銭湯女子が教える！知っておきたい銭湯のマナー
銭湯には「主（ぬし）」なんて言われてしまう厳しい常連の方もいます。
せっかくリラックスしに銭湯に来ているのに、知らない人に注意されると気分は台無しです。
今回は他のお客さんに注意されないように銭湯のマナーを説明します。
1,000円以下
道具(難度) ■
事前準備(難度) ■
経験(難度) ■初心者もこれで安心！知っておきたい７つのマナー
銭湯に興味はあるけど行ったことないし、どんな雰囲気なのか、何か特別なルールはあるかなど気になりますよね。
この記事では、私がいつも気にかけているルールを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
サウナは受付で自己申告
銭湯はサウナの料金も含めて必ず先払いです。
銭湯のサウナの場合、料金を払った人にリストバンドを渡されたり、サウナの鍵を渡されたりするので、先払いしないと入れません。
料金を払う時に「サウナに入りますか？」とわざわざ聞いてくれる銭湯は滅多にないので、自己申告でサウナに入りたい旨をはっきりと伝え、料金を払いましょう。
また、銭湯はタオルのレンタルは別料金なことが多いのですが、サウナ料金を払うとタオルを無料で貸してくれる銭湯も多いです。タオルを有料レンタルするお金に少し足して、サウナを追加しても健康的でいいですね。
脱衣所で携帯を触るのはNG
銭湯で携帯やカメラ機能のついている機器を触ることは禁止されています。これは盗撮の心配なく、みんなが安心して銭湯に入るためのルールです。
携帯を見たいのであれば、脱衣所の外に出ましょう。
お風呂やサウナに入る前に全身洗う
掛け湯をして汚れを落としてから入浴するのが銭湯のルールです。
銭湯によっては「メイクを落として髪の毛とカラダを洗ってから入浴してください」と貼り紙がされています。
仮に「入浴前に掛け湯をしてください。」だけの貼り紙だけでも、「髪の毛を洗ってからサウナに入ってください。」と常連さんに注意されこともあるので、私は必ず全身洗ってから入るようにしています。
ちなみに、銭湯には必ずしもシャンプーやボディーソープが設置されているわけではありません。クレンジングや化粧水が設置されている銭湯はほぼないです。
親切な銭湯だと番台さんが必要なら買うように促してくれますが、何も言ってくれない銭湯が多いので、私は必ずトラベルセットを持参しています。
あと、サウナを出て汗を流さずに水風呂や浴槽に入るのは衛生的にNGなので、必ずシャワーか掛け湯をしてから入浴しましょう。
水風呂で掛け湯をする際に、周りの人に冷たい水がかからないようにそちらも配慮しましょう。
カラダを拭いてからお風呂を出る
カラダを拭かないで脱衣所に出て床が濡れてしまうと、他の人の靴下が濡れたり、滑って転ぶと危険なので、必ずカラダの水滴を拭いてから脱衣所に出ましょう。
万が一濡らしてしまった場合、床を拭くモップなどが置いてあることが多いので、それで拭きましょう。
大声で会話しない
多くの人はリラックス目的で銭湯に行っているので、会話の内容や音量には気をつけましょう。若い人同士の声は思った以上に響いて、女湯だけでなく男湯にも響き渡ります。
また、今の時期は新型コロナウイルスを気にする方もいるので、みんなが気持ちよく入浴できるように配慮しましょう。
タオルや髪の毛を湯船に浸けない
タオルや髪の毛を湯船に浸けるのもマナー違反です。髪の毛が長い人は束ねられる物を持参しましょう。
タトゥーはOKな銭湯が多い
スーパー銭湯はタトゥー（入れ墨）NGが多いですが、東京の多くの銭湯がタトゥーが入っていても入れます。
ただ一部ダメな銭湯もあるので、タトゥーが入っている方は事前に確認した方がいいと思います。
スーパー銭湯風のモダン銭湯はNGな所が多いように感じます。
余談ですが、意外と見えない所にタトゥーが入っている人が多いことに銭湯に行くようになって初めて気づきました。
ルールを守って銭湯を楽しもう！
銭湯で若い人が常連さんに注意される場面を見ることはありますが、みんな悪気があるわけではなく、ルールを知らないだけです。
みなさんもマナーを念頭に置きつつ、気持ちよく銭湯を楽しみましょう。
以上が銭湯に行く前に知っておきたいマナーでした。
【銭湯紹介】
港区で天然温泉に入れる！麻布黒美水温泉 竹の湯
麻布十番駅近くの都心にある銭湯です。しかもこの銭湯は水風呂も含めて全て天然温泉で、美肌にいい黒湯に入れます。
サウナ料込で900円で、バスタオルとフェイスタオルがつきます。
シャンプーなどの設置はありませんが、サウナ利用者は申告すれば使い捨てのシャンプーをもらえるそうです。
サウナは温度は低めの84度で湿度の高いコンフォートサウナで、ラジオが流れています。
お風呂上がりに麻布十番で1杯飲んで帰ってもいいですね。
ちなみにこちらの銭湯は「刺青が入っているかたの複数利用はお断りする場合がございます。」と小さく書かれていました。
出典元
やってみよっか？
