大分は温泉だけじゃない！参拝するだけで運気UP！全国八幡神社の総本宮・宇佐神宮とは
神社にはお稲荷さんや天満さんなど色々ですが、いちばん多いのは全国に4万以上ある八幡さん。どこに住んでいても、近所にひとつは八幡神社があるといってもいいくらいの数です。
大分の宇佐神宮はなんとその総本宮でなのです。縁結びも、金運も、健康も、ご利益まとめて祈願できます。
1,000円以下
事前準備(難度) ■
経験(難度) ■宇佐神宮境内
広い境内
宇佐神宮はひとつの丘陵全体が境内になっていて、 国の特別史跡に指定 されています。参道には商店街が並び、宇佐神宮にちなんだお菓子のほか大分の特産物もあります。境内地の広さは約50万平方メートルで、イチイガシなどの樹林や、薄紅色の花が咲く蓮池もあり、本殿までの道のりには庭園や池も配置され、 散策しながら 少しずつ落ち着いた気持ちで心を静めながら向かうことができます。
途中やや勾配のきつい坂もあります。そこには モノレールが整備 されていますので、車椅子や高齢の方、ベビーカーがある場合はぜひ利用してください。ゆっくり1時間くらい掛けて、のんびりと参拝するのがおすすめです。
鮮やか！国宝の本殿
朱色の華麗な建物で、国宝に指定されています。中に入ることは出来ませんが、 3柱の神様に お参りすることができます。一之御殿は八幡大神(はちまんおおかみ)、応神天皇とされ、宇佐神宮の主神となっています。二之御殿は比売大神(ひめのおおかみ)、三之御殿は神功皇后(じんぐうこうごう)となっています。
本来主神の位置である中央に二之御殿の比売大神が祭られているのが謎らしいのですが、そんなところも 長い歴史 を感じさせます。参拝方法は2礼4拍手1礼で、左の一之御殿、中央の二之御殿、右の三之御殿と、順に参拝しましょう。
なんか変？呉橋
西側の参道にある檜皮葺き屋根付きの木造橋ですが、これが なんとも不思議な橋 。一瞬、電車かなと思いました。 橋と廊下が一体 になっているのです。鎌倉時代以前からあるとされ、呉の国の人(今の広島県ですね)が掛けたという伝承もあるようです。中には入れませんが、 十年に一度の勅祭 の時に扉が解放され、その際は一般の方も渡ることができるそうです。県指定文化財で日本百名橋の一つです。これは一見の価値あり。写真撮影も忘れずに。
宇佐神宮の基本情報
歴史
725年(神亀2年)に現在の地に一の御殿が造営されたとされますが、様々な文献に寄ればその100年以上前から福岡県飯塚市の大分八幡宮が宇佐神宮の本宮であるとか、宇佐神宮の元宮は、福岡県築上郡築上町にある矢幡八幡宮(現金富神社)であるという説や、大分県中津市の薦神社(こもじんじゃ)という説もあり、はっきりしたことは分かっていません。いずれにしても 1300年以上の古い歴史 があります。その後733年に二の御殿、823年に三の御殿がお祀りされていきました。
所在地・参拝案内情報
- 住所：大分県宇佐市南宇佐2859
- TEL：0978-37-0001
- 参拝時間：4月～9月 5時30分～21時、10月～3月 6時～21時、祈祷の受付は9時～16時
- 交通アクセス
車の場合：東九州自動車道「宇佐ＩＣ」から国道10号線へ約6キロ
駐車場は、宇佐神宮表参道駐車場など周辺に4箇所あり、普通車料金は300円から400円です。
電車・バスの場合：JR九州日豊本線宇佐駅から、大交北部バス「四日市」「中津」行き乗車、「宇佐八幡」バス停下車 乗車時間約10分
タクシーの場合：JR宇佐駅から約15分
大分空港からの場合：「中津・宇佐・豊後高田方面 大分空港リムジンバス」に乗車、「宇佐八幡バス停」下車
- 御朱印等について
「宇佐宮御祓会絵図」を模した朱色･紺色と、御神紋をイメージした白色の3種の御朱印帳があります。1冊1500円 ※朱印記帳代として別途300円。ほか、宇佐神宮オリジナルのお守りなどを買うことができます。
おすすめの宇佐神宮の祭事
- 流鏑馬神事 、8月1日開催。馬に乗った弓馬術礼法小笠原流が射手となり見事な弓矢を見せてくれます。
- 例祭、3月18日開催。皇室より神前供物を賜り斎行される宇佐神宮で 最も重要な祭典 で、宇佐祭ともいわれます。
- 勅祭、10年に一度斎行、前回は2015年だったため、 次回は2025年 か。天皇陛下が勅使を遣わせる祭りで、呉橋などの一般開放が行われます。2025年が近づいたら日程など詳細を確認しましょう。
温泉のみならず、神社も楽しめる大分県
九州は地理的にいっても大陸と朝鮮半島に近く、古代から発展してきた地域です。なかでも福岡と大分には重要な神社が点在します。大分には別府と由布院という超メジャーな温泉地がありますし、大分へ行くなら宇佐神宮は外せないスポットです。
やってみよっか？
