【イギリス】ハリポタファン必見の街オックスフォード!映画の世界観に没入♪ ロケ地と意外な宿泊場所を紹介 image

【イギリス】ハリポタファン必見の街オックスフォード!映画の世界観に没入♪ ロケ地と意外な宿泊場所を紹介

今ではイギリスを代表する作品として世界的にも有名な『ハリー・ポッター』シリーズ。その聖地巡りのために外せない街の1つがオックスフォードです。

今回は、オックスフォードにある『ハリー・ポッター』のロケ地を紹介し、おすすめの宿泊場所について紹介します。ぜひチェックして、多くの著名人を輩出している名門大学の歴史的な魅力とホグワーツらしさを同時に感じられる旅を計画してみましょう。

オックスフォードはどんな街?

ニュー・カレッジ ため息の橋

12世紀より イギリス最古の大学の街 として発展したのが、オックスフォードです。近年では、『ハリー・ポッター』の映画のロケ地がある街としても注目を浴びています。

オックスフォードといえば、イギリス国内の名門 ケンブリッジ大学と首位争いを行うほどの名門校であるオックスフォード大学 をイメージする方も多いでしょう。しかし、オックスフォード大学とは1つの大学のことではなく、街に密集する約40校あるカレッジの総称のことです。歴史的建造物としても価値の高い大学のキャンパスを見学するために、多くの観光客が訪れています。

オックスフォードは ロンドンから約80km の西に位置し、公共交通機関でのアクセスに優れた街です。ロンドン中心部からアクセスする場合は、鉄道か長距離バスでの移動になります。鉄道の場合は、 パディントン駅からGreat Western Railwayを利用して約1時間 です。 長距離バスはビクトリア駅周辺にある乗り場から発着しており、約2時間 でのアクセスとなります。長距離バスはヒースロー空港から最短約90分で直行便も出ています。

オックスフォードのハリーポッターファン必見スポット

クライスト・チャーチ 大ホール

ハリポタファン必見の人気スポット「クライスト・チャーチ」

オックスフォードの中でも屈指の人気を誇るのが、クライスト・チャーチ(Christ Church)です。1546年にイングランド王ヘンリー8世によって設立され、 街中に複数あるカレッジの中でも最大の敷地面積 を有しています。 『不思議の国のアリス』で有名な作家のルイス・キャロルの出身校 であることでも有名です。

『ハリー・ポッター』の撮影場所に使われた場所は3か所。19世紀に増築されたボドリータワーの 「ホール階段」 と大学設立当初から現存する 「グレートホール」 「回廊」 で、ファンならホグワーツでのシーンが目に浮かぶでしょう。

それ以外にもホールの先にある 「トム・クアッド」や「大聖堂」もフォトジェニック で魅力的です。トム・クアッドは、300年以上にわたり毎日21時05分にチャイムを鳴らし続ける「トムタワー」を含め、四方を歴史的な建物に囲まれる光景が楽しめます。大聖堂は、12世紀に建造されたロマネスク様式にゴシック様式が混じった建物で、オルガンの左側には大学内で最も貴重なガラス窓があります。

【マルチメディアツアー詳細】

  • 1月〜6月・9月〜12月(オンライン事前予約):大人16ポンド、子ども(5〜17歳)15ポンド
  • 1月〜6月・9月〜12月(現地購入):大人18ポンド、子ども(5〜17歳)17ポンド
  • 7月〜8月(オンライン事前予約):大人17ポンド、子ども(5〜17歳)16ポンド
  • 7月〜8月(現地購入):大人19ポンド、子ども(5〜17歳)18ポンド
  • 日本語あり
  • 1週間前の金曜日から事前予約可能

医務室や『炎のゴブレット』で採用された「ボドリアン図書館」

ボドリアン図書館(Bodleian Library)は、 ヨーロッパで最も古い図書館の1つ として知られる図書館。イギリス内でも大英図書館に次ぐ規模を誇っており、1602年から徐々に拡張を続けながら現在1,300万冊以上の印刷物を所蔵しています。

敷地内にある『ハリー・ポッター』のロケ地は、 「ハンフリー公図書館」 「ディビニティスクール」 の2か所です。ハンフリー公図書館は、オックスフォード大学最古の閲覧室で、図書室のシーンに使われました。ディビニティスクールは、精巧な彫刻が施されたゴシック様式の天井が印象的で、『炎のゴブレット』のダンスレッスンと医務室のシーンで登場します。

また、オックスフォードのランドマークの1つである 「ラドクリフ・カメラ(Radcliffe Camera)」 も必見。18世紀に建造された周辺で唯一の円柱形の外観が特徴的で、特に人気の写真スポットとなっています。

【料金案内】

  • 神学校・ハンフリー公図書館のガイド付きツアー(約30分):10ポンド
  • 神学校・召集会議所・首相裁判所・ハンフリー公図書館のガイド付きツアー(約60分):15ポンド
  • 日本語のオーディオガイド(内部見学は不可):5ポンド
  • ガイド付きツアーは英語のみ、事前予約要

ホグワーツの廊下と中庭のモデルになった「ニュー・カレッジ」

1379年に設立されたニュー・カレッジ(New College)は、 オックスフォード大学において最古のカレッジの1つ で、設立当時はオックスフォードで最大規模の大学でした。ケンブリッジ大学にもある四方を宿泊施設や図書館、礼拝堂、食堂などの施設が入った建物で囲う構造は、この大学の構造が原型といわれています。

ニュー・カレッジでの『ハリー・ポッター』ファンのお目当ては、 礼拝堂の西側に隣接する「回廊」 です。『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でドラコ・マルフォイがフェレットに変えられたシーンで使用されました。また、見学時には 「ダイニングホール」 にも注目です。オックスフォードとケンブリッジを合わせても最古かつ最も高さのあるホールとなっており、非常に趣のある空間となっています。

世界中の有名大学のモデルとなった点が、ニュー・カレッジの最大の魅力といえるでしょう。

【営業時間・料金】

  • 営業時間:10:30〜17:00(最終入場は16:30)
  • 入場料:8ポンド

オックスフォードでの宿泊はクライストチャーチの学生寮がおすすめ

クライスト・チャーチ トムタワー

クライスト・チャーチでは、 3月〜4月、7月〜9月の長期休暇期間中に限り学生寮の空き部屋を18歳以上の一般向けの宿泊施設として開放 しています。

宿泊するメリット

クライスト・チャーチは現役の大学として機能しているため、グレートホールや大聖堂などの一部のエリアは営業時間内でも閉鎖される時間帯があり、時間管理が面倒です。しかし、宿泊者になれば 観光客が去った後の時間帯に見学 するという選択ができます。特に グレートホールは朝食会場として利用でき、イギリスの学生気分が味わえる 体験イベントともいえるでしょう。

また、宿泊費の削減が見込めるのも嬉しいポイント。総合的な設備やサービス面ではホテルに敵わない部分もありますが、荷物預かりやコインランドリーなどは利用できるので安心です。クライスト・チャーチの魅力を余すところなく楽しみたいなら、ぜひ朝食付きのプランでの宿泊を検討してみましょう。

予約方法

確実に予約したいなら、クライスト・チャーチの公式サイトからの予約 が無難でしょう。空き情報が追加されるタイミングは、イースター休暇の3月〜4月分が11月末、夏休みにあたる7月〜9月分が毎年1月末までに反映されます。

予約方法は、日付を入れて空きがある寮の中から自分の希望にあった場所を選び、メールアドレスや宿泊者の情報を入力していくと完了です。ただし、 Liddell Buildingでの宿泊の場合はグレートホールで朝食は食べられません。 また、あくまで学生寮であるため、部屋によってはバスルームとトイレが共用になっている場合もあります。予約時の場所や設備内容などの確認はしっかりと行いましょう。

観光MAP

ホグワーツの世界観を楽しめるオックスフォードへ行こう!

ボドリアン図書館 ラドクリフカメラ

オックスフォードは、中世のイギリスの歴史的な街並みが残る街です。ロンドンから日帰りで観光するのもいいですが、宿泊して著名人が訪れたパブや現地の学生に人気のカフェでお茶をしてみるのも楽しいでしょう。

ぜひこの記事を参考に、オックスフォードの街を散策してみてください。

出典・参考

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