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ラフティングとは?歴史や魅力は?おすすめの体験スポットもご紹介!

人気急上昇中のラフティングをやってみたいけど、よくわからない。こんな方のためにラフティングの歴史から魅力、必要なもの、厳選した5つの体験スポットまでご紹介します。ラフティング未経験の方は、ぜひ参考にしてくださいね。

ラフティングとは?

ラフティングとは、ゴム製のボートに乗って急流を川下りをするスリリングなウォーターアクティビティです。

早さを競うレースラフティングとは違って、一般的には、ツアー会社を通して気軽なレジャースポーツとして親しまれています。自分たちだけで行うアクティビティではなく、レクチャーを受けてからガイドの指示のもとで行うので安全です。

ボートによって違いますが、だいたい6人から10人乗りのタイプが使用されることが多いです。ラフティングは激しいイメージがありますが、川の流れが穏やかな場所をのんびり進むこともあります。

日本各地でラフティングができるスポットが増えているので、旅行で訪れた土地で体験してみるのも面白いでしょう。

ラフティングの歴史について

人気が高まっているラフティングの歴史は、そこまで長くはありません。1811年、アメリカのスネーク川で初めてラフティングが行われたようです。

ただし、正式にラフティングが始まったのは、1842年のコロラド川だと言われています。第二次世界大戦後に現在のようなスタイルのラフティングが主流となりました。今では、アメリカやカナダ、南米、オーストラリアなど、世界中で楽しまれています。

日本での歴史はというと、1977年に「リバーベンチャー選手権大会」と呼ばれるラフティング大会が行われたことで、知られるようになりました。しかしこの大会は、主に大学の探検部が行っていたので、マニアックなスポーツとして認識されてたラフティング。

多くのメディアで取り上げられるようになり、この10年ほどでラフティングが急激に広まっていきました。最近では修学旅行のプログラムとして、さらに、授業の一環として、ラフティングが取り入れられるようになったそうです。

ラフティングの魅力は?

ここからは、一度したら病みつきになる、ラフティングの4つの魅力をご紹介します。

刺激的な体験ができる

ラフティングは自然相手のアクティビティなので、何が起こるか予想できません。だからこそ、スリリングで面白いのです。

川の特性や天候、時期によっても流れのスピードは違ってきます。流れがおだやかなときは、のんびりと景色を楽しんだり、ボートから降りてぷかぷかと泳いだりできます。しかし激流エリアでは、そんな余裕は一切ありません。

いきなりボートがうねるように下りだすと、バシャバシャと激しく水しぶきをあげます。水量の多い場所であれば、さらに迫力満点です!

みんなで楽しめる

ラフティングは8人前後で乗る場合が多いので、大勢でワイワイ楽しめます。そこでおすすめは、ボート1艇貸切プランです。親しい友人だけでラフティングすれば、他の人に気兼ねしないで盛り上がることができます。

しかし、たとえ知らない人同士であっても、ガイドさんが盛り上げてくれるので心配ありません。ラフティングは、ただ楽しいだけではなく、結束感が強まるからです。

実際に乗ってみるとわかると思いますが、全員一斉にパドルを漕がないとうまく進めないときがあります。だから自然とチームワークも高まって、みんなが一体になるのですね。

大自然でリフレッシュできる

ラフティングのいいところは、自然の中で思いきり体を動かせることです。運動不足解消はもちろん、気持ちが前向きになり、ストレス発散にもつながります。

そして自然に囲まれながら川を下る体験は、なんとも言えないほど気持ちいいものです。川から見上げる景色は、想像以上に綺麗に感じるでしょう。同じ景色でも見る場所が違うだけで、まったく感動が変わってきます。川の流れる音も心地よく、耳をすましているだけで癒されますよ。

全身でマイナスイオンを感じれば、忙しい毎日から離れて、とびきりの非日常体験を味わえます。

体力がなくてもできる

「運動音痴だから心配」「体力に自信がない」

ラフティングが初めての方はこんな不安を抱えているかもしれません。しかしチームで漕いでいくスポーツなので、体力はあまり気にする必要がありません。実際、ツアー参加者の中には、運動に不慣れな人もたくさん参加しているそうです。

パドルもずっと漕ぎ続けることはなく、川の流れがゆるやかなときは、飛び込みや水遊びができます。希望者のみなので、ボートの上で休憩してもいいですね。

また、ツアーによっては、半日コースや一日コースなど複数用意されています。自分の体力に合わせて、最適なプランを選ぶようにしましょう。

ラフティングに必要な道具・準備

ラフティングに必要な道具、持ち物、服装をご紹介します。

ラフティングに必要な道具

ラフティングに使用される道具は、以下の5点です。

  • ゴムボート
  • ライフジャケット
  • ウェットスーツ
  • パドル
  • ヘルメット

ゴムボート:ラフティング専用のゴムボートは、それぞれ特徴が違いますが、いずれも頑丈にできているので簡単には破れません。たとえ破れても内部が分かれた構造になっているので安全です。

ライフジャケット:ラフティングにおいて必須の道具です。激流の中ではバランスを崩して水の中に落ちたりボートが転落することがあります。たとえ泳げる人でも、自力でコントロールすることは難しいです。

しかし、ライフジャケットを着用していれば、浮力によって沈まずに済むので、安全にラフティングを楽しめます。ジャケットのサイズはいくつか用意されているので、最適なものを選びましょう。

ウェットスーツは:保温性に優れているので、真夏以外の季節は使用することがほとんどです。着用することで、寒い時期でも快適にラフティングを楽しめます。

パドル:ボートを漕ぐときに使用する道具です。片方には、反対側にグリップがついています。

ヘルメット:ラフティング用のヘルメットは水に沈まない構造で、水抜きできる穴がついています。こちらも安全のために欠かせません。

これらは、ほとんどのツアー会社でレンタルできます。

ラフティングで必要な持ち物・服装

ラフティングで準備する持ち物は、以下の4点です。

  • 水着
  • Tシャツ
  • 短パン

水着:夏場は必須の水着。それ以外の季節でも、ウエットスーツの下に着るので必要です。下着を着ることも可能ですが、水に濡れると重くなってしまうのでおすすめしません。特に女性ものの下着は繊細なので、水着が無難です。

Tシャツ:夏場は日焼け予防に、それ以外の季節は防寒対策に役立ちます。怪我予防にもなるので、季節に関係なく持っていくといいでしょう。体のラインが気になってしまう女性にも、おすすめしたい持ち物です。

短パン:ウエットスーツは体にぴったりとした素材なので、ボディラインが丸見えになります。体のラインを気にして楽しめないのはもったいないので、用意しておきましょう。

靴:ラフティングを行う場所は、ゴツゴツした岩場や足元が悪い場所が多いので、靴選びが重要です。水の中に入ったときに脱げないように、かかとが固定されるものがおすすめです。

水辺のアクティビティに最適なマリンシューズは、軽くて速乾性があるので、ラフティングにも最適です。ただし、靴に関してはレンタルしているツアー会社もあります。

ラフティングが楽しめる体験スポット

次に、ラフティングのおすすめスポットを5つご紹介します。

京都府「保津川」

関西トップクラスの激流を誇る「保津川」のラフティング。京都駅から約30分ほどの好アクセスも魅力です。保津川は京都の亀岡から嵯峨嵐山まで続いています。山々に囲まれているので、四季折々の景色も見ものです。

嵐山にも近いので、観光と合わせて体験できるのも魅力的ですね。

こちらの保津川ラフティングツアーは、約20ヵ所ある激流ポイントにチャレンジできます。流れの大きさもそれぞれ異なるので、さらにスリル感がアップ!

コースは4種類。半日(午前・午後)、夕方、1日コースから選べます。

おすすめしたいのはたっぷり満喫できる、1日コースの「のんびりラフティングツアー」です。ガイドがそのときのメンバーや状況に応じて、飛び込みに遊泳、ゲームや落とし合いっこなど、さまざまな遊びを提案してくれます。

お昼のおやつタイムも人気です。ドリンクとおやつも無料なのが嬉しいポイント。とことん遊び尽くしたい人に、とっておきのプランです!

埼玉県「長瀞(ながとろ)」

埼玉県の「長瀞」は、ラフティングの聖地と呼ばれるほど有名なエリアです。その理由は絶景にあります。荒川を囲むようにたたずむ岩畳は、特別天然記念物に指定されていて、川に溶け込む姿は圧巻です。

さらに春は桜の名所として、秋も同様に紅葉の名所として人気のスポットです。

長瀞には、壮大な景色が見れる宝登山もあります。観光名所にも恵まれている場所なので、ラフティングと観光のどちらも楽しむなら、長瀞がイチオシです。

こちらは、エキサイティングな川下りと長瀞の絶景、どちらも味わえる贅沢なツアーです。岩畳の幻想的な風景、美しい渓谷の眺め、壮大な山々など、見どころはたくさん。雄大な自然が、きっと心を癒してくれるでしょう。

ツアー開始の時間は、10時と13時30分から選べます。約3.5時間のツアーなので、前後に周辺を観光したり、温泉に浸かりにいったりと、楽しみ方は自由自在!

都心から日帰りで行けるアクセスの良さも魅力です。

新潟県「信濃川」

新潟の「信濃川」は日本一長い川として有名です。新潟の十日町がラフティングの舞台。広々とした川で見晴らしが良く、開放的な気分を味わえます。

そして十日町は、ラフティング以外にも素敵な場所がたくさんあります。のどかな里山風景に、棚田と呼ばれる水田の景色も見逃せません。実は十日町は温泉天国でもあり、湯めぐりができる場所なのです。

都心から2時間ほどでたどり着くので、週末に気軽に行けるのもおすすめポイントです。

こちらは、ツアー後に温泉に浸かれるというなんとも嬉しいプラン。子供用のパドルがあるので、家族連れにもおすすめです。

約7kmの川下りを楽しむ途中、川で浮いたり遊んだりするボディラフティングの時間もあります。家族や友人同士でワイワイ楽しみましょう。大河ならではの爽快感を味わえますよ。

ツアー後の温泉施設には、露天風呂やフィンランドサウナも完備。美肌の湯に浸かって、疲れた体をほぐしてあげましょう。

東京都「奥多摩」

東京都の「奥多摩」は都心から1時間半ほど。アクセス抜群でありながら、東京にいることを忘れてしまうほど、自然が豊かな場所が広がっています。

奥多摩はラフティング以外にも、カヤックやBBQ、ハイキングなどのアウトドアを楽しめるエリアです。都内から日帰りで行けるのに、大自然を満喫できる場所はそう多くありません。気軽にラフティングを体感してみたい人に、もってこいのエリアです。

こちらのツアーには、4歳から参加できる下流コースやBBQ付きのプランなどのプランがあります。水着やタオルも販売していて、女性更衣室にはドライヤーや綿棒、コットンといったアメニティ類も充実。

雄大な山々に囲まれながら、気持ちいいラフティング体験ができます。激流はもちろん、遊びもスリリング。

ラフティング後は、ツアー中の写真を無料でWEBからダウンロードできます。イキイキとした写真は、一生の思い出になるはずです。

群馬県「利根川」

日本で指折りの激流といえば群馬県の「利根川」。この辺りは冬の積雪量が多い地域のため、4月から6月にかけて雪解け水が流れ、さらなる激流が楽しめるようになります。スリルを求めるなら間違いないスポットでしょう。

関東から行きやすい距離にあり、日帰りも可能です。日本屈指のラフティングスポットで、天然のウォータースライダーを体感しに行きましょう。

春から秋まで行っているこちらのツアーでは、スリル満点の利根川のラフティングを大人も子供も体験できます。着替えを行う施設は2008年に大幅にリニューアルされました。広々とした更衣室やコインロッカー、9つのお手洗い、温水シャワーなどが完備されています。

利根川の上流は水が透き通っていて綺麗なので、アクティビティも景色も楽しめて一石二鳥です。

ツアー後は、カメラマンが撮影した写真と動画データも販売されます。ぜひ楽しいひとときを形にして持ち帰りましょう。

まとめ

今回は、急流をすべるスリル満点の「ラフティング」について、歴史や魅力に触れ、必要な持ち物、おすすめの体験スポットを5つご紹介しました。

刺激的なのに、誰でも気軽に参加できるラフティング。自然いっぱいの景色も楽しめるから、心も体もリフレッシュできます。みんなでゴールしたときの達成感もたまりません。

ジェットコースターとは違うドキドキ感、きっとハマってしまうはずです。ぜひこの感覚を一度は体験してみてください。

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