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【島根県】世界遺産石見銀山とその周辺のおすすめスポット8選&グルメ4選

横に長い島根県の中心部に位置する大田市。

世界遺産である石見銀山が代表的な観光地ではありますが、それ以外にも魅力がたくさん!

大自然がつくり出す不思議な魅力に、あなたも取り憑かれてしまうかも?!今回は、おすすめスポットとグルメをご紹介します。

世界遺産石見銀山と周辺のおすすめスポット8選

2007年に「石見銀山遺跡とその文化的景観」として日本で14番目に世界遺産に登録された、 日本最大級の銀山 です。鉱山遺跡としてはアジアで初めての世界遺産登録です。

総体を表す「銀鉱山跡と鉱山町」「港と港町」及びこれらをつなぐ「街道」から成っています。石見銀山ではかつて多くの銀が採掘されたと伝えられており、銀山の最盛期には世界にある銀のうち、3分の1が日本で産出したものだといわれていましたが、その大部分が石見銀山で産出されたものだったというほど。当時は、ヨーロッパや東アジアからも一目置かれていたそうです。

世界遺産のリアルを体感/龍源寺間歩

1715年に開発された、長さ600mもある間歩のうち157mを公開しています。のみの手彫り後など、過去の採掘跡が随所に残っています。ワンコインガイドを申し込むと、細かい説明をセットでしてくださるので、おすすです。

  • 個人料金:高校生以上410円/小中学生210円
  • 団体料金:高校生以上310円/小中学生150円
  • 営業時間:9:00~17:00 ※12月~2月は16:00まで(最終入場10分前)
  • 電話番号:0854-89-0347
  • 定休日:1月1日

表情豊かな仏様/羅漢寺 五百羅漢

五百羅漢とはお釈迦様に従っていた500名の弟子のことで、人間と仏の間の存在 といわれていました。命がけの仕事だった銀山の採掘にあたり亡くなった方の人々と先祖の霊を供養するためにこちらが作られたそうです。石工技術の枠を集めた、表情豊かな仏様が見られます。

  • 拝観料:大人500円/小人300円 ※20名様以上、団体割引(大人400円/小人200円)
  • 拝観時間:9:00 ~ 17:00
  • 定休日:不定休
  • 駐車場あり(徒歩1分の距離にある銀山公園駐車場)

江戸時代にタイムスリップ/大森銀山重要伝統的建造物群保存地区

江戸時代の面影が残った町並みが美しい場所。 徳川幕府の二代目奉行竹村丹後守がこの地に陣屋を設けたことから、武家屋敷や宿などが並ぶようになったそう。レトロな町並みをリメイクしたカフェや雑貨屋さんなども点在し、歩くのが楽しいスポットです。自販機も木で囲われていて、江戸時代にタイムスリップしたかのような気分になります。

世界最大の一年時計が圧巻/仁摩サンドミュージアム

世界最大の一年計砂時計は年に一度、年末年始のタイミングに砂がすべて落ちきるように調整され、翌年の年男・年女の選ばれた方が砂時計をひっくり返すことになっています。一年時計を作る技術の素晴らしさを学び、砂を使ったアートの数々に感動します。

ミュージアムの一画には、ドラマ化もされた 漫画「砂時計」の特設コーナー があります。実際の出演者のサインや台本なども見ることができ、ファンからは聖地として親しまれています。

ふれあい交流館では、砂と50種類以上のガラス小物から好きなものを選んで作る ガラスキャンドル作り などが体験でき、自分へのプレゼントやお土産にもぴったりです!入場の際にもらえる砂絵のカードは、自身で好きな色の砂を使い砂絵を作ることができますよ。大人も子供も存分に楽しめるおすすめの場所です。

  • 料金:高校生以上730円/小中学生360円
  • 営業時間:9:00~17:00(受付終了16:30)※変更の場合あり
  • 定休日:毎週水曜日(変更の場合あり)、年末年始

鳴き砂で有名/琴が浜

1996年に 「日本の音風景百選」と「日本の渚百選」 に選ばれた琴ヶ浜。
ゴミが落ちておらず、砂が均一であるという稀な状況下で砂をふむと音が鳴るという現象が起きるそう。雨が降ったり、乾燥しすぎたりしていると音はならないそうですが、仁摩サンドミュージアムにはこちらの砂が展示してあるため、 天候状態関係なく鳴き砂の音を体感することができます

絶景スポット/和田珍味本店 VIEW&CAFE SHINWA

鉄道と海をじっくり見ながら、お茶をしたいときはここがおすすめ。お土産屋さんの中にカフェが併設されており、ゆっくりと休憩できますよ。 日没のタイミングで行くと、美しいサンセットを拝める かもしれません。センスのある本や、お土産を見ながらじっくり過ごす時間は至高です。

  • 電話番号:0854-87-0030
  • 営業時間:9:30~17:30(LO16:30)※ランチ:11:00~16:00
  • 定休日なし(1月~2月は数回お休みあり)

温泉街で疲れを癒す/温泉津温泉

温泉津港から路地に入ると温泉街があり、一気に時代チェンジ。
レトロな町並みの中には、過去の雰囲気がそのまま残った温泉や旅館、カフェなどがあり、見どころ満載。
古民家をリノベーションした、お洒落なカフェやバーなども増えているようです。

温泉の中でも、 薬効豊かな天然温泉で万病に効くと評判の薬師湯は、天然温泉全項目で最高項目を取得 しています。さらに大正時代からある歴史的な建物が風情を醸し出しています。

源泉は施設の真後ろにあり、自然噴出で手を加えずとも約46度の丁度良い温度のお湯が湧き出ています。体感温度は熱めに感じましたが、洗い場に出たり湯船に入ったりを繰り返していると、湯船から上がった肌はすべすべもちもちになります。無料のコーヒーを飲みながら屋上でのんびりすることもできますよ。

  • 営業時間:土日祝8:00~21:00/平日(月~金)9:00~21:00
  • 定休日:無休
  • 利用料金:一般(男湯&女湯)大人600円/子ども300円
  • 貸切湯(40分)大人1,000円/子ども500円
  • 貸切湯(別館40分)大人1,600円/子ども800円

4000年前の森が圧巻/さんべの縄文の森ミュージアム

10万年前から7回の火山活動が行われた結果、出現したといわれる三瓶山。そんな三瓶山は4000年前、空気に触れなかった部分の縄文の森が火山の噴火といくつかの地形との偶然が重なって、当時の森の様子を残してくれていたのです。

さんべ縄文の森ミュージアムにある 4000年前の太古の森の姿を残す埋没林は世界的にも貴重 で、国の指定天然記念物にも登録されています。4000年もの間、様々な歴史を見てきたであろう埋没林のたくましさにうっとりします。

  • 営業時間:9:00~17:00 ※最終入場16:30
  • 入場料:大人300円/小中高生100円
  • 定休日:毎週火曜日(火曜祝日の場合、翌平日休園)、12月と3月の第1月曜日から金曜日までの5日間、年末年始(12月28日~1月1日)
  • 電話番号:0854-86-9500

大田市グルメを食べるならコレ!

穴子

穴子の漁獲量で3年連続1位になったこともある 大田市の穴子は、50cmを超えるほど大きく脂がよくのっています。 夏から秋にかけては、特に脂ののりが良いそうですよ。大田市にはこの穴子を食べられるお店がたくさんあるので、ぜひ行ってみてください。

わさび

水の綺麗なところでしか育たないわさび。大田市の三瓶山では澄んだ湧き水が流れていることから、ワサビ田でワサビが育てられています。ツンとする辛さの中に、まろやかさや爽やかさを兼ね備えた甘みのあるワサビです。本物のわさびは一味違うなと思わされます。

三瓶蕎麦

火山灰の土壌と、高原気候が育む三瓶蕎麦。主要な蕎麦と比べ小粒で引き締まっており、深みのある濃い味と香りが強いのが特徴的です。

日本酒

温泉津にある 若林酒造さんは「開春」という日本酒が看板銘柄。 お米の風味がしっかり残っており、味わい深いお酒です。手作り純米酒粕石鹸は手がすべすべになると女性に人気です。レトロなお店の外観も、お酒と一緒で味わい深いですね。

古き良き日本の素晴らしさを体感する旅へ

昔ながらの日本の歴史や文化に触れ、日本人に生まれて良かったなと思わせてくれる大田市。

魅力的な場所なのは間違いなく、最近では移住をしてこられる人も多いのだとか。奥が深い大田市の魅力に、筆者も取り憑かれてしまいました!ぜひ皆さんも訪れてみてくださいね。

出典・参考

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