琉球村とは?昔の沖縄、琉球王国を体感できるテーマパーク
沖縄の歴史を語る上で欠かせない、かつての独立国家「琉球王国」。14世紀に尚巴志(しょうはし)と呼ばれる人物が、南山、中山、北山と称する3つの勢力を統一し誕生しました。その後1879年に現在の沖縄県になりましたが、琉球王国である時代から特有の伝統、文化は今でも色濃く残されています。そんな沖縄の昔を身近に楽しむことができる「琉球村」は沖縄旅行で外せない観光スポットです。
※2022年11月1日に公開済みの記事を更新しました
沖縄・琉球村の観光情報
昔の沖縄に訪れているかのような体験をさせてくれるのが「琉球村」。 有形文化財として登録されている一般的古民家の見学も可能 です。赤瓦の屋根が特徴の伝統的な平屋が立ち並び、その中では 伝統芸能や工芸体験を手軽に楽しめます 。一日で沖縄を思いっきり満喫できる施設になっているので、特に沖縄旅行が初めてという人にはぜひ訪れてほしいスポットです。まずは琉球村の基本情報を紹介します。
アクセス
琉球村は 沖縄本島、国頭郡恩納村(おんなそん) に位置しています。アクセス方法は レンタカー、タクシー、バス になります。
那覇空港からの所要時間
那覇空港から車で向かう場合は、 国道58号線を北上し30キロ 走ります。 所要時間は約1時間 です。
路線バスで向かう場合は「那覇空港バスターミナル」から乗車し、「琉球村前」で下車 後、徒歩約1分で到着します。 所要時間は約1時間30分 です。
無料駐車場
レンタカーを利用する場合は駐車場が気になりますが、琉球村には 無料の駐車場が併設 されているので心配ありません。 約200台もの車を収容 できます。沖縄にはレンタカーの店舗が点在しておりレンタカーを利用する人も多数いるため、繁忙期には満車になることもあります。
入場料
入場料は 大人(16歳以上)1,500円 、 高校生1,200円 、 小人(小中学生)600円 です。
6歳未満の子供は入場無料となり、高校生料金の場合は学生証の提示が必須です。
同じく沖縄北部の観光で外せない「沖縄美ら海水族館」や、絶景スポットとして人気の「古宇利島」「万座毛」も1日で巡れるお得なバスツアーも便利!
営業時間
09:30~17:00 ※最終受付16:00
滞在時間の目安
約10分、20分と短めのものから約100分かかる長時間のものまでさまざまな体験プランが用意されているので、体験時間によって滞在時間は大幅に変わります。 ショーを楽しんで少し食事、写真撮影や短めの体験プランをするなら2時間 くらいでしょう。 ファミリーで時間をかけて廻るなら4時間 程度、 一日中楽しみたいなら7時間いても遊び足りない のが琉球村の魅力でもあります。
琉球村の見どころ&過ごし方
子供から大人まで楽しみ方は本当にたくさん! 琉球村に行くなら体験したい見どころを紹介 します。思う存分沖縄に浸りましょう!ほとんどの体験プランが雨天時でも楽しるから安心です。
琉球衣装の着付け体験
本格貸衣装で琉球人になれる特別な体験 です。高貴な人達しか身につけられなかった伝統ある衣装です。男性用もあるのでカップルでも楽しめます。琉球村園内を廻るとタイムスリップしたかのような気分になります。
エイサー演舞
約400年の歴史を持つ、沖縄の代表的な伝統芸能であるエイサーを目の前で見る ことができます。エイサーは本土で言うと盆踊りにあたる演舞で、旧盆(旧暦7月15日)にかけて先祖の霊が問題なく天に帰れるように、そして、家内安全、健康を祈願し踊られます。 琉球村では1日数回行われるショー で、迫力のある太鼓や三線、そして踊りで盛り上げてくれます。琉球村の必見イベントです。
製糖工場
サトウキビを原料とした砂糖を作っている工場 です。半月形の大きな角を特徴に持つ水牛が働く、昔ながらの姿を近くで観察することができます。記念撮影にもぴったりです。
きじむなー食堂
沖縄で古くから言い伝えられている精霊「キジムナー」の名がついた食堂ですが、食堂の前には 無料で楽しめる芸能・民謡ショーを行っている舞台、チャンプルー劇場 があります。ランチメニューは豊富で、沖縄そばやタコライスといった定番のもの、子供も好きなとんかつ定食などを揃えています。 入園料のかからない無料エリアにある ので、食事だけでも利用可能です。
ポーポー屋
軽食と飲み物を提供している売店 です。 目の前で絞ってつくるサトウキビジュースが人気 です。100%フレッシュのサトウキビは甘さ控えめでリフレッシュした気持ちにさせてくれます。沖縄風クレープであるポーポーや、ヒラヤーチーと呼ばれる沖縄風お好み焼きも堪能できます。
琉球村付近のおすすめレストラン
村内での食事も良いですが、琉球村付近にもぜひチェックしてほしいレストランがあります。琉球村観光の前後に立ち寄れる、おすすめのレストランを紹介します。
sea Heart シーハート
具材にこだわった10種類以上のサンドイッチ、フレンチトーストなどの テイクアウト中心のお店 です。
ランチタイムにはガーリックシュリンプやロコモコ、タコライス、スムージーなど 南国を感じられるメニュー も充実!購入して ビーチ沿いで爽やかな食事 を楽しむのもいいですね。
農家カフェ旬菜庵
旬の野菜をふんだんに使った 沖縄の家庭料理 を ビュッフェスタイル で提供しています。
少し高台にあるカフェの2階からは 恩納村のきれいな海と山が眺められます 。アットホームな雰囲気の中で、想いの詰まった沖縄料理を存分にご堪能ください。
ゆんたく亭
手頃な価格で沖縄料理が食べられるお店 です。地元の人にも人気があり、より沖縄の雰囲気が感じられる場所です。 安い、ボリュームがある、美味しい と常連さんが多いのも頷けます。
沖縄でおすすめの体験型観光スポット
琉球村は伝統工芸や貸衣装体験などができる観光施設ですが、 沖縄にはその他にも体験しながら楽しめるスポット があります。興味がある体験を見つけて、旅行中にどこか1箇所には訪れることをおすすめします。
体験王国むら咲むら
沖縄を最大限に感じられる 琉球王国時代の町並みを再現したテーマパーク です。 NHK大河ドラマ『琉球の風』のセットに使用された ことでも知られています。施設内には工房が30以上あり、 ガラス工房やシーサーの色付け、伝統工芸、沖縄料理の調理 などの体験メニューが目白押し。アメリカンビレッジから北上し、車で30分ほどの場所にあります。
冬には琉球ランタンフェスティバルが行われ、プロジェクションマッピングや和紙燈籠などの光で来場者を癒やしてくれます。
おきなわワールド
沖縄の魅力をすべて堪能できる観光施設です。 約30万年の時を経てできた全長約5kmの鍾乳洞・玉泉洞 や 世界唯一のハブ博物公園 、 ハブ酒やクラフトビールを製造している「南都酒造所」 などが楽しめます。 国・登録有形文化財にも登録された「琉球王国城下町」の古民家 では琉球ガラスの制作体験もできます。5万4千坪(東京ドーム4個分)の県内最大級の観光テーマパークで沖縄を知り尽くしちゃいましょう。
海も良いけど、沖縄の伝統に触れる旅行もおすすめ!
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※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。
やってみよっか?