【韓国】韓国旅行で必ず食べたい!リピーターのおすすめ絶品グルメ5選 in ソウル
東京から飛行機で約2時間半でたどり着くお隣の国・韓国。ステイホーム期間を経て「第4次韓流ブーム」とも呼ばれる昨今の韓国ブームですが、K-POPや韓国ドラマなどのエンターテイメント、ファッションにコスメ、美容医療などなど様々なジャンルで日本においても流行を牽引する存在ともなっています。
そんな中、海外旅行にも気軽に行けるようになり、韓国旅行を計画している方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?そして旅行といえばいしい”グルメ”も醍醐味の一つです。
今回は昔ながらのごはん屋さんから日本にはない韓国のローカルブームまで、渡韓リピーターでもある筆者がおすすめしたい絶品韓国グルメinソウルをご紹介したいと思います!
絶品韓国グルメ in ソウル5選
市場や屋台でローカル気分を味わおう
ソウルには韓国ならではの屋台グルメを楽しめる市場や屋台通りがあります。ソウル最大の市場として有名なのが 「広蔵市場(カンジャンシジャン)」 です。広蔵市場は、1905年に誕生し100年以上もの歴史ある市場で、食材、グルメ、衣類、お土産も揃う巨大市場です。
明洞や東大門、仁寺洞などの観光地からも近くアクセスもよく、ローカルも観光客も集まり活気あふれるグルメスポットです。屋台のカウンターに座ってチヂミやトッポキ、キンパ、スンデ、おでん、ピンデトッなどの屋台グルメを味わうことができます。また、「ユッケ通り」と呼ばれる通りが存在するほどユッケビビンバも有名で、ユッタンイと呼ばれるユッケとテナガダコの踊り食い(サンナッチ)も名物料理ですよ。
韓国ドラマを見る方は露店に簡易テーブル、つまみにソジュをくいっと飲むシーンをよく目にしたことがあるのではないでしょうか? 鍾路3街の屋台通り(ポジャンマチャ) や 乙支路3街のノガリ横丁 でこの光景を楽しむことができます。ソウルの若者も集まるスポットで、深夜までソウルを楽しみたい方におすすめです。
へルシーな肉料理 ポッサム
ポッサムとは、しょうがやねぎなどと一緒に茹でた豚の三枚肉とキムチやニンニク、ねぎ、サムジャンなどと一緒にエゴマの葉やレタスで包んで食べる料理です。茹で肉のため、肉の油や辛い料理に疲れた胃にも優しいヘルシーな料理なのです。また、生牡蠣とともに食べるクルポッサムという料理も有名で、牡蠣の旨みと豚肉の旨みの相性は抜群で、ソジュとも相性抜群です。
鍾路3街駅からすぐ側の路地を入ると 「ポッサム通り」 という通りがあります。細い路地にはクルポッサムを提供するお店がずらっと並び、昔ながらのレトロな雰囲気が漂います。その中でも クルポッサムの元祖であるお店が「サメチッ本店」 です。開業当初は普通のポッサムを提供していましたが、店主の叔父が牡蠣の卸しをしており付け合わせに提供してみたところ、爆発的な人気を呼びクルポッサムが広まっていったといいます。お店のアジュモニがポッサムを茹でた出汁たっぷりスープのカムジャタンもサービスしてくれ、これもまた絶品です。
景福宮や北村韓屋村などの歴史的な観光地にも近い安国エリアにある 「チョンダムンポッサム」 。 リノベーションした伝統的な韓屋で看板メニューのポッサムを味わうことができる おしゃれなレストランです。こちらのポッサムは珍しく海藻と一緒に包んで食べるスタイルで、セットメニューのマッコリとの相性も抜群です。
韓国版うどん カルグクス
カルグクスとは小麦を原料として作られる平麺の温かい麺料理です。一説にはうどんの起源なのではと言う話が出るほど、その製法は日本のうどんとほぼ同じだそう。地方によってさまざまな食べ方があり、あさりやムール貝などのスープに使ったヘムルカルグクス、鶏肉を使ったタッカルグクス、小豆を使ったパッカルグクス、味噌を使ったジャンカルグクスなどさまざまなスープとともに食べられています。また鍋の〆にも最適です。
おしゃれ韓屋カフェが並ぶ益善洞の裏路地にある 「チャニャンチッ」 は ミシュランガイド・ソウルやテレビ番組にも取り上げられるほどのカルグクスの名店 です。メニューはシンプルにヘルムカルグクスと肉餃子(コギマンドゥ)のみ。あさりやムール貝、シロボヤがたっぷり入った海鮮出汁たっぷりのグクスはかなりボリューム満点なのにお手頃なのです。
「江南餃子」 では、名店・明洞餃子で創業当初から長年カルグクス作り一筋の実力者が独立して立ち上げたチェーン店です。名店の味を江南や東大門でも楽しむことができ、近辺の会社勤める韓国人客や観光客で賑わっています。
ごはん泥棒 カンジャンケジャン
生のワタリガニを醤油ダレに漬け込んで熟成させて作られるカンジャンケジャン。プリプリなのに口入れた瞬間とろける身と濃厚な内子は、「ごはん泥棒」とも呼ばれるようにごはんが何杯でも進んでしまう美味しさです。甲羅にごはんと韓国のりを入れ、身と内子混ぜて食べるのが韓国流。
江南・新沙駅からすぐの場所にある 「元祖馬山アルメアグチム」 では、365日24時間カンジャンケジャンを食べることができる老舗です。周辺は新沙アグチム通りと呼ばれ、アンコウ料理のお店が多く密集していますがそのほとんどがカンジャンケジャンを提供しており、カンジャンケジャンを求めて多くの人が集まります。その中でこちらのお店は 1969年創業、この界隈でカンジャンケジャンの提供を始めたパイオニア的存在 なのです。カンジャンケジャン以外にも様々な海鮮料理も楽しめ、中でもアンコウのピリ辛蒸し煮(アグチム)も名物の一つ。中サイズでも驚くほどのボリュームなので、数名で行くことをおすすめします。
一人旅でもカンジャンケジャンを食べたいという方に、カンジャンケジャン定食があるお店がおすすめです。江南区庁駅にある 「ケバン食堂」 は、白を基調としたおしゃれカフェのようなスタイリッシュな定食屋さんで、一人前のわかめスープと日替わりのおかずがついたカンジャンケジャンセットを注文することができ、 おひとりさまでも入りやすいお店 です。
漢江ラーメンとチメク
ドラマやテレビ番組でもよく出てくる漢江沿いにはいくつかの公園があり、ピクニックをしたり、ランニングやサイクリングを楽しんだりとソウル市民の憩いのスポットとして有名です。夜には期間限定でカラフルにライティングされる盤浦大橋噴水ショーも楽しめます。
そんな漢江公園で楽しめるグルメが 漢江ラーメンとチメク 。公園内にあるコンビニにはインスタントラーメンが山積みになって売られており、コンビニの外にはラーメン製作機が置かれ、ここで調理して食べる漢江ラーメンが定番グルメなのです。
また、 チキン+メッチュ(ビール)=チメクという韓国定番の組み合わせをデリバリー してピクニックをするのもここでの定番グルメ。盤浦漢江公園ではコンビニの隣にチキン屋さんもあり、デリバリーせずともチメクピクニックを楽しめます。日本にはない韓国らしいグルメ文化で、ソウル市民の気分を味わってみるのも旅の楽しみの一つですね!
絶品グルメでソウルを楽しみつくそう!
以上、今回は韓国のおすすめグルメを紹介してきました。まだまだ紹介しきれないほど美味しいごはんに溢れる韓国ですので、せっかくのソウル旅行をおいしいグルメでさらに充実させましょう!ぜひお食事選びの参考にしてみてください。
出典・参考
やってみよっか?