【韓国】真冬のソウルは何して過ごす?ディープな韓国を楽しむ1日モデルプラン
K-POPや韓国ドラマ、韓国コスメに美容、ファッションなどさまざまな韓国文化が日本にも流行を巻き起こしている昨今。海外旅行が気軽にできるようになった今、たった2時間30分ほどで行ける韓国に旅行計画をされる方も多いのではないでしょうか。
これからの季節、韓国の首都ソウルには冬だからこそ楽しめるスポットがたくさんあります!今回はディープな韓国を楽しめるソウル1日モデルプランをご紹介します。
ソウル1日モデルプラン
【2:00】弾丸ソウル旅は深夜便出発
大韓航空KE720便に乗って羽田→仁川 へ出発。忙しい社会人女子の弾丸ソウル旅は、羽田出発の深夜便から始まります。飛行機に乗り込むとK-POP音楽のボーディングミュージックでお出迎えしてくれます。Super Mの安全ビデオ、そしてエンターテイメントもK-POPアイドルのMVや韓国映画・ドラマが充実しており、気分はもう韓国上陸。観たい気持ちをグッと堪えて、機内ではゆっくり休息タイムです。
【5:15】高速バスで楽々移動
仁川空港に到着したら、 6002番の高速バス に乗って鍾路3街駅周辺のホテルまで移動。仁川第2ターミナルから1時間半ほどで鍾路3街にたどり着きます。鍾路3街駅は明洞や益善洞、仁寺洞、東大門など定番観光エリアにも徒歩やバスで移動できるほど近く、24時間営業のご飯屋さんや屋台などもあり、ローカル感満載なディープなエリアです。また、1号線、3号線、5号線と3つの地下鉄とバスが利用できるので、美容クリニックが集まる江南、おしゃれエリアとして最近ホットな聖水洞や漢南洞へのおでかけにもとっても便利ですよ!
仁川空港からの移動にはA’REXが有名ですが、ソウル駅での乗り換えが必要なうえソウルの地下鉄は地下深く、乗り換えが遠いです。階段やエレベーターがついていない駅も多くあります。そのため仁川空港から直行で1時間半ほど座れて寝ていられる高速バスはとってもおすすめです。
【9:00】朝ごはんはあわび粥で温まろう
日本よりも冷え込む韓国の冬。ホテルに荷物を預けたら、朝は韓国の 定番朝ごはん あわび粥 で温まりましょう。あわび粥はミネラルやビタミン豊富で、滋養強壮や美肌効果も期待できるのだそうです。
鍾路3街周辺でおすすめなのが、お粥専門店 本粥(ポンチュッ)。韓国では知らない人がいないほど有名なチェーン店で、手軽にあわび粥を味わうことができます。
【10:00】韓服レンタル
韓国に来たなら、 韓服を着て散策をしてみてはいかがでしょうか?
韓服と聞くとチマチョゴリを想像する方が多いかと思いますが、韓服とは韓国の伝統的な衣装を指し、チマチョゴリは女性用です。男性用はバジチョゴリと呼びます。
景福宮の周辺には韓服のレンタルショップがたくさんあります。チマチョゴリだけでなく、バジチョゴリをレンタルできるお店もたくさんあるので、女子旅にもカップル旅行でもレンタルしてみてください。
カラフルな韓服を身にまとい、時代劇の世界にタイムスリップしたような気分を味わってみるのも旅の醍醐味です。韓服の下はヒートテックやスウェットなどを着て、しっかりと防寒してくださいね!
【11:00】雪景色の景福宮散策
景福宮は朝鮮王朝時代の1395年、初代国王・太祖によって建てられました。約200年の間、政の場、王族の住処として重要な役割を担っていた景福宮ですが、1592年に全焼してからは廃墟と化していました。朝鮮王朝時代、日本統治時代を経て1989年に改めて復元が開始され現在に至る韓国の歴史的建造物です。
ソウルでは12月〜2月にかけて雪が降ります。気温は日中でも氷点下になることもあり、東京に比べ寒さは厳しいです。しかし、うっすらと雪の積もった景福宮では、この季節ならではの現実離れした景色を楽しめます。
景福宮は、 韓服を着ている人はなんと入場料が無料 になります。韓服を着て雪景色の景福宮を散歩すれば、まるで時代劇の世界に入り込んだかのような気分に。インスタ映えも間違いなしです!
寒さの中のお散歩を終えたら韓屋カフェでひと休み。景福宮からほど近い 安国・三清洞エリアには韓屋をリノベーションしたおしゃれなカフェや宿泊施設 が立ち並びます。
おすすめは三清洞に位置する チャマシヌントゥル 。景福宮からタクシーで5分ほどの距離にあるこのカフェは、韓屋を一軒丸ごとリノベーションした伝統茶カフェです。韓屋で中庭を眺めながら、伝統茶や薬菓、カボチャの蒸し餅などを味わいながら韓国の伝統に癒されてください。
カフェ休憩を終えたら、北村韓屋村で写真撮影はいかがでしょうか。景福宮、昌徳宮、宗廟の間に位置する伝統家屋が立ち並ぶ高級住宅街です。朝鮮時代の韓屋から新築のものまで並び、晴れた日には Nソウルタワーを望む北村6景は一番人気の写真スポット! 韓服を着た世界各国からの観光客の活気で溢れています。こちらも韓服とのコラボレーションで素敵な一枚が撮影できること間違いなしですよ。
【18:00】光化門広場でのライトアップに魅せられて
395年に建設された景福宮の正門「光化門」。その前に広がる光化門広場は昨年リニューアルされました。ソウル ランタンフェスティバル は例年清渓川・鍾路エリアで行われていたイベントでしたが、昨年から光化門広場に移動し 2023年も光化門広場での開催予定 です。高さ12mものクリスマスツリーや大型スノーボールなども飾られ、クリスマスマーケットも楽しむことができます。また昨年は干支ランタンも登場し、大きなかわいらしいうさぎも登場していました。冬シーズンにしか味わうことのできないイベント、韓服を返却した後にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
【ソウルランタンフェスティバル2023】
- 開催期間:2023年12月15日〜2024年1月21日
- 営業時間:18:00〜22:00
【19:00】鍾路3街 ポジャンマチャ(屋台)通りでローカル気分を
鍾路3街へ移動し、ローカル気分を味わえる屋台通りで夕食。 鍾路3街駅6番出口と3番出口の間のエリアは、ポジャンマチャ(屋台)通り として有名で、路上に屋台が立ち並びローカルの韓国人や観光客で賑わいます。ドラマでよく目にする路上に並べられた簡易テーブルとイスでソジュを乾杯するシーンは、ここで体験することができます!
極寒の冬にはテントがかかり、冬ならではの屋台通りの光景を見ることができます。韓国屋台料理定番のチヂミやおでん、シメのラーメン、ムール貝のスープにソジュは寒い冬空の下で温まるのに最高です。メニューが韓国語のみのお店が多かったり、支払いが現金のみであったりすることに注意してください。現金を多めに用意して、韓国語に自信がない方はPapagoなどの翻訳機で翻訳しながら挑戦してみてください。
お店の人を呼ぶときは「サジャンニーム」と店員さんに声をかけ、オーダーを書いた紙を渡すだけ。これさえマスターしておけば、あとは味わうだけです。
【21:00】ホテルでゆっくり休息を
ほどよく酔っ払い、お腹を満たしたらホテルへ。屋台通りからすぐ帰れる場所にホテルがあるのも嬉しいところ。
丸一日疲れた身体をしっかり休め、しっかりと睡眠をとり明日に備えましょう。
冬にしか出会えないソウルを満喫しよう
日本のおとなり韓国。飛行機の便数も多く、数時間でたどり着くので気軽に海外旅行も楽しめますね。
さまざまな楽しみ方が詰まったソウルですが、冬にしか出会えない景色もたくさんあります。そして冬にしかできないディープな経験もたくさん。ぜひ冬のソウル旅行の参考にしてみてくださいね!
出典・参考
やってみよっか?