【ルワンダ旅行】現地に行ったら食べたい!ルワンダの食材や料理をご紹介
コーヒー産業が有名な東アフリカの内陸国ルワンダですが、コーヒー以外にも、日本ではなじみのない食材や料理がルワンダにはたくさんあります。また炭水化物の割合が多く、主食のレパートリーが多いのが特徴です。
今回は、ルワンダに行ったら食べたい現地ルワンダの食材や料理をご紹介します。
こんにちは!ライターMiruです。
ルワンダ料理と聞いて、皆さんは何か思い浮かべますか。日本ではほとんど知られていないルワンダですが、日本にはない食材も多く、独自の様々な伝統料理が存在しています。
今回は、ルワンダに行ったら食べたい現地料理や食材を、実際にルワンダ旅行へ行った筆者が経験のもとご紹介します。ルワンダを訪れる方は是非参考にしてみてください。
食材編
プランテーン(食用バナナ)
ルワンダでは、主食の種類が豊富なのですが、その一つがこちらのプランテーンと呼ばれるバナナです。バナナと言えば甘くてデザートなどに使われるイメージですが、こちらのバナナは主に食事に使われ、主食の一つとされています。見た目は皮が緑色をしていて、まるでジャガイモのような味わいで、穏やかな味が日本人も親しみやすいと思われます。様々な食べ方をされますが、基本的に煮込み料理として使用されます。
キャッサバ
プランテーンにも似ていると言われますが、キャッサバは芋の一種で煮たり焼いたりして食べられます。日本では馴染みがないですが、タピオカの原料にもなっています。じゃがいもに近い味でもちもちした食感で主食としても食べられます。
ルワンダではこれら芋類以外にも豆類や、日本のように米やパスタも主食として食べられています。まだまだ発展途上で貧しさもあり、空腹をしのいだりエネルギーを得るため、主食の割合が多く見られます。
ヤギ肉
羊肉などを食べる地域は聞いたことがある人も多いかもしれませんが、ルワンダで一番手に入りやすいのがヤギ肉でよく食べられます。特に匂いや味の癖は強くなく、 牛肉に似たような食感 ですので、是非挑戦してみてください。食べ方は煮たり焼いたり色々です。
ピリピリ(Pili-Pili)
こちらは食材ではなく調味料ですが、上記紹介のヤギ肉や食用バナナの料理などにかけて使われる唐辛子の ルワンダの代表的な調味料である 「ピリピリ」です。味やにおいはなく、ただただ辛いですが、料理の味変や肉・魚の臭みが気になるときに便利です。辛い物が好きな方におすすめ!
料理編
イソンベ (Isombe)
こちらは、先述したキャッサバの葉をすりつぶし、ピーナッツパウダー、タマネギやトマトなどの野菜を入れて煮込んだものです。見た目は緑のドロドロしたもので警戒してしまいそうですが、キャッサバの葉はクセや苦みがなく食べやすいです。これを主食の芋やお米にかけて合わせて食べたりします。
ウガリ (Ugali)
トウモロコシ粉やキャッサバ粉を練ってつくられるアフリカ伝統の食べ物 ですが、ルワンダでは「ウガリ」と呼ばれます。しっかり炭水化物な上、味もほとんどないため、白米のようにおかずと合わせて食べるのが一般的です。
アガトゴ (Agatogo)
先ほど紹介した食用バナナを肉やスパイス、トマトソースとともに煮込んだトマトベースの煮物料理で、味付けは塩だけとシンプルであるのがポイントです。
ビュッフェ (Rwanda Buffet)
ルワンダでは文化として、地元の人たちは 主に昼食にビュッフェスタイルの食事 をとります。これまで紹介した芋や米、パスタ、豆などの炭水化物の主食と、イソンべなどをソースとしてかけて、メイン料理としてお肉を盛り付けられます。
ビュッフェスタイルとはいえ 盛り付けは一回までで、お肉は2,3個までと決まっている ので、たくさん食べたい方は、いかに皿にうまく乗せられるかがポイントです。地元の食堂などで食べられますが、肉や野菜、炭水化物も取れてボリューミーなのにお財布に優しい値段設定であるのが魅力ですよ。
ブロシェット (Brochettes)
こちらはヤギ肉の串焼きでブロシェット (Brochettes)と呼ばれています。ジャガイモとのセットであることが多く、しっかりした味がしみ込んだヤギ肉と素朴な味のポテトが絶妙なハーモニーを醸し出します。スナックやお酒のおつまみにもピッタリな一品です。
ルワンダビール
お酒好きの方が気になるのがビールではないでしょうか。ルワンダにはルワンダビールが製造されており、中でも王道であるのが、北部のヴィルンガ国立公園に由来して名づけられている 「ヴィルンガ(Virunga)」 です。また、ルワンダ限定ではありませんが中央アフリカ地域で有名な 「ミュッツィグ(Mützig)」 はあっさりしていて飲みやすいです。
バナナワイン・ビール(urwagwa)
また、先ほど紹介した食用バナナを発酵してつくられた、バナナワインやバナナビールというものがルワンダには存在します。ルワンダでは「 ウルワグワ(urwagwa) 」と呼ばれます。度数も高めでアルコール感もありながら、バナナの味もしっかり感じられ甘みがあるので、ビールの苦みが苦手な方にもおすすめです。バーなどに行くほか、スーパーマーケットでも見かけられます。
ルワンダコーヒー
ルワンダといえば、高地である地形が活かされたコーヒーの生産大国です。日本への輸入も年々増えておりじわじわと注目を浴び始めています。
ルワンダ産コーヒーは近隣国のコーヒーともまた異なり、一般的に フルーティーでまろやかな味 で、酸味もなく飲みやすいと言われています。美味しいコーヒーが現地ではお財布に優しく堪能できるチャンスです。
ルワンダティー
世界どこへ行っても紅茶は飲まれていますよね。実はコーヒー同様にルワンダではお茶の栽培も多いです。紅茶好きの方は是非他国のものと比べてみてはいかがでしょうか。
ルワンダ料理に挑戦しよう!
いかがでしたか。
今回は、ルワンダに行ったら食べたい現地料理をご紹介しました。
日本ではなかなか見ないものが多いですが、 比較的癖がなく薄味で、日本人の口に合いやすい食物や料理が多い です。また、 炭水化物(主食)の割合が多いのも特徴 であることがわかりました。
ルワンダを訪れたら是非これらの料理を注文してみてくださいね。別記事にて ルワンダの首都キガリでのおすすめレストラン・カフェ も紹介しているので合わせて見てみてください!
やってみよっか?