奈良・長谷寺で仏教文化に触れる旅
奈良県桜井市にある長谷寺は、近鉄大阪線の鶴橋駅から約50分の長谷寺駅から、歩いて約20分のところにあります。
四季折々の美しさを持つ山寺です。
静かな町にあり、空気も美味しくお坊さんも気さくに話しかけてくれるので、気軽に仏教文化に触れることができました。
大阪から奈良へ
近鉄電車で都会から自然豊かな奈良の景色を車窓から楽しもう!
大阪のコリアタウンで有名なJR鶴橋駅から近鉄電車に乗り換えて、1時間ちょっと。
山々に囲まれた長谷寺駅に到着します。
昭和時代のような駅舎から、新鮮な空気を吸いながら、大人の足で歩いて約20分程で長谷寺につきます。
都会の景色から奈良県に入るにつれて素朴な景色に変わるので、見ているだけで癒されます。
美しい和の風景、精神に癒される
どうしても山をご本尊にしているので、本堂まで階段が辛いですが、よく手入れされたお庭を見ながら続く道は、一番上の本堂につくまで、心が洗われるような不思議な気持ちになります。
そしてその階段は、立派な木造づくりの屋根に石畳の階段、天井には美しい和風のランプがあり、足を止めて眺めるのもよし、写真を撮るにも最適です。
私が訪れたのは紅葉の秋でしたが、四季折々のお庭の風景を楽しむことができるそうです。
本堂で参拝したあとは、境内にある京都の清水寺の舞台のようなスペースがあります。
そこから見える景色は山々の自然をゆっくり見渡せて、平日に訪れていたこともあり人混みも少なく、ゆっくりその美しい景色を堪能できました。
お坊さんも気さくに話しかけてくれて、結婚式の写真撮影は挙式せずとも撮れるとか、秋の特別御朱印もありますなど、仏教とは違う話しで笑わせてくれました。
期間限定ではありますが、観音様とご縁が結べる結縁の証「五色線」を左腕につけていただき、魔除けをしていただけたので、ぜひその時期に合わせて訪れるのも、素敵な思い出になります。
こちらも特別参拝期間になりますが、観音様のおみ御足様の足を磨かせていただき、願い事ができる貴重な経験をしました。
よく観音様の足を見てみると、沢山の方が磨かれ願いが詰まっているのか、綺麗に光っていますが傷がたくさんついています。
最初は私もお願い事をしていたのですが、磨いているうちに涙がでてきて、今まで些細なことを不満に思っていた自分が恥ずかしくなり、日々の生活に感謝することができました。
まだ新種のウイルスがでてきて、落ち着かないこんな世の中だからこそ、より惹かれるのかもしれません。
その他にも病気の身代わりになってくださるありがたい仏様もいらっしゃるので、ご家族や友人と訪れるのもいいですし、1人でこっそり行って心洗われるのもいいかもしれません。
仏様の世界はちょっとと言う方も、ご安心ください。長谷寺には、様々な御朱印や可愛いお守りや置物もありますので、ちょっと不謹慎かもしれませんが、そういった小物を見て楽しむのも旅の醍醐味です。
長谷寺周辺にある草もち屋さんや、カフェで歩き疲れた足を労わる
お参りが終わった後は、沢山歩いたのでお腹が空いてきました。
そこでお薦めなのが、総本舗白酒屋本店の草餅です。注文すると目の前の鉄板で焼いてくれるので、熱々の草餅が食べられます。
味も甘さがある餡子に、ほんのり葉っぱの味がして疲れた体にしみわたります。
お店の方に伺うと、草餅はこの辺りの名物だそうで、他店との食べ比べもいいかもしれません。
その他にも、建物が登録有形文化財指定されている、”長谷路”というお蕎麦屋さんもありましたが、17時前にお店が閉まっていたので、長谷寺駅近くにあるカフェに入りました。
そのお店は、ゲストハウスも兼ねているカフェでした。
メニューは、コーヒーや小倉トースト、チーズケーキが自慢のお店です。
コーヒー豆は、タイのチェンライのモノを使用していて、マスター曰く自慢の豆だそうです。
味は苦すぎず、酸味もほどほどなので飲みやすかったです。
日が沈むと辺りが真っ暗になるのですが、このカフェ兼ゲストハウスは駅前にポツンと灯りを灯しているので、1日の終わりにホッと一息つけました。
まとめ
奈良の長谷寺の旅は、仏様と美味しい食べ物が私の心を癒し穏やかにしてくれた旅でした。
ぜひ皆さんも訪れて、日ごろの疲れを取りに来てください。
やってみよっか?