絶景スポット&大自然満喫ツアー4選! 日本海側で一番大きな半島「能登半島」 image

絶景スポット&大自然満喫ツアー4選! 日本海側で一番大きな半島「能登半島」

風光明媚な景勝地が半島全体に広がる能登。金沢へ旅行に来たなら、あと1日プラスして能登の大自然、絶景、グルメを満喫する旅に出かけてみませんか?南北70kmの能登半島は車があれば金沢からでも日帰りで周遊ができます。のんびりと能登を満喫したいゆったり派の人は和倉温泉での宿泊がおすすめ。

この記事では能登半島の歴史や基本情報、必見ポイントをご紹介。次の旅行を楽しむヒントにぜひお役立てください。

能登半島の基本

能登半島ってどこにある?

日本列島のほぼ真ん中に位置する石川県にあり、日本海に向けてひょこんと突き出した半島が能登半島。 能登半島はよく左手親指の形に例えられ、親指を少し曲げたときの付け根が金沢とすると、第一関節の内側が和倉温泉で有名な七尾、外側が輪島あたりになると言われています。南北約70kmにのびる半島は、日本海に面した断崖絶壁が続く外浦と富山湾に面し波静かな内浦とではそれぞれ異なった風景に出会うことできます。

能登へのアクセス

  • のと里山空港(能登空港)から入る場合

空港から能登の各地へは、輪島市や珠洲市、七尾市など5つの目的地で乗り合いタクシーの「ふるさとタクシー」が運行

  • 鉄道で入る場合

金沢駅~JR七尾線(七尾行き)で約1時間10分、七尾駅~のと鉄道(穴水行き)で約35分、穴水駅からは路線バスや特急バスが運行

能登の絶景はどうやって生まれた?

約2,000~2,500万年前の火山活動と約500~約1,000万年前の隆起と沈降の繰り返しによって能登半島は誕生し、約100万年前の地殻変動により現在の形になったとされています。 長い年月をかけて海や風によって浸食されてできた自然の造形美はまさに大自然が生んだアートそのもの。 特に日本海の荒々しい高波によって形成された外浦の能登金剛は、海岸沿いに約30kmの奇岩断崖のオンパレードで見どころが多数!中でも巌門(がんもん)は、日本海の荒波が数千年をかけて岩を削ってできた自然の洞窟で幅6m、高さ15m、奥行き60mにもわたる能登随一の奇岩です。

内浦では、珪藻土でできた高さ28m、周囲400mにもなる見附島(みつけじま)が人気スポット。 その形から別名・軍艦島とも呼ばれるこの無人島には、引き潮の際に海中から踏み石が現れ島のすぐ近くまで歩いていくことができます。今もなお側面が波浪浸食によって削られ少しずつ形を変えてきていると言われています。

能登半島の見どころ

輪島朝市

海の幸、山の幸を物々交換する場から広がった輪島朝市。 その歴史は古く起源は平安時代とされ、今日まで千年以上続いているのは驚きですよね。長い歴史がある輪島朝市は、千葉県の勝浦朝市、岐阜県の飛騨高山朝市とともに日本三大朝市の一つに数えられているのも納得です。毎朝8時過ぎ~11時30分まで、200以上の露店が通りの両側にギッシリと並び、新鮮な海産物をはじめ一夜干しや野菜、草花、工芸品に至るまで多彩な能登名物に出会うことができます。 朝市に店を出すのはほとんどが地元で漁業や農業を営んでいる女性たちで、「こうてくだぁ!(=買ってください)」と呼びかける元気のいい女店主との会話も楽しみの一つです。

白米千枚田(しろよねせんまいだ)

日本海に面した急斜面に作られた美しい棚田で、幾重にも段になる田んぼの数はなんと1,004枚を数えます。 四季折々の風景はもちろん、1日を通しても時間によって異なった表情を見せる景観は、まさに絶景の一言に尽きます。日本の棚田百選に認定され、国の名勝にも指定されている白米千枚田は、2011年に「能登の里山里海」の構成要素として日本で初めて世界農業遺産に認定されました。田んぼ1枚1枚の面積が小さいため、耕運機も入らない狭さのため、手作業で米作りが行われています。

上から下までの棚田の高低差は約50mほどあり棚田内の歩道は急こう配なので、棚田を歩く場合はヒールのある靴は避けスニーカーなど歩きやすい靴で訪れるのがベストでしょう。 毎年10月中旬~3月中旬にかけて開かれるイルミネーションのイベント 「あぜのきらめき」 では約2万5千個のLEDライトが棚田を彩り、ロマンティックな風景を楽しむことができます。

珠洲岬(聖域の岬)と青の洞窟

能登半島先端に位置する珠洲岬(すずみさき)は、複雑な入江のため長らく未踏の地とされてきました。 富士山、長野県の分杭峠とともに 日本三大パワースポット とされ、自然界のパワーが集中する場所とも言われています。

神秘的な珠洲岬は別名、聖地の岬とも呼ばれ、自然界の強大なパワーを求めて全国から多くの観光客が訪れています。そんな珠洲岬には、奥行約100m、高さ約20mの 「青の洞窟」 と呼ばれる洞窟があり、入場チケットを購入すれば、整備された道を歩いて洞窟内にアクセスすることができます。天候や時間帯があえば、洞窟内に透き通った光が差し込み、神秘的に青く輝く海を堪能することできますよ。また、 「スカイバード」 と呼ばれる高さ約9.5mの空中展望台から珠洲岬が一望でき、人気の絶景スポットになっています。

能登を満喫するおすすめツアー

バスなら楽々!奥能登の絶景を一気に巡るツアー

公共交通機関ではアクセスしづらい能登を観光するのにおすすめのバスツアー。 輪島朝市や白米千枚田、聖域の岬など能登の必見スポットの他に、能登半島の最先端に立つ白亜の禄剛埼灯台や日本で唯一 車で砂浜を走れる海岸・千里浜なぎさドライブウェイまで、 奥能登の見どころをギュッと凝縮した能登観光の決定版 です。SNSでも話題のスポットやフォトジェニックな場所が随所に散りばめられており、シャッターチャンスが盛りだくさん!ランチには新鮮な海の幸を使った海鮮丼など、ここでしか味わえない能登グルメが楽しめるのもポイント。 金沢駅発着 なので、金沢を拠点とした日帰り観光に、電車を利用した他エリアからの小旅行に最適です。

能登の人気スポット!ハイディワイナリーのワインと絶景ドライブを一度に楽しむには

せっかく来たなら!ワインも絶景も一度に楽しみたい方におすすめの日帰りバス。能登で徐々に知名度を上げている 「ハイディワイナリー」と絶景スポット白米千枚田や世界一長いベンチ、千里浜ドライブウェイ など見どころを網羅した欲張りなツアーです。ハイディワイナリーでは試飲も含まれていて気兼ねなく飲めるのもバスツアーの嬉しいポイント!ぶどう畑やビーチを眺めて癒されてみてください!

恋にご利益あり!?貸切タクシーでパワースポット巡り

パワースポットが集まる能登で運気上昇&良縁祈願! 金沢発の貸切タクシーで日本三大パワースポットのひとつ珠洲岬や縁結びの神様大国主神を祀るお社の氣多大社などを巡ります。氣多大社には、叶った恋話(恋愛話)・叶った願い事が8万件近くも報告をされているそう。ここでは大切な人との心と心の結びつきを祈願しましょう。「えんむすビーチ」と呼ばれる七尾北湾の恋路海岸から見附島(別名:軍艦島)までの約3.5kmの海岸にも立ち寄ります。悲恋物語の伝説が残る恋路海岸では、物語の男女2人を偲ぶモニュメントがあるほか、カップルで鳴らすと幸せが訪れると言われるハート型の幸せの鐘が設置されています。カップルでお越しの際は、ぜひお二人の末永い幸せを願って鳴らしてみてください。

おもてなし日本一の「加賀屋」に宿泊&和倉温泉でゆったり1泊2日

開湯から1,200年の歴史を持ち、おだやかな七尾湾に面した和倉温泉。 日本でも珍しい 「海の温泉」 として、北陸はもとより全国的にも人気の温泉地です。和倉温泉の中でも一番格式が高く日本を代表する 名旅館「加賀屋」 は、プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選に36年連続総合1位という快挙を達成。お出迎えからお見送りまで、従業員一人ひとりのホスピタリティあふれる日本一のおもてなしに感動すること間違いなしです。誰もが憧れる日本最高峰の旅館で、能登の豊富な海の幸メインの会席料理ともに海の眺望や歴史ある温泉で癒され、至福のひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?

子どもと一緒に自然に親しむ!能登島ちびっこ探検隊

夏休みの自由研究に、親子での思い出づくりにぴったりの自然体験ツアー。 和倉温泉エリアが集合・解散場所なので、ゆっくり和倉温泉に連泊するご家族におすすめです。能登の自然を熟知した元環境コンサルタントによる案内で、能登半島に浮かぶ能登島の恵まれた自然を五感で感じてみましょう。自然に生きる生物を身近に触れることで、お子様の成長や興味などを発見するきっかけになるかもしれません!

日本の原風景と美味しいグルメを探しに「能登半島」へ

能登半島は広範囲に見どころが点在しており公共交通機関が発達していないため、能登の主要な観光スポットを巡るなら、効率よく回れる観光バスツアーや貸切観光タクシー利用がおすすめです。日本海が産んだ大自然や、新鮮な魚介・野菜・魚醬いしる・地酒などの能登グルメ、日本の原風景が広がる風光絶佳なスポットなど金沢とはまた違った魅力を発見してみてくださいね。

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