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マイナスイオンたっぷり!都心から気軽に行ける山梨の滝7選

新緑の季節に訪れてみたいのが、マイナスイオンたっぷりの滝。

体力に自信がない方におすすめなのが、たくさん歩かなくても気軽に見に行くことができる滝めぐりです。

今回は、名水の里としても知られる山梨県で、気軽に行くことができる滝をご紹介していきます。

疲れずに滝を見に行きたい!

滝とは河川や湖から垂直に一気に流れ落ちる場所のことを言いますが、古来より滝は人々の心を惹きつける魅力的な場所でした。

昔は滝行などの修行の場所として、近年では マイナスイオンをたくさん浴びることができる場所 として、多くの人々が訪れるスポットになっています。

滝を見に行くというと、しっかりとしたトレッキングの装備をして山を奥深くまで行かないと見に行けないといったイメージをもっていませんか?

実は滝って 気軽に行けるスポットがたくさんある んです。

日本三名爆と言われる那智の滝、華厳の滝、袋田の滝などは、滝付近まで道路が整備されているので、体力がない方でも気軽に訪れることができます。

都心から近くにある山梨県でも、精進ヶ滝や七ツ釜五段の滝といった名瀑と言われる滝もありますが、これらはしっかりとした登山装備をしなければ見に行くことができません。

休みの日に気軽に立ち寄って、マイナスイオンをたっぷり浴びて癒されたい、体力がないからそんなに歩かなくても見に行ける滝に行きたいなんて思っている方も多いかと思います。

そんな方におすすめしたいのが、今回ご紹介する山梨県内で気軽に行くことができる滝7選です。

いずれも駐車場から10~20分程度で見に行くことができる滝ばかり なので、是非訪れてみてください。

気軽に行ける山梨県の滝

仙娥滝(甲府市)

仙蛾滝(せんがたき)は山梨県甲府市にある滝で、名勝・昇仙峡にある滝で、 日本の滝100選にも選ばれている 名瀑でもあります。

富士川水系の荒川上流にあり、花崗岩の岩盤が削られてできた落差30mある滝です。

滝までのアクセスは、滝上にある昇仙峡の駐車場に車を止めた後、土産物のある通りを下っていきます。

通りを抜けた後、急な下りの階段があり、そこを下ると轟音とともに名瀑が姿を現してきます。

滝つぼまでは行くことはできませんが、 水しぶきがかかるくらいの場所に展望台があり、雄大な滝の景色を眺めることができます。

周辺の木々と削られた岩の間を流れ落ちる景色は、 まさに日本庭園を眺めているような美しい景色 で、写真撮影にも最適です。

また個人的な見どころとしては、 滝上から行くことができるので、名瀑の落ちる寸前の川の姿を見ることも できます。興味があったら一緒にご覧になってください。

駐車場から滝までの移動距離は徒歩約10分で行くことができます。

仙娥滝までのアクセス

  • 車の場合は中央自動車道・甲府昭和ICまたは双葉スマートICより約35分。
  • 電車の場合はJR中央本線甲府駅より昇仙峡行バスに乗り替え約50分。

吐竜の滝(北杜市)

吐竜の滝(どりゅうのたき)は山梨県北杜市にある滝で、観光地として人気のある清里エリアにあります。

八ヶ岳に源を発する川俣川渓谷沿いに流れていて、1本の滝が豪快に流れているのではなく、 岩間から幾重にも分かれて、山の斜面を滑るように流れ落ちる姿 をしているとても優美な姿をした滝です。

滝の落差は10m、幅は15mあり、岩の間から絹糸のように流れ落ちる神秘的な姿から 「竜の吐く滝」 と名付けられました。

滝までのアクセスは、八ヶ岳高原道路から狭い路地を下ると専用の駐車場があり、そこから遊歩道を約15分歩くことになります。

滝までの遊歩道は、緩やかな上り坂ですが、 ほぼ平坦 なので決して大変ではありません。ただし 舗装はされていない自然道 なので足元には注意が必要です。

遊歩道の途中では、日本一標高の高い場所を走る電車としても有名なJR小海線が走っていて、渓谷を橋で渡る姿を橋下から眺めることができます。

標高1,000m以上あり、避暑地としても人気の高い清里エリアにあるので、涼を求めるにはぴったりのスポットになります。

吐竜の滝までのアクセス

中央自動車道長坂ICから車で約20分、須玉ICから約30分。

吐竜の滝までのアクセスにおいて、途中大変道幅が狭い個所を通ります。すれ違いが困難な場所もありますので、運転の際は注意が必要です。

電車の場合はJR小海線清里駅またはJR甲斐大泉駅からタクシーで約10分、夏の間は清里駅から期間限定で周遊バスも出ていますので、詳しくはホームページでご確認ください。

千ヶ淵(北杜市)

千が淵(せんがふち)は山梨県北杜市にある滝(淵)で、南アルプスの名峰・甲斐駒ヶ岳に源を発する尾白川の渓谷内にあります。

尾白川のある白州は、名水の地としても知られ、花崗岩で磨かれた名水はミネラルたっぷりで、周辺には天然水やウィスキーの工場があるほどです。お酒好きには「白州」は良く知られているウィスキーですね。

尾白川渓谷の駐車場に車を止めて、滝(淵)に向かってほどなくすると駒ケ岳神社があり、その先の吊り橋を渡った先に千ヶ淵はあります。 駐車場からは徒歩約15分で到着 できます。

遊歩道を歩いてほどなくすると、エメラルドグリーンに輝いた水面が姿を現します。そこが千ヶ淵です。

滝としてはそれほど大きくありませんが、 滝つぼが大きな水面に なっていています。だから滝ではなく淵なんですね。

周辺が真っ白な花崗岩のため、 透明な水がエメラルドグリーンに輝いて見え、とても幻想的な雰囲気 を見せてくれます。

夏場になると水浴びをする家族連れが多くやってくるので、ゆっくりと鑑賞したい方には、新緑の季節や紅葉の季節に訪れることをおすすめします。

千ヶ淵までのアクセス

車で行く場合は、中央自動車道長坂ICより約35分、小淵沢ICより約40分。

電車で行く場合はJR中央本線長坂駅、日野春駅、小淵沢駅よりタクシーに乗り換え、いずれも約30分で到着することができます。

一之釜(山梨市)

一之釜(いちのかま)は山梨県山梨市にある滝で、富士川水系笛吹川の清水渓谷内にあります。

以前はそれほど知名度も高くなかったのですが、インスタ映えするスポットとして近年多くの観光客が訪れる人気スポットになりました。

国道140号線沿いにあるので、アクセスもしやすい場所にあります。

周辺の川浦スポーツ広場駐車場または天科発電所駐車場に車を停めて、わき道から滝の場所まで徒歩で下ります。 駐車場からは徒歩で約15分で到着 することができます。

途中の遊歩道沿いには右手に 「釜沢の滝」 、左手に 「女滝(めだき)」 を見ることができます。その先の吊り橋を渡った先に、落差21mの 「男滝」 が姿を現します。

男滝というだけあって、1本の豪快に流れ落ちる滝の姿は迫力があります。 流れ落ちた滝つぼ周辺はエメラルドグリーンの湖面が輝いていて、神秘的な雰囲気 を出しています。インスタ映えで人気が出るのも納得です。

滝つぼのすぐそばまで行くことができるので、マイナスイオンをたっぷり浴びることもできます。

一之釜までのアクセス

  • 車の場合は中央自動車道勝沼ICから約45分
  • 電車の場合はJR中央本線山梨市駅より川浦バス停下車、約45分

鐘山の滝(富士吉田市)

鐘山の滝(かねやまのたき)は山梨県富士吉田市にある滝で、山中湖から流れる桂川(のちの相模川)にある滝です。

途中、忍野八海からの流れも合流するため、 富士山の伏流水も含まれる、隠れた富士山周辺のスポット でもあります。

2筋に流れ落ちる滝は落差10mと決して大きな滝ではありませんが、 滝つぼが深く、夏でも清涼感があふれている ので、地元富士吉田市民に親しまれ続けてきました。

アクセスも容易で、道の駅富士吉田の向かいにある「ふじさんミュージアム」のすぐ脇にあり、 駐車場から徒歩1分ほど で行くことができます。

時間帯によって、木々の間から木漏れ日が差し込むと、神秘的で美しい写真が撮れるので、インスタ映えすること間違いなしです。

滝周辺は春になるとミツバツツジ、夏には新緑の清涼な景色、秋にはイロハモミジと季節によって彩りが変わり、訪れた人々を魅了するおすすめの滝スポットです。

鐘山の滝までのアクセス

車の場合は中央自動車道河口湖IC、または東富士五湖道路山中湖ICより車で10分。

電車の場合は富士急行線富士山駅からバスで10分。

道の駅富士吉田駐車場からは徒歩5分で行くことができます。

雄滝・雌滝(道志村)

雄滝(おたき)・雌滝(めたき)は山梨県南都留郡道志村にある滝で、相模川水系道志川の支流、宝永沢にあります。2筋の滝が流れていて、落差は約10mです。

名前の通り、 雄滝は豪快に流れ落ち、雌滝は細く流れ落ちている ので、その対比をしながら眺めると面白いです。

アクセスは道志村の中央を走る国道413号線沿いにあり、国道沿いの駐車場に車を停めて徒歩5分ほどで見に行くことができます。

滝を見に行く際は、滝の案内看板が出ていますが、結構見逃しがちなので注意が必要です。また駐車場も広くなく数台程度しか駐車できないので気を付けてください。

またこの滝には大蛇の化身の美男子と、滝の精の大蛇の美女が恋に落ちて、逢瀬を重ねた場所という言い伝えがあり、 この滝に祈ると良縁に恵まれる と言われていますので、訪れた際は忘れずにお祈りしておきましょう。

雄滝・雌滝までのアクセス

  • 車の場合は中央自動車道都留ICから約40分
  • 電車の場合は富士急行線都留市駅からタクシーで約40分

勝沼堰堤・祇園の滝

勝沼堰堤(かつぬまえんてい)・祇園の滝(ぎおんのたき)は山梨県甲州市勝沼にある滝です。

ただしこちらの滝は、自然が作り出した滝ではなく、 堰堤の名の通り人工的に作りだした滝 になっています。

大正4年から6年にかけて、甲府盆地を水害から守るため建設されました。

祇園淵と呼ばれる川の蛇行点を石積の堰堤で遮断して、その脇の岩盤を掘削して岩盤自体を堰堤とした自然を巧みに利用した特異な構造になっています。

人工物でありながら、自然の滝のような景観になっています。

保存状態の良さと当時の最新技術が駆使された点から、 平成9年5月に登録文化財にも指定 されています。

アクセスも容易で、堰堤のそばに駐車場があり、 徒歩5分程度 で行くことができます。ただし駐車場は5台程度までしか停めることができないので、訪れる際は注意が必要です。

また滝のすぐそばまで行くことができますが、急な下り階段を下りることになるので、こちらも注意しながら降りてください。

勝沼堰堤・祇園の滝までのアクセス

  • 車の場合は中央自動車道勝沼ICから約5分
  • 電車の場合はJR中央本線勝沼ぶどう郷駅からバスで約7分、柏尾坂公園前バス停から徒歩3分

気軽にマイナスイオンを感じに行こう

今回は山梨県内にあるそんなにたくさん歩かなくても見に行ける、滝を紹介してきました。

いずれの滝も駐車場が近く、たくさん歩かなくても見に行けるので、山梨を旅行の際は気軽な気分で立ち寄って、マイナスイオンをたっぷり浴びることができるのでおすすめですよ。

滝を見に行くならこれからの初夏にかけての新緑の季節がおすすめです。滝の清涼感を感じながら癒されに訪れてみてくださいね。

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