カンボジアでクメール建築を満喫!シェムリアップのおすすめ観光スポット5選
シェムリアップは、カンボジア北西部のリゾート地であり、最大の観光都市です。
クメール王国の巨大な遺跡を見るために、毎年世界各国から観光客が訪れています。
日本から比較的近く物価も安いカンボジア北西部の観光地、シェムリアップのおすすめ観光スポットをご紹介します。
日本からカンボジア・シェムリアップへのアクセス
日本からカンボジア・シェムリアップへのアクセスは、 直行便がありません 。日本からカンボジアのプノンペンまでは、直行便があります。
そのため、一般的には タイ、香港、ベトナムを経由してシェムリアップへアクセス します。
カンボジアをおすすめする5つのポイント
- 物価が安い
- 親日家であるため比較的観光しやすい
- 見ごたえのある雄大な歴史的建築物が多い
- ヘルシー料理が多くて健康的
- かわいい雑貨が多い
シェムリアップのおすすめ観光スポット5選
シェムリアップのおすすめ観光スポットについてご紹介します。
アンコール・ワット
カンボジアといえば、誰もが知っている世界遺産にアンコール・ワットがあります。
アンコール・ワットは、カンボジアの国旗にも象徴され 、シェムリアップ市内から約6.5kmの場所 にあります。
アンコール・ワットは、クメール建築の最高傑作と言われています。12世紀に約30年の歳月をかけて建築され、建築当時はヒンドゥー寺院として建設されました。後に仏教寺院として改修。
アンコール・ワットの敷地面積は広大であり、しっかり観たい方には1日では足りないくらいです。
アンコール・トム
アンコール・トムは、アンコール・ワットから北側へ約1.5kmの場所にあります。ジャヤヴァルマン7世によって12世紀後半に建設されました。
アンコール・トムは、アンコール王朝で至上最大の都城であり、「大きな町」を意味し、 幅113m、外周12kmの広大なエリア になります。そのエリア内に南大門、城砦、バイヨン寺院、象の遺跡などがあります。
アンコール・トムの南大門からバイヨン寺院までは約1kmあります。南大門からバイヨン寺院までの道なりは、象に乗って観光することもできます。
バイヨン寺院の中で最も有名なのは、 巨大な観世音菩薩の四面像「バイヨン」の遺跡 です。観世音菩薩の四面像は、高さ2mにも及びます。
バイヨン寺院の敷地内には、さまざまな表情の像が54体もあります。バイヨン寺院の観世音菩薩の神秘的な微笑みは「クメールの微笑」とも呼ばれています。
アンコール・トムのレリーフから当時の生活など市民の暮らしをみることができます。
アンコール遺跡群の一部として、アンコール・トムは 世界遺産にも登録 されています。
タ・プローム / ベンメリア
タ・プロームとベンメリアは、アンコール・ワットから東へ約40kmの場所にあり、アンコール・トムの敷地内にある寺院になります。
タ・プロームに 樹齢300年にもなるガジュマルの木 が絡みつき一体化しています。この歴史的な建造物と自然が一体化している光景は、とても神秘的です。
密林の中の巨大遺跡として、ベンメリアは有名です。アンコール・ワットと類似しているため、「東のアンコール」とも呼ばれています。
ベンメリアは、クメール王朝時代の11世紀後半~12世紀前半に建設されました。ベンメリアの建設は、アンコール・ワット建造前になります。現在も未修復であり、原型を留めていない状態になります。
ベンメリアは、 1992年に世界文化遺産に登録 されると同時に危機遺産にも登録されました。密林の中に眠る寺院となっています。
ロリュオス遺跡群
ロリュオス遺跡群は、アンコール・ワットから南東に約15kmの場所にあり、シェムリアップ市内から東へ約13kmの場所になります。
ロリュオス遺跡群は、 初代国王によって9世紀にロリュオス川流域に建設 されました。
クメール王朝は、9世紀から15世紀に最も繁栄しました。
ロリュオス遺跡群は、アンコール遺跡群の一部として世界遺産に登録されています。
バンテアイ・スレイ
バンテアイ・スレイは、シェムリアップ市内から北東に約40kmの場所にあります。10世紀に建設されたヒンドゥー寺院で、クメール王朝時代の 「アンコール美術の至宝」 とも呼ばれています。
バンテアイ・スレイは、他の遺跡と比較するとそれほど大きな規模ではありませんが、保存状態がとても良く、細かな彫刻や装飾が見ごたえがあります。
大自然の中でクメール建築を満喫しよう!
広大な敷地に建設されたクメール建築は、とても見ごたえがあります。
自然と一体化したタ・プロームやベンメリアは、特に歴史が感じられる建築物です。
ぜひ、雄大なクメール建築とともにヘルシーなカンボジア料理を堪能してみてくださいね。
やってみよっか?