【ハンドメイド初心者向け】屋外イベントへの出店ガイドとおすすめグッズ
天気がよい日が増えてくると屋外で開催されるハンドメイドマーケットが増えてきます。
屋外イベントは開放感があり、楽しみもたくさん。でも、準備が多かったり天気に左右されるという不安も。
会場やイベントによって同じ屋外でもがらりと様子が変わります。自分の作品や楽しみ方とイベントの雰囲気が合っているのかもとても大切です。
これまで私が参加したイベントの様子と屋外イベントのポイントをご紹介します。どのような屋外ハンドメイドマーケットがあるのか参考にしてください。
これから外での活動が楽しくなる季節。ハンドメイドマーケットも屋外で開催される機会が増えます。
私は2013年頃からハンドメイドマーケットに参加し始めました。今は春から秋に毎月1~2回参加しています。
屋内だけでなく屋外でも様々なハンドメイドマーケットに参加したことがありますが、 今回は屋外でハンドメイドマーケットに参加するメリットやデメリット、注意点などをご紹介します。
どんな開催場所があるの?
屋外といっても開催場所は様々で、場所によって特徴や注意点があります。
私が参加したことがある開催場所をメインに4つご紹介します。
- 屋内施設のある会場の屋外
- キャンプ場などの広いフィールド
- 商店街などの大通り
- アーケード街
屋内施設のある会場の屋外
普段建物の中でイベントを開催している会場。春や夏の天候の良い時期には屋外での出店も募集することがあります。
屋内のイベントも一緒に開催されることが多いのでお客さんが足を運びやすいです。 また、寒すぎたり暑すぎても屋内で休憩できるので安心です。
キャンプ場などの広いフィールド
キャンプ場のような原っぱなど 完全な屋外は天気がいいと一日中楽しむことができます。 会場が広いのでお客さんもたくさん来るかもしれません。スペースも広く取りやすいので、お店側もお客さんも開放感があります。
場所によってはアクセスが悪い場合もあるので、どこで開催するのかしっかり確認しておきましょう。
商店街などの大通り
商店街などの大通りはお客さんの流れが分かりやすくお店のレイアウトがしやすい です。お買い物を楽しむ人が増えるのもポイント。周りにお店が多いと天気が悪くても楽しみやすいですね。
アーケード街
アーケード街は屋外ですが、 屋根があるので雨の心配がありません。 しかし、天気が悪い時はやはり人通りが少なくなります。風が通りやすく思ったより寒かったり、風に商品が吹き飛ばされやすかったりする場合も。
どんなイベントがあるの?
イベントの目的によって、お客さんや雰囲気もがらりと変わります。自分の作品とあっているかは大事なポイントです。
私が今まで出店した屋外イベントのタイプを4つご紹介します。
- 桜など季節を楽しむイベント
- PR活動の合わせたイベント
- フリーマーケットと合わせたイベント
- イルミネーションとセットのイベント
桜など季節を楽しむイベント
公園などでは、 桜や紅葉を楽しむ季節ならではのイベント にお客さんが集まりやすいです。応募する人も多くなるので早めにチェックしておきましょう。毎年同じ時期に開催されるので、募集がいつかかるかも覚えておくと良いでしょう。
PR活動と合わせたイベント
ハンドメイドマーケットはお客さんが集まりやすいので、イベントのPRにもよく使われます。最近特に増えてきていると感じます。
例えば私が今までに参加したPR活動をご紹介します。
- 夏のスキー場のイベントPR
- 観光地のPR
- 今まで使われていなかったフィールドのPR
- 企業が主催のイベントの一部として
他にもメインのイベントを盛り上げるための催しの一部として、ハンドメイドマーケットが開催されています。
イベントによってはハンドメイドマーケットに慣れていない会場もあります。思ったより人が来なかったり、くるお客さんが自分の作品と合わない場合も。
どんな活動が一緒に行われるのかよく調べておくといいですよ。
フリーマーケットと合わせたイベント
ハンドメイドマーケットとフリーマーケットが合わさったイベント も時々あります。フリーマーケットだけれどもハンドメイドの出店ができるという場合も。
出店料も安く気軽に応募しやすいですが、フリマがメインの時は注意が必要です。
フリマを楽しみにしている人が多いと、高額なものは売れません。安く買い物をしようと人が集まるので、人は多くても購入してもらえない可能性があります。
また、フリマは朝一に人が一番集まります。外の会場だと始まる前からお客さんが入れるところも。いいものを買おうと朝にたくさん人が来た後は、あまり来なくなるのでのんびり過ごして終わってしまうかもしれません。
出店するときは ハンドメイドマーケットがどれくらいの規模か よく確認しましょう。
お祭りなど夜までのイベント
夏の夜も過ごしやすい時期は、お祭りなど 遅くまで開催するイベント もあります。
夜用の照明が用意されていますが、自分の作品に合わせたライトアップがあるとさらに魅力的になります。夜は客層も変わるのでより多くの人に作品を見てもらうチャンスです。
しかし、開催時間が長くなるので体力勝負でもあります。
屋外のハンドメイドマーケットに参加するメリットとデメリット
屋外のハンドメイドマーケットに参加するメリットとデメリットをご紹介します。
屋外ハンドメイドマーケットのメリット
屋外のイベントに参加するメリットを3つご紹介します。
- 大きなイベントが多く人が集まりやすい
- フィールドが広く1日中楽しめる
- 作品を立体的に並べられる
まず イベントの規模が大きいこと。 外で行うイベントはたくさん人を呼ぶために宣伝も内容もたっぷり。人が多く集まる可能性が高いです。通りすがりの人にもどんなイベントか伝わりやすいので、ちょっと立ち寄ってくれる人もいるかもしれません。
会場によっては長くいてくれる人も増え、しっかりと作品を見てもらうことができます。
会場が広く、他のお店や公園、ステージなどがあると出店としての楽しみも増えます。 ずっとお店にいるよりもイベント自体を楽しめると一石二鳥ですね。
屋外の出店はテントが必要なことが多いです。テントを立てるのは大変ですが、 展示できるスペースが増えるというメリット も。吊るしたり巻き付けたりと飾りつけのバリエーションも増えます。作品は目線の高さにあると目に留まりやすくなりますので、ぜひ活用してください。
屋外ハンドメイドマーケットのデメリット
屋外のイベントに参加するデメリットも3つご紹介します。
- 天気に左右されやすい
- 準備するものが多い
- 作品を保護する工夫が必要
まず 一番大きなデメリットは天気に左右されやすいこと 。台風や大雨など全く開催できない天気の時はもちろん中止になります。中止になるほどではなくても、雨が降るかもしれないと思うとお客さんも減ってしまいます。
気になる天気は雨だけではありません。 風や暑さも問題です。 風が強い日は作品が飛んだり棚が倒れたりと注意が必要に。せっかくきれいに並べた作品が飛んで行ってしまうのではないかと、気が気でなくなりますね。
夏は暑さにも注意が必要です。体力も使いますし、熱中症の心配も。テントだとさらに暑くなる場合もあり、お客さんも少なくなりがちです。
また、ワークショップをするときはあまり時間のかかるものはやりにくいです。
雨や風、暑さ対策のために 準備や工夫が多くなる のもデメリットです。屋内とは準備が変わるので移動も大変になります。
屋外のハンドメイドマーケットにおすすめのグッズ3選
屋外のハンドメイドマーケットに必要なグッズをご紹介します。
全てを最初からそろえる必要はありません。出店してみて必要だと思ったら準備してみましょう。
- タープテント
- 日差しよけのシェード
- アウトドアワゴン
タープテント
まず屋外でのハンドメイドマーケットに出店する場合はタープテントが必要です。
ワンタッチで一人でも立てられるものがあり、これからハンドメイドマーケットに参加しようと思う人は一つあるととても便利です。
屋内でも屋根部分の布を外すことができればフレームだけ使うことができます。ハンガーで展示しやすい布製品を作っている人には特におすすめです。
タープテントは風に飛ばされやすいので必ず重りを用意しましょう。
日差しよけのシェード
暑さや日差しよけ、雨除けにシェードがおすすめです。
屋外でタープテントだけでは、時間が経つにつれて必ず太陽の光がテントの中に入ってきます。作品の日焼けが心配な時は、日差しはできるだけ入ってこないよう対策しておくと安心ですね。
ワークショップをするときは日差しを避けられるとお客さんも過ごしやすくなります。一面だけでもシェードがあると便利ですよ。
アウトドアワゴン
ハンドメイドマーケットの出店では屋内外で活躍するアウトドアワゴン。特に屋外はテントなどいつもより荷物が多くなるので台車は必ず必要です。
駐車場から会場が遠い場合もあるので、一回で搬入できるのはメリットになりますよ。テントの中で荷物をすっきりまとめることができるのもうれしいですね。
屋外でのハンドメイドマーケットを楽しもう
屋外のハンドメイドマーケットには楽しみがたくさんあります。
屋内よりも準備するものが多くて大変そうと思うかもしれませんが、一度揃えてしまえば安心です。
フィールドも広く一日中楽しめるイベントが多いので参加する楽しみも増えます。
お店に立つ合間にぶらぶらとお散歩すると気分もリフレッシュ。ついつい他のお店や催しに夢中になってしまうこともあります。
天気の良い時期はみんな外に出たくなるもの。たくさんの人と出会える屋外のイベントは、新しいチャンスに出会えるかもしれない絶好の機会です。思い切って挑戦してみてくださいね。
やってみよっか?