽しめます。もしくは道中に通る、 温泉街の登別に立ち寄ってぶらり旅するのもおすすめ です。
2日目
洞爺湖を満喫したあとは、ふらっと散策ができる小樽へ移動。小樽の宿で一休みしてから小樽観光を存分に楽しめます。夜には昼間とは違った雰囲気の小樽の街を味わえます。少し贅沢して美味しいお寿司を食べて、小樽の食を満喫してはいかがでしょうか。
3日目
やっぱり札幌には行きたいという方は、小樽からの帰り道で札幌に立ち寄れます。 街のシンボル・大通公園や時計台は札幌駅のすぐ近くなので、まとまった時間が確保できなくても王道の観光が楽しめますよ 。
詰め込みすぎず、無理のない旅行プランを
2泊3日でも無理なく楽しめる北海道のモデルコースをご紹介しました。
せっかく旅行にきたのにスケジュールを詰めすぎて、くたくたで疲れた思い出が残ってしまったらもったいない!そうならないために、この記事を参考に計画を立ててみてくださいね。
出典・参考
やってみよっか?