名湯もグルメも楽しめる!日本最北の温泉「豊富温泉」のおすすめ宿3選
日本の最北端、稚内の近くにある豊富町。北海道のこのあたりは農耕も稲作も寒さのため行われておらず、酪農が盛んです。そんな豊富にあるのが豊富温泉、世界的にも珍しい石油成分を含んだ温泉で湯治のために訪れる人も多い名湯です。
今回は豊富温泉のおすすめの宿を紹介します。
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はじめに
豊富温泉は、北海道天塩郡豊富町にある温泉で、日本の温泉郷としては最北に位置します。読み方は「ほうふ」ではなく「とよとみ」と読みます。
豊富町はその寒さから農耕や稲作には適さず、酪農が有名となりました。
北海道のご当地コンビニセイコーマートで売られている牛乳も豊富産の牛乳が使われています。
泉質はナトリウム塩化物泉とナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉の2種類の泉質で、源泉温度41〜42°C。
わずかに黄濁し、井戸からは石油や天然ガスとともに湧出してくるため、油分を含み、石油臭があります。この石油臭がある温泉は世界的にもなかなかないと言われています。
「油風呂」とも呼ばれることもある特徴的な湯は、衣服に着色するほどお湯が濃いため、一部の宿泊施設ではあえてろ過や加水を行っているほどですが、もちろん薄めない方が効果はあるため湯治用のお湯はそのままの源泉掛け流しです。
豊富温泉のおすすめ温泉旅館
川島旅館
豊富温泉は湯治用として使われることも多いため多くの簡易宿泊施設や温泉旅館、ホテルがあります。その中でも1番のおすすめが川島旅館さんです。
豊富温泉誕生からずっと旅館を経営されており、歴史のある温泉旅館です。旅館の建物は数年前にリフォームされておりとても綺麗です。温泉は大浴場と露天風呂、さらに有料の貸切風呂もあります。
現在の社長さんはスイーツ好きということで、 豊富牛乳を使った温泉プリンやミルクティー などのスイーツや飲み物もどれを食べてもとても美味しいです。さらに夕食はボリュームたっぷりの北海道らしい食事として北海道産の野菜と魚、お米をたっぷり頂けます。
さらにさらに、朝食では バタービュッフェ というものがあります。川島旅館のバターは新千歳空港のお土産として販売されるほどの人気商品です。川島旅館のバターには14種類あり、はちみつや鮭、ウニと言ったようにバターに風味付けがされています。そのためパンだけではなく、ご飯にもバターが合うという特徴があります。
川島旅館の朝食ではバターを好きなだけ食べることができるので絶対食べてください。
ホテル豊富
ホテル豊富の自慢は大浴場。 扇型の浴場に壁と天井がガラスになっているのが特徴 で、広さも豊富温泉の宿の中では最も大きいものです。
浴槽は温泉に温水に水風呂、サウナもあり、サウナ好きな人は嬉しい設備です。温泉の温度は熱めとぬるめの二つの浴槽があり、ぬるめは40度弱でぬるめで長く入っていれます。熱めの方は体感で42度程の少し熱めの湯です。
お部屋は和室と洋室があり、 1人から4人までで宿泊可能 です。食事も豊富、稚内など、近海で揚がる海の幸を始め、タコシャブや北寄貝等の地元産の海産物をメインにしたサロベツ御膳や北海道の牧場で生産される牛肉の陶板焼きを頂けるプランなど豪華な夕食が用意されています。
朝食には 和洋バイキングと豊富牛乳飲み放題 と北海道を食べ尽くすことができるラインナップとなっています。
ニュー温泉閣ホテル
ニュー温泉閣ホテルは旅館風ホテルで、いつも笑顔の女将さんと従業員さんの親切丁寧な接客が評判です。昨年には大浴場もリニューアルし、町内外を問わず多くの観光客や地元の人が訪れています。
温泉閣といえば、 メニューが豊富(ほうふ)な食堂 が人気です。新鮮な魚介類が盛りだくさん乗った海鮮丼やバラエティに富んだ定食を初め、豊富町の名物ホッキチャウダーなどが食べられます。
豊富温泉へのアクセス
JR宗谷本線 所要時間
- 札幌駅 ~ 豊富駅 約4時間20分(特急)
- 旭川駅 ~ 豊富駅 約2時間50分
- 稚内駅 ~ 豊富駅 約50分
豊富駅より、沿岸バスで約10分⇒「豊富温泉バス停」徒歩1分
バスの本数が少ないためご注意ください(最終17時台)
駅にタクシーは常駐していません。
川島旅館さんに宿泊の場合は事前予約制にて豊富駅までの送迎をしてくださいます。当日連絡は受け付けていないので必ず3日前までに予約してください。
まとめ
今回は日本最北の温泉街、豊富温泉を紹介しました。
ここにしかない特別な温泉と美味しい料理とスイーツで日頃の疲れを癒し、北海道の良さを改めて堪能してください。
やってみよっか?