【2023年版】サウジアラビア・首都リヤドのおすすめ観光8選
今回はサウジアラビアの首都リヤドのおすすめ観光スポット8選をご紹介します。リヤドは歴史も持ちつつ、ビジネスの街で近代的な風景が見られます。
サウジアラビアは2019年に観光VISAが解禁されて4年経ちますが、まだまだ観光情報が少ないので是非参考にしてください。
こんにちは!ライターMiruです。
皆さんはサウジアラビアの首都をご存じでしょうか。サウジアラビアの首都はリヤドで、歴史は深く現在は都市として発展しています。観光ビザが解禁されたばかりでまだまだ観光地化はされていませんが、見どころ多く、厳格なイスラームであるサウジアラビアの文化をじっくり感じることができます。
今回は、そんなサウジアラビアの首都リヤドのおすすめ観光スポット8選をご紹介します。
リヤド基本情報
移動方法と物価
基本的にサウジアラビアは車社会で、観光地も地図上で見ると近いように見えるのに実際は微妙にそれぞれ距離があり、徒歩で回るのは難しいです。市内では公共バスもありますが海外観光初心者にはあまり向かないのでタクシーを使用するか、タクシーは値段交渉や場所の指定など会話が必要ですので、全て任せることができる 「ウーバー(Uber)」や「カリーム(Kareem)」という配車アプリを使用すると便利 です。また、現地のツアーに申し込むと、楽で安心して観光王道所を回ることができますよ。石油の国で、タクシー以外にも入場料や食費など、 物価は全体的に高め です。
営業時間や規則
イスラム教国であることから 基本的に金曜日はお休み で、観光スポットでさえ大体は 午後4時からの営業 となるので、金曜日に行く場合は注意しましょう。また1日5回あるお祈り時間には、お店が30分ほど閉まります。
服装については、サウジ国民の女性は皆「アバヤ」という体のラインがわからないゆったりとした黒服を着る事が義務付けられていますが、観光客の場合は免除されています。しかし、 露出の激しい服は控えるように気を付けましょう 。女性だけでなく 男性も半ズボンはNG です。
また、イスラム教の戒律により各観光施設でも男女別々の入り口であるか、家族向けの別の入り口に分けられている場合もあります。公共の場所でも 異性の隣にできるだけ座らないようにするのがベターです。
おすすめ観光8選
マスマク城塞(Al Masmak)
旧市街地の中心にある粘土と泥レンガで作られた城塞で、リヤドを奪還する戦いに勝利した場所です。現在は博物館としてサウジの歴史を紹介しています。 入場料無料 ですので訪れてみてくださいね。
また、城塞の隣には「 Imam Turki Bin Abdullah Grand Mosque 」というグランドモスクもあります。大理石や石灰岩を使ってつくられている床や壁は、夜にライトアップされると黄金のオレンジ色に輝きます。 観光客も入場可能 なので、是非寄ってみてください。
キングダムセンター・タワー(Kingdom Centre Tower)
上部が空洞になった、失礼ながらまるでピーラーのようなユニークな栓抜き型が印象的なこちらのタワーはキングダムセンターといい、リヤド代表のランドマークとなっています。高級ブランドショップをメインに160店舗が入ったショッピングモールや、5つ星ホテル「フォーシーズンズ」、世界各地の料理が食べられるレストランが入った超高層ビルです。77階には 世界で一番高い場所にあると言われるモスク もあります。タワーの高さは302mあり、リヤドで最も高い建物です。
そしてキングダムセンターに行ったならば是非行ってほしいのが、99階という超上層階にあるガラス張りの展望台「 スカイブリッジ 」です。片道6車線もある「キングファハドロード」はじめ、リヤドの市内が見渡せますよ。日中は砂嵐で視界が悪い場合が多いことや、昼間は営業していない場合もあるようですので、 夕方以降の訪問をおすすめ します。夜景はサウジアラビアらしいグリーンカラーのライトアップがされた建物が多く見られ幻想的です。*入場料:63SAR(約2,300円/2023年5月18日現在)
アル・ファイサリア・センター・タワー(Al Faisaliyah Centre Tower)
キングダムセンターと並んでリヤドのシンボルタワーとなっているのがアル・ファイサリア・センターです。ショッピングセンターやホテル、レストラン、展望台*入場料:63SAR(約2,300円/2023年5月18日現在)となど、こちらも一通り揃っています。タワー最上部には見所の 黄金の球体 があり、その中につくられたレストランは予約必須です。
サウジアラビア国立博物館
内部は歴史や考古学の分野を中心に8つに分けて構成されていて、古代から現代までのサウジの歴史をじっくり学ぶことができます。イスラームについても分かりやすく展示、説明されていて観光客にも人気があります。ミュージアムショップも充実しているので、リヤドの観光土産を買うのにもおすすめの場所です。広いので ゆっくり回るには数時間必要 です。
アル・ラジヒ・グランド・モスク(Al Rajhi Grand Mosque)
リヤドで最も大きいモスクがこちらです。男性用ホールには18,000人、女性用エリアには2,500人が収容可能です。建築物としても高評価で、モスクには2つの図書館と教育センターも併設されていて設備も整っています。金曜礼拝には7か国以上もの言語に訳され、液晶画面には聴覚障害者へ向けた翻訳が表示されています。
* 非イスラム教徒は中に入ることはできません ので外観を楽しみましょう。
キング・ハリド・グランド・モスク(King Khalid Grand Mosque)
厳しい戒律のサウジアラビアには聖地が沢山あり、リヤドでは今ご紹介した「アル・ラジヒ・グランド・モスク」が有名ですが、他にもグランドモスクが複数あります。そのうちの一つがこちら「キング・ハリド・グランド・モスク」です。
白い外観が清く美しい雰囲気のモスクは、内装も派手過ぎず洗練されています。
ディライヤ遺跡(At-Turaif District in ad-Dir'iyah)
リヤド市内から北西約20km離れていて車で30分ほどのところにあるこちらは、リヤドが首都となる前にサウード家が拠点としていた場所で、サウジアラビアのルーツをたどれる遺跡です。オスマントルコ傘下のエジプトに軍より破壊された建物が残っています。敷地内には宮殿やモスクがあり、「 サアド・ビン・サウード宮殿(Saad bin Saud Palace) 」は、一番の見どころです。
筆者は中へ入ることができましたが、営業時間が不規則で開いていないこともあるようで、 確実に入りたい場合は旅行会社のツアーなどに申し込みすることをおすすめ します。
世界の果て(Edge of the world)
リヤド市内から約90kmの場所にあり、車で片道2時間半かかり遠出になりますが、壮大な自然のパノラマ絶景を見られるのがこちら、世界の果てです。アラビアプレートの地殻運動によって形成された崖は300mもの高さがあり、20分ほどのハイキングコースを行くと頂上にたどり着けます。
*崖から落ちた場合のガードなどはないので、くれぐれも落ちないよう端に行きすぎないようにしましょう。
公共の交通機関はなく、砂漠の道となるため普通の車で行くのも困難であるため、現地の旅行会社による 日帰りツアーを利用するのが基本的な行き方 です。飲食料品も忘れず持っていくことをおすすめします。
リヤドへ行ってみよう!
いかがでしたか?
今回は、サウジアラビア・首都リヤドのおすすめ観光8選をご紹介しました。今後ますます観光客が増えるであろうリヤド。皆さんも行ってみませんか?
やってみよっか?